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2013年12月21日

亀岡盆地から保津峡へ(4)「紅葉の神吉から保津峡へ」

無料ブログの制約があるため、大きいサイズの写真24枚分はコチラからご覧ください。
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https://www.icloud.com/iphoto/projects/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;6316B38B-6C7D-48DF-8DF3-9B69171DDB8C




a.「今どき絵ハガキなんてまだ売ってるんやろか」、そう思いつつ、ホンマ絵ハガキみたいやなあ、

b.あまりに構図が出来過ぎててCGみたいっす、神社ですか、ここ、

a.いつも素通りしてた日吉(ヒヨシ)神社、前々から立派な杉の御神木(ゴシンボク)が目を引いてたけど、境内に入るのは今回初、驚くほど美しい紅葉なのに、誰もいなかった、

b.2009年11月8日、日曜日の晴れた昼さがりなのに、もったいないっすね、

a.右奥に見えてる山がたぶん愛宕山(アタゴヤマ)、あの中腹(チュウフク)あたりをうねうね細道が通っていて、保津峡・嵯峨野へ行けるんや、

b.じゃあこのまま道なりでいいんすか、

a.そんなに道の選択肢もないから、迷うこともほぼ無さそう、

b.登りは?

a.大きなため池の先から少し登らされるけど、それもじき終わって、あとは保津峡まで延々下るばっかしや、

b.これがその溜め池っすか、登り手前の、

a.廻り田池、「メグリダイケ」っていうんやろか、道にそって細長くつづく人工的な池、

b.しかし、ここ、道広いっすね、

a.国道477号線、3ケタでもちょっと格がちがうな、

b.しかし、我々は池とともに国道とも分かれ、急な登りに入ってゆきます、そんな坂の途中に突然現れる、映画のロケに使えそうなかやぶきの民家、

a.もともとは明治天皇も診察したと言われる名医の屋敷で、現在は京都市の文化財になってるそうや、

b.お屋敷そばの大イチョウはまだ青かったけど、そのすこし先、樒原(シキミガハラ)の神社にそびえるこのイチョウは見事な色づきです、

a.ここで休憩しよう、原神社のすみっこの石段のぼって、



b.棚田のながめと相まって、ずっと居たくなる場所ですね、ここ、

a.気持ちが落ち着くなあ、ヒトもクルマもほとんど来ないし、小鳥や風の音がするくらい、

b.登りはもうこれくらいっすか、

a.あと数分ほど登れば、あとは下りっぱ、

b.なるほど、同時に集落もとぎれて薄暗い杉の森に突入しました、

a.下りで快適やけど、ちょっとストップ、いつもの池が下の方にチラッと見えてる、



b.この池はいつ見ても良いすね、

a.この角度からしか見下ろせないんで、なおさら貴重な感じがするなあ、

b.何池でしたっけ、

a.あまりに平凡な名前で忘れてもうた、池のほとりに案内板があったんやけど・・・

b.池の木も紅葉してますね、

「山奥の小さな池のモミジかな」、

a.さあ、あとは水尾の集落からゴールの保津峡までほんの少し、

b.逆からだと登りっぱできつい道ですけど、ウソのように楽ちんですね、こっちからやと、

a.「人間がダメになるよな下りやな」、

b.そんなこと無いでしょう、ここまで自力で登ってきたんやし、ところで、ここ水尾(ミズオ)の里も見事に色づいてますね、



a.交通の便が悪いので今や限界集落になってしまった水尾地区、でも、素晴らしいところやなあ、

b.ゆずの里なんすね、ゆず湯の旅館があったりで、

a.うむ、「モミジ愛(メ)でゆず湯へひたる水尾(ミズオ)かな」、

b.ところで、保津峡ゴールっておかしくないすか、ふつう少し先の嵯峨野がゴールでは、

a.確かにそうなんやけど、この季節の嵯峨野は観光客で一杯やからなあ、オマケにそろそろ疲労もピークで、なるだけ早く家でゆっくりしたいし、

b.なるほど、写真もラストは保津峡の見事な紅葉ですし、じゃあここでお開きとしますか、



a.そんでええ、

b.じゃあ今回の旅のまとめを簡単にお願いします、

a.嵐山のアパートからもよりのJR嵯峨嵐山駅へ向かい、保津峡をトンネルで抜けてわずか4駅先の並河駅へ輪行、JR山陰本線にそうように亀岡盆地をなぞり、紅葉峠から山路へ、神吉(カミヨシ)から樒原(シキミガハラ)、水尾(ミズオ)と山里の紅葉を愛でつつ保津峡へ、

b.カメラは、

a.オリンパスのミュー1050SW、もっと良いカメラで撮りたかったけど、小さいレンズながら、なかなか健闘してるやろ、

b.まあ欲言ったら切りないですし、この小さなボディーでこんだけ撮れたら、充分じゃないすか、



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