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2024年11月27日

来年の誕生日には PENTAX K-3 Mark III Monochrome を…

社長、新品のカメラとレンズ、セット購入したらお安くできません?

じゃあ、150万の所をがんばって100万で、

じゃあ発売前のカメラに高級レンズ2本付けて予約注文したら、どれほどお安くできます?

せやなあ、ここは思い切ってポッキリ価格の200万・・・予約品やし前金としてとりあえず20万振り込んでね、

ちなみにポッキリ価格ってなんすか、

端数(はすう)を繰り上げ・繰り下げして見た目をスッキリさせた価格表示のことや、

ほんでもって、カメラもとうとう100万円ポッキリの時代に突入すか、

カメラはもともとドイツが本場で、貴族しか手が出せないほど高級な精密機械やったけど、戦後すぐ日本のカメラメーカーと日本国政府ががっちりタッグを組んで世界進出に挑戦した結果、高い性能は維持したまま大幅なコストダウンに成功、ようやく庶民でも買えるようになって世界的なカメラブームになったんやけど、便利なスマホカメラに押されて、だんだん戦前の高級路線にもどりつつあるような、

しかしYouTube観てますと、写真好きのみなさん、ああでもないこうでもないと色んなカメラメーカー渡り歩いて、そうとう散財してますね、

カメラは魂(たましい)を写す機械やから、おカネがもったいないとか、そんなん関係無くなって来るのが魅力でもあり恐怖でもあるなあ・・・まあ趣味の世界はどこも同じやけど、

魂(たましい)が関係するんすか、工業製品なのに、

冷静に見れば工業製品やけど、シャッター回数が増えるにつれて、だんだん冷静さが失われて、かわりにソウルフルな(=魂をゆさぶるような)気分が高まって、気づけばけっこうな買い換えと散財を繰り返すように、

いわゆるカメラ沼・レンズ沼という、

この沼に入ると、ひたすら次のレンズやカメラが欲しくて欲しくて、経済観念がどんどん薄くなって、お父さんがこの趣味にハマると、とりあえず家計をやりくりするお母さんが大変や、

それでメチャ高価なライカとかハッセルとかに手を出し始めるんすか、もうすでに国内メーカーの最高級カメラを持ってても、それに満足できず、

一流カメラマンになればなるほど、それを止めるヒトも居なくなるから、せっかくかせいだおカネもじゃじゃ漏(も)れや、

こうなるとカメラメーカー側の思う壺(おもうつぼ)すね、カメラでいい仕事してもらった上に、より高価なカメラもどんどん買いそろえて、さらにYouTubeでもカメラ愛を熱く語ってくれますし、

そういう意味では、一般庶民のほうがずいぶん冷静なわけで、たいがいな事ならスマホでじゅうぶん用が足せることを知ってるから、高価で重くかさばるカメラにはぜったい手を出さへんし、そうなるとカメラメーカーとしても、かしこい庶民よりカメラ沼レンズ沼の住人用に高価なカメラやレンズを作り始めるわけで、

それでペンタックスさんからもモノクロ専用機が登場したと、

しかし実売価格が80数万円もするソニーのフラッグシップ(最高機種)に比べたら半額以下やしお安いもんや、

もしかして買おうとかしてません?

たしかにオイラも片足は沼につかってるし、なんかメチャ憧(あこが)れがあって・・・というのもモノクロだけに特化したカメラって、国内ではペンタックスさんしか作ってないし、センサー構造からして違うから、出てくる画像も根本的に高品質なわけで、

変な話ですけど、今もこうして打つほどに、このスッキリ感が身にしみるワープロ専用機『ポメラ』ともなんか共通点あるような、

単色のシブい外部カバーも、日本古来の筆記具に敬意を表したつや消しの墨色(すみいろ)を思わすダークグレイ一という!


今はこの動画とは真逆にカスタムして、黒い画面にひたすら白い文字を打ち続けてるけど、だんだん自分の分身みたいにしっくり来るもんなあ・・・カラフルで多機能なパソコンやタブレットや携帯では決して味わえない静かな世界というか、余分なノイズがいっさい入って来ない稀有な(けうな=まれな)空間というか、

サイズも機能も必要最低限に抑えて液晶画面からも色、さらに電子音まで無くすことで、これほど豊かな気分になれるとは、

ひとことで白い文字とは言っても、輝度(きど)を微調整して今の自分にピッタリな明るさで作業できるわけで、これもモノクロ写真的こまやかさというか、

色があると四方八方(しほうはっぽう)に気持ちが拡散しますけど、モノクロだと線や形やグラデーション(陰影)に気持ちが集中して静かな気分になれますし、

そういう意味では、カメラにあるいろんな撮影モードのひとつにモノクロがあるというのも大いに疑問で、

カラー設定のひとつにモノクロがあるというより、カラーとモノクロという大きな2つのジャンルと考えたほうが正確ですね、

という意味では、モノクロフィルムからカラーフィルム中心の時代になった時点で、すでにカメラはひとつの完成した時代を閉じたと見るべきかも、

そう考えると、この時代にあえてモノクロに特化したカメラを作るというのは、非常に高い文化的な価値がありますよね、非常に趣味性の高いカメラになりますけど、

他メーカーへ浮気するでも無し、フルサイズへ向かうでも無し、財布のヒモはかなり固いオイラやけど、ペンタックスさんの APS-C モノクロ専用機・・・これだけは来年の誕生日に思い切って購入してシャッター切りまくって失敗と成功を繰り返しながら、モノクロ専用機ならではの面白さを徹底的に味わいたいもんやなあ、

レンズ沼カメラ沼の重鎮(じゅうちん=ぬし)赤城先生も大満足!


ペンタックス好きもほとんど取り上げないのですが、他社に無い独自の存在感を主張してるのがモノクロ赤外調。青空の青はより黒く、新緑は真っ白という一見やり過ぎとも思える強烈なコントラストですが、使う場面やその効果が分かってくると、他では得られない非常にコクのあるモノクロ画像が生成されます。ちなみに、ほんまもんの赤外線カメラは特定の研究機関用に販売されていて個人向けには購入できないとのことです。

赤外線カメラPENTAX KP IR について
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp-ir/


PENTAX KP HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR モノクロ赤外調
IMGP2081.JPG
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