えー、今回は色欲の大罪司教カペラ・エメラダ・ルグニカについて考察していきたいと思います。ネタバレ要素も含むので、まだ読んでいないという方は以下のリンクからどうぞ。
カペラ・エメルダ・ルグニカについて
魔女教大罪司教色欲担当である「カペラ・エメラダ・ルグニカ」。その権能はいろんな姿に変貌すること。それは自身をいろんな姿に変えることもできるし、また他の人を変えることもできるようです。「ルグニカ」を名乗っていますが、ルグニカ王族の生き残りなのかどうか確証はないですね。
また、彼女の体には龍の血が混ざっており、水門都市での戦いでクルシュ様とスバルに龍の血が混ざった血を傷口に流し込みました。スバルはその体質からか龍の血を受け入れられたみたいですが、クルシュ様は受け入れることができず斑に黒い血管が浮かび上がって衰弱していました。
ルグニカ王国との繋がり
カペラ・エメラダ・ルグニカはなぜかルグニカを名乗っています。ルグニカとは王国の名前でいわゆる王族です。このことに関してはまだわかっていません。
ルグニカ王家について。ルグニカ王族は過去に滅びています。それは3大魔獣黒蛇がルグニカを襲ったとき、ルグニカ王族が病に侵されたためです。生き残りはいないとのことでした。
しかし、水門都市プリステラで現れたカペラという名の色欲の大罪司教はルグニカを名乗りました。これは本当なんでしょうか?
カペラ・エメラダ・ルグニカは、体に龍の血を流しています。龍の血は、ルグニカ王家が代々伝えてきた秘宝。彼女がルグニカを名乗っていることと龍の血を体内に持っていることは何かがあるとしか思えないですね。
んー、本当に彼女がルグニカの生き残りだったとして、彼女が生きている理由はおそらく龍の血でしょう。龍の血は、「枯れ果てた大地に豊穣の恵みを与えることができる」というもの。龍の血を受け入れた?スバルの足の傷が治っていたことから、黒蛇に襲われた彼女が生きるために龍の血を流し込み、受け入れることに成功したから生き残ることができた。これなら考えられます。
これはあくまで彼女が本当にルグニカ王家の生き残りだったとしたらという仮定の話です。そして、その後かそれ以前かはわかりませんが、彼女のもとに福音が訪れ、大罪司教となったということなら可能性はあるんじゃないでしょうか?
変貌によって変えられた市民
彼女の権能である「変貌」によって市民がハエやトカゲにされてしまいました。いまだに元に戻す方法は不明ですが、そもそもの権能というものが呪法なのかそれとも何か他の物なのか、それ次第ではないかなと思います。
呪法であった場合、解くのは困難の可能性が高いです。呪術は一度発動したら最後止めることはできないとされています。発動前であれば術式を解除することで解くことは可能であると。もし、権能である「変貌」が呪術の類であるとすれば、すでにハエやトカゲに変えられた市民は呪術の発動後ということになってしまうので、解除は困難であるかなと思います。
ですが、ペテルギウスの「見えざる手」のように魔法のようなものもあるので、権能が呪術であるかどうかは定かではありません。そこがわかれば解決の道が開けるかもしれませんね。
星座との関連性
カペラは、ぎょしゃ座α星の別名で冬のダイヤモンドを形成する恒星のひとつです。カペラとは、ラテン語で「雌ヤギ」を意味しています。 参照 Wikipedia
ぎょしゃ座にはいくつか神話がありますが、その神話は主に山羊を抱えた男(星図より)についてのお話です。カペラは星図からわかるように山羊を表しているのですが、それらの神話にはあまり山羊についての記述がありませんでした。
わかったことといえば、幼少時のゼウスに乳を与えていたとされているのがその山羊であるということです。星図はゼウス?と山羊で描かれています。そして、その山羊の名がアマルテイア(ゼウスの育ての親)です。ちょっとごちゃごちゃしててよくわからないですねw
アマルテイアは、自身の角を1本折ってゼウスに捧げたとされています。その角からは食べ物が湧き出たとも言われています。 参照 Wikipedia これは、龍の血に何か似ている気がしますね。「豊穣の恵み」という表現が、アマルテイアの角と龍の血との共通点であるように感じます。
まとめ
今回はここまでということで、いくつかまとめたり考察したりしてみましたが、全然先が見えてきませんね。ですが、ルグニカ王族である可能性などは高いように感じました。龍の血で解決できそうですからね。星との関係などからは正直ほとんどわからなかったです。なかなか難しいですね。
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