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posted by fanblog

2016年06月24日

宝塚記念 ペース予想

レースを作るのは

キタサンブラックの武豊騎手



アンビシャスの横山典弘騎手

と思われます


キタサンブラックは逃げもうてますし、番手からでも大丈夫な馬です

ですので乗り変わってしまったカレンブミロティックが
万が一大逃げをうつような玉砕戦法に出ても
番手からオーバーペースにならないペースで
レースを支配出来ます


その直後につけるであろうアンビシャスの横山典弘騎手も
道中武豊騎手が作るペースを壊すような事はしません
武豊騎手が作るペースに間違いは無いですし
武騎手をマークした状態でその流れにのった方が勝つ確率が高いと
解っているはずだからです


この2人が逃げ番手でレースを作る時は基本他の騎手もその流れに逆らいません


なので、実質的なレースペースは
今年の大阪杯や天皇賞春のようになると思われます


例年のような持続力の問われるようなレース展開では無く
今年はラスト1Fも11秒台の脚が求められるような
『切れ』に寄ったレースになるということです






タグ: 宝塚記念
posted by ここパパ at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | G1

宝塚記念 過去ラップ考察

宝塚記念の過去ラップ分析表です

takarazuka.png

スタンド前発走のため馬が興奮するのか
2F目、3F目とオーバーペースになる傾向にあります

このため、道中どこかで逃げ馬が失速します

その地点で各馬息の入る緩いペースになったような錯覚に襲われますが
良馬場での平均ラップを出すと
ずっとレースペースは速目のペースで流れているので


『追走能力が非常に問われるレース』


であると言えます

現に毎回ラスト12秒台にまでに落ち込んでいます


いわゆる


『持続力』


にたけた馬が勝つレースです


しかし、思った以上に毎年馬場が悪いですね…。

天気予報を見るかぎり、今年も重たい馬場になるでしょう



タグ: 宝塚記念
posted by ここパパ at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | G1

相対性ラップタイム理論 ラップタイムの表組みの見方について補足

ペース判定の色分けの基準を私は2400m戦に置いているので
短い距離のレースほど赤っぽい色が多くなります
当然ながら、実際には距離がのびるごとに走行ペースは遅くなっていきます
https://fanblogs.jp/relativelap/archive/16/0



前半3F
最初の3Fで1Fでもオーバーペースだった場合に
前半3Fの合計タイムの部分も黒くしています
黒くなっていた場合、逃げ馬は潰れて大敗する傾向にあります
ただし距離が短いレースでオーバーペースとそうで無いペースの境目あたりで
走っていた馬はそのまま逃げ粘る事もあります

また、ダイワスカーレットのようにスタート直後、瞬間的に
僕がオーバーペースと判定してしまうような速い脚を使って先手を奪い
そのままレースペースをコントロールして圧勝するレース巧者な馬もいます



前半5F
レースペースが遅すぎた場合に黒くしています
レースペースはある程度の速さまで、各馬の体力への影響は無いと私が考えているからです
そしてあるペースより速くなると加速度的に馬への負荷が大きくなっていくものと思っています

解りやすくするために極端な例えで言いますが
歩いている人とゆったりジョギングしている人とでは使う体力にはさして差が出無いと
それは馬も同じで
結局スパートをかけた時の位置取り差が勝敗を分けると考えています
ただあるペースより速くなると体力を消耗させる度合いが急激に高まると

1F13秒も14秒も体力消費の差は変わらないなら13秒で走るべきですし
1F10.9秒と10.8秒は、差は0.1秒ですが体力的な消耗の度合いは雲泥の差がそこにはあると私は思っています

ブエナビスタのエリ女やオルフェーヴルの春天は
典型的な前者の(走行ペースが13秒も14秒も体力消費は一緒)パターンで
逃げ先行馬に出し抜かれた形です

ですので、前半5Fを黒塗り評価しているレースはペースが遅すぎたので
勝馬をジャパンカップやダービーで勝負になるだろうという評価は出来無いという意味になります



上がり5F
G1級のレースの場合、勝馬の仕掛けどころ(スパート開始地点)は残り800〜1000m地点の場合が多いので
上がり5Fのタイムとレース映像とを照らし合わせることを
1番のレース評価ポイントと私はしています

ちなみに公式ラップのラスト1Fは走破タイムとラップタイムの帳尻合わせのために
メチャクチャなタイム発表になる場合も多いので
参考程度にとどめておいた方が良いかと思います
(例えばジャスタウェイが勝った安田記念の公式ラップの落ち込み方は絶対に参考にすべきで無いくらいエグイです)





タグ: 理論
posted by ここパパ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 理論

相対性ラップタイム理論とは? 其ノ参『走行ペース』

競馬で芝2400mを最も効率良く走るには


1F(200m)平均およそ12秒


で競走馬を走らせることだと前回の記事で書きました

https://fanblogs.jp/relativelap/archive/2/0


さらに細かくレースを考察するために


走行ペース


を今回は考える事にします



レースラップで最も速くなるのは


2F目


です

スタート直後、熾烈なポジション争いのために
騎手が馬に前に行けと負荷をかけることから
2F目が最も速くなります

より前につけていた方がレース終盤で有利ですからね

ただここで負荷をかけすぎるとその後


『失速』


する馬が現れます

オーバーペースになるまでの負荷をしいられたからです



人間の100m走でもスピードのピークは70〜80m地点で
あとは緩やかにスピードが落ちて行くものと言われています

また、200m 400m 800m 1500mと
走行距離が延びれば延びるほどに
道中筋肉に乳酸が溜まり
走行スピードはどんどん出せなくなります



競馬でも一緒です
2400mにわたって加速しつづける事が出来る競走馬は
この世には存在しません

馬にとっての最速ポイントは
騎手による全開スパートの指示が出てから
おおよそ150mほど進んだ地点です


なるべくそういう脚は最期の勝負どころに残しておきたいわけで
その他の地点では

体力を消耗しないよう

乳酸を溜めないよう

効率的なペースで走りたいものです



競走馬、特に逃げ馬は自分が走る距離がおそらく解っていません

ペース配分は騎手任せです

騎手の過度な「行け!」という指示がたたって
道中『失速』してしまう逃げ馬が多いのはそのためです



また、走行ペース、追走ペースにも
馬による個体差があります

ジャパンカップに出走してくるようなG1級の馬は
1F12秒ほどの追走ラップでも最期にひとあし使えます


また
1F11秒7〜11秒8ほどで走行・追走するのが得意な馬もいます

こういう馬はハイラップで展開した中距離戦で
他馬をぶっちぎって勝利するわけです

逆に12秒中盤で追走しないと最期にひとあし使えない馬もいます


レースペース適性の違いで最期勝負どころでの余力に差が出て
『ひとあし』を使えるか使えないかの差になるんですね


今後このblogでは
レースペースを評価していこうと思うので
読んでくださった方の
各馬の適性差の判断材料になればと思っています






タグ: 理論
posted by ここパパ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 理論

相対性ラップタイム理論とは? 其ノ弐『基準ラップ』

競馬の祭典と言えば


東京優駿


通称


『日本ダービー』


東京競馬場の芝2400m(約1.5マイル)で争われる
国内競馬最高峰の3歳馬限定レースです



また古馬も含めた国内競馬最高峰のレースと言えば


ジャパンカップ


こちらも東京競馬場の芝2400mで争われます



この2つのレースはなんとしても当てたいレース!
そこで
この2レースにおける

最も効率的なレースペース

を考える事から私の理論は始まりました


日本ダービーやジャパンカップを見ると
良馬場での勝ちタイムは

2分24秒ほど

になります


JRAの公式ラップタイムは1F(ハロン)ごと、およそ200mごとのタイム発表となります

レース距離2400mは12Fです

2分24秒(144秒)を12分割すると
1F平均


『12秒』


となります


仮に直線で平坦で助走距離もある芝2400mのコースがあれば
1Fごとをきっかり12秒で走って2分24秒で走る事は出来るかも知れません



しかし『競』馬です



争う相手がいます

またコーナーもありますし
コース上にはアップダウンもあります



それらをふまえて、私は最も効率的に走った場合の



『基準ラップ』



というものをまず始めに設定しました

その基準ラップからみて
レースラップが速かったのか遅かったのかを区別し
そこからどういうレース展開だったのかを判断することで
馬の得意不得意を割り出し
次回以降のレース予想に活かす事としました






タグ: 理論
posted by ここパパ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 理論
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