ジャパンカップ サラ系3歳上オープン(G1) 定量戦
1コーナーまでの距離が短いためポジション争いも熾烈です
そのため2F目がオーバーペースになりやすいレースです
逃げ馬には厳しいレースといえます
開催年にもよりますが
ハロン12秒前後の追走でもひとあし使えるだけの能力
『追走力』が問われます
向正面の上り坂を上りきってから減速気味になり
3コーナー付近で息が入ります
ただ、入らない年もあり、そういう年は
最後まで12秒前後のラップで駆け抜ける
『ハイラップ持続力戦』
となります
3コーナー付近で息が入った年の勝ち馬の仕掛けどころは
残り『1000m付近』が多く
その場合はそこからの
『ロングスパート能力』
が強烈に問われます
こうなると、ラスト5Fでハロン平均11.2秒を切るくらいの差し脚が無いと
勝つのは難しいです
『中距離での極限のスピード能力』
か
『中距離での極限の切れ味』
が馬にも求められますが
同時に騎手にもスパートで馬の力を引き出すだけの高い技術が求められます
スパート前に馬の呼吸をととのえられない騎手(息を入れられない騎手)は
勝ち負けに参加する事すら出来ません
人馬ともに最高の能力、技術が無いと勝てない
世界最高峰のレースと言えます
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2016年06月29日
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