日商簿記は会計系の入門資格です。上級資格として「公認会計士」があります。つまり簿記検定に合格したら公認会計士を目指すのもおすすめです。
公認会計士は合格が難しい試験、だが短期間でも合格が可能!?
試験の合格までに時間が掛かりすぎるようでは、その後の実務経験の時間も少なくなります。これでは本末転倒であり、この点からも短期間での合格を目指したい所です。
【参考】 資格娘の公認会計士おすすめ通信講座!口コミと評判まとめ
クレアール公認会計士講座の「非常識合格法」が凄い!
そこで合格を目指す受験生の方には、「スクールを利用してください」と言いたいですが、「とりあえず効果的な勉強方法は?」との声も聞こえてきそうです。
そんな公認会計士試験に短期合格を目指すのがクレアール公認会計士講座の「非常識合格法」です。
この非常識合格法というのは、試験に出る重要部分を中心に徹底的にマスターするもので、「ムダ」「ムラ」「ムリ」をなくし、効率よく試験の合格を目指します。
そして非常識合格法をまとめたのが書籍の「公認会計士試験 非常識合格法」です。先着順、限定数あり、キャンペーンも終了することもあるので、興味のある受験生の方は、お早めに。
【あらためて】公認会計士試験の試験制度と難易度を簡単に解説!日商簿記からステップアップを目指す方へ
★はじめに、公認会計士試験とは
公認会計士は、企業の財務情報の監査や税務アドバイス、経営コンサルティングなど幅広い業務を行う専門家です。その試験である「公認会計士試験」は、難関資格として知られていますが、日商簿記2級や1級で学んだ知識が土台となり、大いに役立つ試験です。
簿記からさらにステップアップを目指す方にとって、公認会計士資格はキャリアアップの強力な武器になります。
公認会計士試験の試験制度
受験資格
公認会計士試験は、年齢・性別・学歴に制限がなく、誰でも挑戦できる国家試験です。
試験の構成
公認会計士試験は「短答式試験」と「論文式試験」の2段階で構成されています。
短答式試験
財務会計論、管理会計論、監査論、企業法の4科目から出題されます。
試験はマークシート形式で行われ、2年間有効な合格資格を取得できます。
論文式試験
短答式試験に合格した人が挑戦できます。会計学(財務会計論・管理会計論)、監査論、企業法、租税法に加え、選択科目として経営学、経済学、民法、統計学の中から1科目を選択します。記述式のため、実務的な知識や応用力が問われます。
★試験スケジュール
短答式試験は年2回(12月と5月)実施。
論文式試験は年1回(8月)実施。
公認会計士試験の難易度
公認会計士試験は「合格率10%前後」の難関資格です。ただし、しっかりと計画を立てて学習を進めれば合格は可能です。
短答式試験の難易度
日商簿記1級の知識があれば取り組みやすいですが、財務会計論や管理会計論ではさらに深い理解が求められます。足切り基準(40%未満で不合格)があるため、全科目バランスよく対策する必要があります。
論文式試験の難易度
記述式で、具体的な事例に基づく応用力が試されます。特に租税法や選択科目では実務に即した解答が求められるため、専門学校や予備校の活用が効果的です。
日商簿記からステップアップするための学習法
日商簿記で学んだ知識は、公認会計士試験で大いに役立ちます。以下の学習法を参考にしてください。
短答式試験対策
簿記1級で学ぶ内容を基に、財務会計論と管理会計論を重点的に学習。LECや大原、クレアールなどの講座を活用すれば効率的に進められます。
論文式試験対策
記述式に慣れるため、答練や模試を繰り返し行いましょう。専門学校のカリキュラムは、一発合格を目指すカリキュラムが整備されています。
学習時間の目安
初学者の場合、合格までに約3,000時間の学習が必要とされています。1日3時間の学習で約3年の計算となりますが、短期集中型で挑むことも可能です。
公認会計士試験合格のその先
公認会計士資格を取得すると、監査法人や税理士法人への就職、企業の財務部門へのキャリアアップなど、幅広い進路が選べます。資格を活かして活躍する成功例として、日商簿記から学び始めて公認会計士として独立した方も多くいます。
★まとめ、日商簿記から公認会計士への第一歩を踏み出そう
公認会計士試験は難関資格ですが、日商簿記で培った基礎を活かし、効率的に学べば合格は夢ではありません。簿記からステップアップして、より高いキャリアを目指してみませんか?公認会計士資格取得を、あなたの次の目標に設定しましょう!