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2019年05月02日

「貴方の若干」(詩)バトン1

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年04月19日投稿。




夢御様の「てのひら」にて配布されている詩バトンなるものに前々から興味がありまして、ですが、どのような形で答えれば良いのかイマイチ分からず。そんなわけで嫌遠してたのですが、折角無茶修行中、ここは敢えて挑戦してみよう!
というわけで、詩バトンに挑戦してみようと思います。
ですが、本当にどう答えるのが正解なのか…。
夢御様の素敵な言葉に続く言葉を僕が紡げばいいのでしょうか?分かりません…。
というわけで、とりあえずそのような解釈で行わせてもらいます。
拙い言葉ですが、楽しんでいただけると嬉しいですー。
あと、今回答えるにあたって、一人称のみ、君→貴方に変えさせていただきました。そうでないと言葉に出来ない、僕の未熟さを笑って下さい(苦笑)










「貴方の若干」




1.瞼を開いても
 どうしても貴方が見当たらないから、ただ瞼を閉ざして夢に浸ってみるの




2.知リタクナイ
 貴方以外の感触なんて、一生知りたくない、そう思えば思うほど、独りになっていくのは解ってるいたのに




3.この手で貴方を
 もう一度抱きしめられれば良いのだけど、それはもう出来そうにもないから、身体でなく首筋を抱きしめるの




4.涙さえも
 嘘に感じられるのは、この指が今も貴方の頸動脈が波打つのを覚えているからなのでしょうね




5.貴方の為よ
 その言葉を繰り返す度に許される気がして、でも、そんなことはきっとあり得なくて、私はただ、救われたいからその言葉を繰り返しただけなのかも




6.その手に握り締めた
 キーホルダー、二つの鍵、貴方との絆の証だったけど、今はもう、使うことは許されないのね




7.笑ッテヨ
 そう望む私が一番笑えない、もう戻らない、貴方との関係を




8.もういい、
 貴方はもう私のために動き出してはくれないから、私から、会いに行く、貴方への愛をこの指に込めて




9.笑い方も泣き方も
 今になって気付かされたわ、それはどちらも貴方に似ていたんだって、貴方の最期の微笑みから




10.堕ちたその先には
 貴方の頭蓋と愛だけがこの腕の中に残るの、だけど、本当は何も残っていないのだと、誰も、告げないでいて




「もう一度、貴方と眠る夢を見たかっただけ」






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