2020年04月21日

非常事態認識乏しい日本のコロナ治療薬審査機構、救える命救えない!

既存薬のコロナ治療薬の早期承認と承認前の投与機会の拡大を!

高い治癒効果が出ているのに遠い正式承認!救える命があったかも知れないのに!


アビガンの治験投与で高い治癒効果が出ているとの実体験者や医学関係者からアナウンスが多く寄せられているにもかかわらず、正式承認が早くても年内との見方という。

救えたかも知れない命が今日も失われていることを思うと行政において人命第一が後回しにされているのではないかと疑いたくもなります。

既存薬は安全確認済み!効能が見込める治療薬投与を希望者に認めることも必要ではないか?


効能見込みのある既存治療薬の希望者への投与が認めることも、この非常事態時には必要ではないかと考えます。

既存薬については安全性が確認されており、薬を投与されても、副作用の懸念さえなければ無害だという。

ならば、治療薬がない現状、コロナ感染者に効能がありそうな既存薬の投与は試されてしかるべきではないでしょうか?

現に感染し、苦しみの中で命を奪われていく人達が世界で1日1万人近くもいる中で、対処療法しか方法がないというのでは、人命第一がどうなったかと行政に問い質したくなります。

歴史上過去に例を見ないパンデミックスに見舞われている非常事態にあるにもかかわらず、投与すれば救えるかも知れない、しかも効かなくても無害の既存薬の投与を、永い承認審査期間を待たなければ投与できないというのでは、救える命も救えず、苦しむ患者を見殺しにしているとさえ見えてきます。

「治療薬開発急ピッチ、有効性なお見極め、承認には時間がかかる」と日経記事


日経の1面に「治療薬開発急ピッチ」と、新型コロナの脅威におののく世界の人々を勇気づける記事が掲載されていました。

治療薬のない新型コロナに、接触機会を避けて封じ込めるしか術のない先の見えない恐怖の中で、治療薬出現は、いずれ終息することを告げるものであり、世界に光明をもたらすことになるからです。

しかしながら、いずれにしても治療薬の承認はかなりの審査期間が必要とも記載されています。

このような非常事態での治療薬の承認審査は非常事態対応が必要ではないか?


少なくとも投与されても人体に悪影響がでないと安全性が確認された既存薬であり、中国をはじめ国内でも相当数の治験が行われ新型コロナに効能があるとの結果が出ている既存薬の場合は、治療薬がなくて苦しみ、命を奪われている非常事態においては、正常時でのルールに囚われることなく承認を早める対応が求められるのではないでしょうか?

今必要なのは、安全性が確認できれば、効能効果の可能性が高い既存治療薬の投与を認める英断ではないか?


今必要なのは、対処療法しかなく闘病に苦しみ命を失っていく患者に対し、既存薬で高い効能が治験ででているアビガンのような治療薬は、少なくとも希望する患者に広く投与の機会が許される措置があってもいいのではないでしょうか?

既存薬の治療薬承認審査の早期化と承認前の投与機会の拡大を!


アメリカのレムでシビルは、「エボラの治療薬として開発されたが有効性が低いということで開発が中断された。
今回、新型コロナの初期治験が5月に終わり、早ければ夏にかけて承認される可能性がある」(日経)と記載されています。

レムでシビルは、未承認薬(安全確認がされていない?)にもかかわらず、米国では、人命第一から承認を早める様子が伺えます。

ましてや安全性が確認されている既存薬の治療薬承認は短縮されてしかるべきではないかと考えます。また、希望する患者には、承認前でも投与が幅広く認められるような措置も急務と考えます。


下記の関連記事もご覧いただければ幸いです。



この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9792288
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Build a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: