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斎藤道三 〜其の参・婿殿〜

守護土岐頼芸を追放し、
自ら美濃国主となった5年後の1547年、

尾張の虎・織田信秀(信長の父)が
土岐頼芸を擁し、稲葉城下まで迫った。

しかし、これを退け織田氏と講和した
(尾張に逃れていた土岐頼芸はこれを機に美濃に戻ることとなる)。

さらに翌年1548年には娘濃姫を信秀の子信長に嫁がせ、
信長がどのような人物か見極めるため、会見の場を設けた。

会見の場までの道中の信長は、

「かぶき」

な立ち振る舞いで、
道三の家臣の評価は悪かった。
しかし、いざ会見の場になると、
正装に変身し、それを見た道三は、

「残念ながら自分の息子どもは信長の家来になってしまうだろう」

と、嘆いてしまった。

その後、1552年に織田信秀が亡くなると、
土岐氏を再び美濃から追い出した。


戦国武将 斎藤道三


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