岸和田だんじり祭りの運営は、町会が運営組織となっています。
各町で「だんじり」をそれぞれ所有して曳行しています。
町会は年齢別に 「世話人」「若頭」「組」「青年団」「少年団」などのいわゆる 「祭礼団体」を組織し、 世話人の責任者が「曳行責任者」を担当します。町会長は、全体の責任者たる「総括責任者」となります。「曳行責任者」は、現場の最高責任者として「総括責任者」(町会長)とともに、2日間のだんじり曳行の重責を担う事となり、不幸にして事故が起きたり死傷者が出た際、刑事責任を問われるのはこの「総括責任者」と「曳行責任者」となります。
少年団・子供会:中学生まで
15歳くらいまでの少年少女で構成されています。前方の安全な場所でだんじりを曳く、町によっては綱先(つなさき:一番先頭)を少年団が担当しているところもあります。
婦人会
直接曳行にはかかわらず、だんじり曳行の携る者の各種サポートを行ったりします。
青年団:16〜27歳くらい
綱を曳く「綱先」「綱中」「綱元」と、だんじりに乗って太鼓や鉦、笛を鳴らす「鳴物」または「囃子方」に大別できる。綱を持つのを卒業すると「追い役」となり、曳き手を統率したり前方の安全確認などを行う。青年団長も「追い役」のひとりである。
組:28〜37歳くらい
青年団を卒業した27,8歳以降の者で構成され、後梃子(うしろてこ)を担当する。拾五人組、参拾人組など町によって名称が異なります。
若頭:38歳〜47歳くらい
青年団・組のまとめ役として事実上、祭を取り仕切ります。だんじりの足回りの管理も行い、曳行の際は前梃子(まえてこ)を担当しています。
世話人:48歳くらいから
祭り全体の運営を行う、町全体のまとめ役となります。
相談役・賛助員・参与
町によって名称は異なりますが、世話人を終えた年配者の組織です。町の長老として祭りのしきたりなどを後進に指導します。
岸和田祭りでは各組織が一体となり、気が合った時に一番良い「やりまわし」が出来ます(^'^)
岸和田だんじり祭り 2014年9月12日 大手町貝源 やりまわし
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