増田があまりにも失点続きなので、抑えの代役が必要なのは明らかでした。
好投が続くヒースかと思っていましたが、
ここに来て、ワグナーが一度抹消されたので、しばらくは外国人の入れ替えがなさそうですね。
ヒースはまだ登板数も少なく未知数なところがありますからね。
カスティーヨに関しては制球さえまともなら、そうは打たれないことはこれまでの先発での成績を見ればわかります。
先発陣に今井が目処が立ち、ウルフも復帰して余裕が出たことでカスティーヨに白羽の矢が立ったというところだろう。
私はこれには賛成だ。
カスティーヨは防御率こそ悪いが、QSを6回、5勝とそれなりに働いている。
いい時と悪い時に差があるのが特徴か。
また、リリーフ経験もあり、1イニングに限ればさらに球速を出すことも可能かもしれない。
他球団的にも一番出てきて嫌だなと思うのはカスティーヨかもしれない。
ここでリリーフ陣の数字を取り上げてみたい。
※K/BBというのは奪三振÷与四球で制球力の高さを示す数値。
守備力や球場などによる特性を見ない投手の力量そのものを測る指標。
高い方が優秀。
※WHIPは1イニングでどれだけランナーを出したかを示す数値。
安打や四球をまとめた数値で低いほど良い。
イニング数の少ないヒース、大石は参考にはしがたいが、
ヒースの数字は突出している。セットアッパーで今後はいくだろう。
セットアッパーは流れを失いやすいポジションなので、一番重要といっても過言ではない。
そういう意味では8回で反撃を断つには一番良いだろう。
数字を赤くしているのは、メンバーの中では上位の数字だ。
青い数字は次に良さそうな数字。
増田の被打率の高さは首位打者並というのはさすがに打たれ過ぎだ。
現状を考えたらビハインド担当で当分は良いかもしれない。
平井が数字的には防御率以外はまとまっている。
単純にもったいない失投が多い。つまり一発を浴びているということだろう。
ワグナーは直近の内容はよくないが、それまではセットアッパーでだいぶ成果を上げていた。
防御率も他の5点台のリリーフ陣と比べれば優秀な部類とも言える。
ウルフと入れ替えながら使えれば後ろはだいぶ楽になると思う。
武隈はどの数字もイマイチ。春先の先発調整が尾を引っ張っているかもしれない。
思い切って先発で使うくらいしか今年は期待できそうないがどうだろうか。
松本は楽な場面が多い割には数字がパッとしていないところを見ても、
まだまだ力的には及ばないのがよくわかる。
カスティーヨは3倍のイニングを投げながら、先発でこの数字を残しているのは評価できる。
三振を取れないのと制球力がイマイチなのが欠点。
1回限定で球威が増せば三振を取れる可能性は広がるが果たしてどうだろうか。
現状のリリーフ態勢予想
抑え カスティーヨ
7回 大石(平井)
対左 小石(野田)
ビハインド 増田、松本
敗戦処理 南川、田村
平井、野田が1軍に入るとしたらまずはビハインドあたりからだろう。
とにかく結果で流動的な布陣となりそうだ。
今後の競争や結果には大いに注目していきたい。
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