レイシュマンが完全優勝で今季2勝目 松山英樹は47位
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◇米国男子プレーオフ第3戦◇BMW選手権 最終日(17日)◇コンウェイファームズGC(イリノイ州)◇7208yd(パー71)
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マーク・レイシュマン(オーストラリア)が初日に「62」をマークした勢いを緩めず、4日間首位を守り続けて3月「アーノルド・パーマー招待」以来となる今季2勝目を飾った。
後続に5打差をつけて迎えた最終ラウンドは6バーディ、2ボギーの「67」で通算23アンダー。一時はジャスティン・ローズ(イングランド)に2打差に詰め寄られたが、終盤4ホールで3つスコアを伸ばした。
ローズと並び通算18アンダーの2位タイにリッキー・ファウラーが入った。2年前に当地で行われた同大会を制したジェイソン・デイ(オーストラリア)は16アンダー4位だった。
3アンダー49位タイから出た松山英樹は4バーディ、1ダブルボギーの「69」で回り、通算5アンダー。47位タイでフィニッシュした。
今大会を終えてフェデックスカップポイントランキング上位30人が次週の最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)の出場権を獲得。トップはジョーダン・スピースで、松山は前週の4位から7位に後退した。
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松山英樹は4年連続最終戦出場 ポイントランクは7位に後退
午後0時半過ぎにホールアウトした松山英樹は、周囲を見渡して思わず言った。「早いですね…。まだ(最終組が)スタートもしていないのに」。上位争いとは遠いポジションでプレーした週末2日間。最終ラウンドは「69」とアンダーパーでまとめながら、通算5アンダーは47位タイと低調。フェデックスカップポイントランキングを7位に下げて次週のシーズン最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)に向かった。
日曜日の2サムでのプレーは、同伴競技者に引き離される展開になった。6月の「全米オープン」を制したブルックス・ケプカは序盤からバーディを重ねて「63」をマーク。一方の松山はティショットからリズムが作れない。
前日3日目はラウンド後に練習を行わず、午後の自由時間を静養に充てた。昼食、仮眠をとってから向かったのは宿舎にあったビリヤード台。気分転換をするつもりが、「(ゴルフの不調を)忘れるためにやってるんですけど、(ビリヤードでも)入んないからイライラするんですよね…」と、生真面目さが逆に恨めしい。
ツアーは次週いよいよシーズン最終戦を迎える。ポイントランキング上位30位までの選手が出場するエリート大会を前に、松山のランクは4位から7位に後退した。上位5位をキープできなかったため、年間王者のタイトルおよび1000万ドル(約11億円)のボーナス獲得は、優勝しても他選手の動向に左右されることになった。「うまく調整してきたつもりだったのが、全然うまくいかなかった。また何をしたらいいか分からなくなってしまった。(次戦まで)3日間しかないですけど、良い準備ができれば」との事。
松山英樹は4年連続最終戦出場 ポイントランクは7位に後退
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