トーマス逆転年間王者へ奪首 松山英樹は26位
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◇米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 2日目(22日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7385yd(パー70)
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フェデックスカップポイントランキングで2位につけるジャスティン・トーマスが「66」をマーク。通算7アンダーとしてポール・ケーシー(イングランド)、ウェブ・シンプソンと並んで首位に立った。
トーマスは、ポイントランク1位に君臨する盟友ジョーダン・スピースと2日間同じ組でプレー。最終18番(パー5)で残り229ydの第2打をピンそば1.5mにつけてイーグルフィニッシュを決めた。8月にメジャー初制覇を遂げた「全米プロゴルフ選手権」をはじめ、イーストレイクGCのラフとグリーンを作るバミューダ芝のコースがめっぽう得意。「きのう、キャディに『こんなに長いバミューダのラフは(全米プロの)クエイルホロークラブしか知らない』って言ったんだ。まずはフェアウェイキープが大切」という。
ランク5位までの選手は今大会で優勝すると、自力での年間王者が決定し、1000万ドル(約11億円)のボーナスを獲得する。スピースはこの日「70」で通算3アンダー15位タイに後退した。大きなチャンスが巡ってきたトーマスは「今週やるべきことに集中するだけだよ。グリーンのスピードが例年より遅い。しっかり対応しないと」と淡々と今季6勝目を見据えた。
トップの3人に1打差の4位タイにジャスティン・ローズ(イングランド)、パトリック・リード、ゲーリー・ウッドランド、こちらも優勝が年間チャンピオンの称号に直結するランキング5位のジョン・ラーム(スペイン)がつけた。初日単独首位スタートを切ったカイル・スタンリーは3アンダー15位タイに順位を下げた。
30人の出場選手のうち、初日29位と出遅れた松山英樹は4バーディ、2ボギー「68」で回り、通算3オーバーの26位で大会を折り返した。
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松山英樹 戻り始めたアイアンのキレ「爆発できる内容」
初日5オーバー29位と出遅れた松山英樹は4バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算3オーバーとした。出場30人中26位タイと低迷が続いているが、不振続きだったショットに復調の兆しが見られ、「最低限のゴルフ」と前日からの前進を強調した。
成績順で2日目からペアリングが変わるシーズン最終戦。松山は初日最下位だったケビン・チャッペルとの2サムとなり、全選手で最初のティショットを放った。前日、大きく右に流れた1Wショットはこの日、しっかりフィニッシュを取ってフェアウェイへ。4Iでのティショットの後、137ydの第2打をピンそば1mにつけた3番でバーディを先行させた。
珍しい第1組でのプレーに「3時間以内に回ってやろうと思ったけど、全然間に合わなかったですね」といった。約4時間の通常の2サムプレーを、いたずらっぽく振り返る。「爆発できる内容でこのスコアだった。トップは離れてますけど、あした爆発すれば分からない。そうなるように頑張りたいです」と言葉にもわずかに元気が戻った。
松山英樹 戻り始めたアイアンのキレ「爆発できる内容」
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