松山英樹は3連覇へ29位発進 首位ハースと5打差
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◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 初日(1日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7266yd(パー71)
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初日として大会最多となる10万4375人の大観衆を前に首位スタートを切ったのは、ツアー通算6勝のビル・ハース。1イーグル、5バーディの「64」でプレーし、7アンダーとして後続に2打のリードをつけて飛び出した。
大会前インタビュー
初日、スタートホールは10Hでした。
5アンダーの2位に2016年大会で松山英樹にプレーオフで敗れたリッキー・ファウラー、ブライソン・デシャンボー、チェッソン・ハドリー、ビリー・ホーシェル、クリス・カークの5人が並んだ。
4アンダーの7位で、好調が続く世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン)、バッバ・ワトソン、ボーン・テーラー、ブライアン・ゲイ、ゲーリー・ウッドランドの5人が続いた。
アーノルド・パーマー以来(1964年)の大会3連覇がかかる松山は5バーディ、3ボギーの「69」とし、首位と5打差の2アンダーの29位で初日を終えた。
私個人としての注目選手は以前よりも話題にしていた、オリー・シュナイダージャンズ選手。アマチュア時代よりゴルフキャップを被らいな選手としてもアメリカでは有名でジョーダン・スピース選手、ジャスティン・トーマス選手、ダニエル・バーガー選手と同年齢世代。
<主な成績>
順位/スコア/選手名
1/−7/ビル・ハース
2T/−5/リッキー・ファウラー、ブライソン・デシャンボー、チェッソン・ハドリー、ビリー・ホーシェル、クリス・カーク
:
29T/−2/松山英樹 ほか
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「できればやめたい」松山英樹が過激な反語に込めた思い
大会3連覇への期待が集まる松山英樹は初日を5バーディ、3ボギーの2アンダー「69」として29位発進。出場5年連続で初日に60台をマークして「良かったと思う」と、ほおを緩めた。
「ショットがかなり不安な中でスタートしたけど、意外とフェアウェイにも行ったし、あまり入らなかったけど良いパッティングもできた」との安堵感も入り混じった感想だった。
ホールアウト後、松山の口から聞き慣れない言葉を聞いた。左手の状態について尋ねると「痛いですよ」と即答した。そして「できればやめたいですよ——」。
それは、裏返しの意味で使う反語として受け止めるべきだろう。“やめられるわけがない”し、“やるしかない”。その覚悟があるからこそ、重い言葉も素直に口にできたのだろう。「きょうのショットだったら、結構チャンスにもつけられる」という希望もある。
話し終えた松山は飯田トレーナーを伴ってロッカーへと引き上げ、20分間ほど手当てを受けてから練習場へと足を向けた。パッティング50分、アプローチ20分、最後は打撃へ。さすがに打ったのは1袋だけ(約20球)と控え目だったようだがどのように打ったら痛みが出るかを確かめるようでもあった。
「できればやめたい」松山英樹が過激な反語に込めた思い
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