2005年、アメリカ国防情報局(DIA)の元職員と名乗る者からUFO研究家へ送られたEメールの内容が公表されました。
その内容というものが、驚くような内容だったのです。
それが「プロジェクト・セルポ」 宇宙人との交換留学が行われたという内容でした。
ロズウェル事件
1947年にアメリカ合衆国のニューメキシコ州ロズウェルに2機のUFOが墜落しました。
この事件を「ロズウェル事件」と呼びます。
この時に墜落したUFOから宇宙人を回収したという噂があります。
1機の方のUFOは損傷が激しく、中にいた乗組員の宇宙人は亡くなっていたのですが、もう1機の宇宙人は生きたまま回収されたというのです。
その宇宙人に「EVE」と名付け交流が始まります。
ロズウェル事件も未だに謎が多いままですが、プロジェクト・セルポも謎の多い話となっています。
生き残りの宇宙人EVEとの間で、人類の交換留学というプロジェクトが立ち上がります。
それは、アノニマスと名乗る人物からのEメールから始まります。
アノニマスからのEメール
アメリカ国防情報局(DIA)元職員であるという人物が(リクエスト アノニマス=匿名希望)と名乗り、UFO研究家に送られたEメールがリークされ、この交換留学という驚きの内容を知ることになります。
EVEの故郷はレティクル座にあるゼータ?T:?U連星にある惑星で「セルポ星」といいます。
では、Eメールの内容を見ていきましょう。
EVEとの出会い
ロズウェル事件で起きたUFO墜落事件は、2つの場所で起きました。
一つはニューメキシコ州のコロナの南西、二つ目はニューメキシコ州デイティルの南です。
2機の宇宙船が墜落したのです。
この墜落は、翌日に近隣で調査を行っていた考古学者の一団によって発見されます。
この事故をリンカーン群保安官事務所に報告すると、すぐに州警察官が調査に訪れます。
現場に到着した州の警察官によって、墜落現場の岩陰に隠れていたEVEは見つけます。
2機のUFO墜落現場は詳細に検査され、証拠になりそうなものはすべて回収されていきました。
遺体で見つかった数体のEVEたちは、冷凍移送システムでロスアラモス国立研究所に送られました。
他に残された機体の残骸は、ライトパターソン空軍基地へ運び込まれたようです。
もう一つの墜落現場は、広大な農場の中であったために発見が遅れ、農場の経営者2人によって発見されます。
墜落してからかなり日数が経過してから、こちらの機体なども回収されています。
こちらには6体のEVEの遺体が発見されています。
彼らはEVEに水を与えます。EVEはその水を飲みましたが、与えた食物は全く食べませんでした。
そのあと、EVEの身柄はロスアラモス研究所に移送されます。
生き残ったEVE
一人だけ生きたまま研究所に連れていかれたEVEは、徐々に研究所の人たちと意思疎通ができるようになります。
このEVEは、1952年に亡くなってしまいましたが、宇宙船から回収したアイテムの使用方法なども詳しく教えてくれました。
そのアイテムの中に通信装置がありました。
EVEはその装置で故郷の星「セルポ」への通信を試みました。
この何回かの試みにより、セルポ星との通信に成功します。
EVEの手助けで我々は6つのメッセージをセルポに送りました。
メッセージの内容は、
1:彼が生きていること。
2:1947年の墜落事故で、ほかの乗組員がなくなったこと。
3:救援チームの派遣。
4:地球のリーダーとの正式な会見の提案。
5:交換留学の提案。
6:救援チームが来た時の地球へ着陸地点などの情報。
救援隊が来るまでの間にEVEからEVE語を学びました。
EVEは亡くなるまでの間、多くのサポートをしてくれました。
1964年4月、惑星セルポから訪問者が来ることになります。
その場所は事前に決められており、ニューメキシコ州のアラモード近くということになりました。
当日、セルポからの使者に彼らの仲間の遺体を渡し、様々な情報を交換しました。
EVEとの会合
1964年4月24日、EVEたちの宇宙船が地球にやってきました。
地上で彼らを迎えたのは、16人の政府高官でした。政治家、陸軍士官などを含む高官たちでした。
EVEたちは我々にプレゼントを渡してくれました。
それは興味深いもので、マイクとモニタ画面を備えた自動翻訳装置でした。
片方の装置を政府高官が持ち、もう一つの装置をEVEが持ちます。
政府高官がマイクに向かってしゃべると、画面には英語とEVE語の両方が表示されます。
この自動翻訳装置はまだ完璧な状態ではなかったため、意思疎通はなかなか難しかったようです。
交換留学・プロジェクト・セルポの始まり!
EVEたちが1965年に交流事業なるものをすることを告げてきました。
地球の人類を惑星セルポに連れていくという事業です。
12名の軍人を選びセルポ星で10年間生活をするという内容でした。
12名の人選は注意深く行われることになります。このプロジェクトは極秘ですから慎重に行わなくてはなりません。
12名の人選は、様々な専門知識を持つ者であること、存在が消えても問題のない者、地球とは環境も違うであろう星での生活や宇宙船での移動に耐えられる精神力や体力も必要とされます。
そのために、12名はかなり綿密に調査され、厳しい条件の中から選ばれました。
12名のほかに補欠などの人選もされ、彼らは厳しい訓練を受けることになります。
セルポに留学する12名が決まると、彼らは軍の資料から存在を完全に抹消されることになります。
プロジェクト・セルポは順調に事が運んでいきます。
交換留学が始まるのは1965年7月、ネバタ実験場にセルポから迎えが来ることに決まります。
それまでの半年間、彼らは訓練を受け当日に向けて外との交流は一切なくなりました。
チームメンバーの日記・セルポに向けて出発!
1965年7月、その日はやってきた。
チームコマンダーの実際の日記はこの出発の日から始まっているので見てみましょう。
第1日目
準備は整った。我々は最後までやり遂げる決意でいっぱいだ。
チームは落ち着いているが、やる気に満ち溢れている。
MTCとMTBによる最終報告。重荷はイーブ船に積み込んだ。
銃に関する問題があるかもしれない。
MTCと話してみよう。899と203はすべての武器に関する責任者だ。
すべては順調に言っている。700と754は各メンバーに搭乗前の最終確認を行うだろう。
(チームメンバーは管理のために各人が3桁のコードナンバーを持っていた。)
イーブ船の内部は大きい。3層構造になっていて、これは私たちが訓練で見たものとは違っている。
あれは偵察機だったがこれはシャトル機だ。
荷物は最下層に格納して、我々は中間層に座っている。
クルーたちは最上層に座っている。
立体的に見える奇妙な壁がある。
ここは3区画に分かれ、各区画に4人ずつに分かれ座っている。
シートではなく単なるベンチだ。我々にはそのシートは小さすぎた。
MVCは酸素も特別なヘルメットも不要だと言っている。
我々はイーブ船に乗り込んだ。475は神経質になっているので700に見張らせることにした。
ハッチが閉まった。
窓がないので外が見えない。
宇宙船のエナジースラスターと呼ばれるエンジンが始動した。
動いているような感じはするが、内部では何も起きていない。
今、めまいがしてきた。隣に座っている102が気絶した。
何とも言えない奇妙な感じだ。正常な思考ができそうにないので、また、書き直さねば。
母船の内部での日記
母船とのランデブーポイントに到着した。
どこにいるのか全く分からないが、この旅行では皆が気絶したり、激しく混乱しているようだ。
腕時計を見るかぎり、約6時間が経過している。
あるいはもっとかかっているのかもしれない。
我々は13時25分に出発し、今は19時39分だが、日付の確信がない。
この船の内部は巨大なビルのように見える。
天井までの高さは100フィート(約30m)はありそうだ。
別の場所に移動した。なんて巨大な船なんだ。どれほど大きいのか説明ができない。
別のエリアに移動するのに15分もかかった。
何か、我々にのための特別な場所のようだ。
椅子は大きいが10人部しかない。
我々はエレベーターのようなもので移動したが、これがどうやって動いているのかはわからない。
皆、空腹だ。バッグパックにCレーションが入っているので、みんながそれを食べることにした。
EVEたちは親切そうなので思い切って420が語学力を駆使して話しかけた。
面白い、金切り声を上げるような声だ。
我々は、何か食べたいと身振り手振りで彼らに伝えた。
すると彼らは何か容器を持ってきてくれた。
なんだかわからないが彼らの食糧だと思う。
おかゆやオートミールのようだった。
899が食べてみた。
すると899は「紙みたいな味がする」といった。
我々は、Cレーションの方がよいと思った。
さて出発だ。
この先何が起きるか予測できないが、まずは着席をしなくてはならなかった。
惑星セルポ
惑星セルポは30億歳だという。
また、ふたつの太陽があり、気温がとても高い星であった。
この太陽の年齢は50億歳なのだそうです。
EVEたちの文明は約1万年前から続いているようです。
ただし、EVEたちの先祖はこのセルポではない星の住人でした。
その星は火山活動が活発化して、危機を迎えたといいます。
そのためにEVEの先祖たちは故郷を捨て、現在のセルポに移住したということです。
それが約5000年前のことということでした。
約3000年前には、ほかの惑星の種族との間で戦争がありました。
その敵は完全に駆逐し、それ以降は争いのない平和な星になったといいます。
EVEたちの宇宙探索が始まったのが、2000年ほど前からで、地球にEVEがやってきたのも2000年前ごろからなのだそうです。
惑星セルポの人口は65万人、文明は非常に安定しているようです。
EVEの男性にはすべて伴侶が存在します。
彼らの子孫は私たち人類と同じ生殖方法で子孫を残します。
ただし、産んでよい子供の人数は厳格に制限されているようです。
子供は2人までということです。
かなり的確に産児制限がなされていました。
EVEの子供は地球人よりも成長が早いです。
また、彼らの中には科学者や医者などの専門家がいます。
教育施設もきちんとあり、子供たちはそこで自分の素質に合う技術を学び仕事として行うようになるのです。
EVEたちのIQは高く、おそらく165ほどだと思います。
EVEたちには大統領のような存在はなく、知事の委員会というものがあり、この惑星のあらゆるアクションをコントロールしています。
会議のメンバーは長い間同じ者が行っているようでした。
EVEたちの寿命は長いのかもしれません。
彼らの見た目が変化がなく、見た目では何歳なのかが判断できませんでした。
セルポの村は100ぐらいあるそうです。
つづく
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