米経済の成長は来年減速することから、
ゴールドマン・サックス・グループのチーフエコノミスト、ヤン・ハッチウス氏が指摘した。
ハッチウス氏は11日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、
資産購入のテーパリング(段階的縮小)は11月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で発表されると予想。ただテーパリングのプロセスは何カ月も要することになり、
利上げについては2023年までないとの見方を示した。
同氏は「2022年を迎える上でどういった状況になるかだが、
景気は循環的な減速局面となり、インフレも鈍化すると考えられる」と予想。
「そうした環境では、直ちに金融当局が利上げに動くことはないだろう」とし、
いかなる決定も経済データ次第になると指摘した。
(ブルームバーグ)
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