コロナ禍でのタクシードライバー曜日別営収比較

コロナ禍の2020年7月から2021年2月まで曜日別の平均営収を比較してみた。筆者の勤務時間は6:30から翌日の3:30。タクシードライバーに転職を求めてる方は特に参考にしてほしい。
曜日別ランキング
最大と最小の営収差は約8千円。筆者のタクシー営業スタイルだと平日水曜日の営収が一番良い。ワースト曜日は月曜日でコロナ前と同じようだ。
営収にメンタルを左右されないこと
タクシードライバーに転職してデビューし、営収が毎日一定にならないのは仕方ないのである。大切なのは営収が悪かったことを糧にして次の出番に活かすようにすることだ。ちなみに会社の平均は曜日別に比較を取ったことはないが1乗務あたり約4万円である。今回は特にコロナ禍でタクシードライバーに転職を考えてる方に参考になるデーターを紹介してみました。
令和3年2月8日からの東京都内コロナ緊急事態宣言延長によるタクシードライバーへの影響
コロナ緊急事態宣言が延長になったことにより多くのタクシードライバーが苦戦していることであろう。そしてリモートワークの普及につれ、都心の働き方がドーナツ化減少していくのだろうか。
これに伴いタクシードライバーも都心中心型から郊外分散型の流しと変化するのではなかろうか。
この記事では2月7日から3月7日までの延長期間で営収がどう変化したかタクシーの状況を記載する。特にタクシードライバーへ転職を考えてる方には参考にしてほしい。
令和3年2月10日(水)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務

お客様の様子が変化しているようなので流しルートを少しずつ変更。本日の出番は無線を頼らないタクシーの流し方をしてみた。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車4回(12%)、流し30回(88%)の合計34回。タクシーの営収は¥57000。2月11日は祝日なのにほとんど営収に影響なし。
令和3年2月12日(金)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務

2月12日の乗務も無線を意識せず流しを意識して営業。コロナ前の営業にほぼ近い流しのルートを選んでみた20:00に銀座にお送りし、銀座を流したところ男女2名のお客様がご乗車。
下高井戸経由の町田市にて2万収。都心に戻って1回ご乗車し、次に新橋から西東京市にお送りして1万収。
バレンタインの影響もあったせいか飲み屋街は少し賑わっていた状況。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車6回(18%)、流し27回(82%)の合計33回。タクシーの営収は¥67000。
令和3年2月14日(日)5:30〜18:00のタクシー日勤勤務

2月14日のバレンタインデーは日勤勤務で営業してみた。出庫後、江東区の飲み屋街にて営業したら運よく3連チャン。2時間で小計営収¥11000程度稼ぎ出だし好調。
12時まで三桁無しで16時で¥32000以上の営収。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車10回(48%)、流し11回(52%)の合計21回。タクシーの営収は¥34000。
令和3年2月15日(月)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務

朝から雨で無線配車が多い。しかし単価が低く営収が伸びなかった。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車13回(38%)、流し21回(62%)の合計34回。タクシーの営収は¥54000。
令和3年2月17日(水)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務

出庫してから6時間でタクシー営収1.9万円なので個人目標にしては若干悪い。出庫後12時間で3万円。さらに営収目標に対して悪い。その後高単価に恵まれず。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車11回(31%)、流し25回(69%)の合計36回。タクシーの営収は¥53000。
令和3年2月20日(土)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務

出庫してから6時間(12:30)でタクシー営収がたったの8000円。その後追い上げをする。
途中腹痛を感じトイレ。その後すぐに御乗車したがまた腹痛。降車した目の前にお客様がいるにも関わらず腹痛の理由を伝え離脱。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車9回(26%)、流し25回(74%)の合計34回。タクシーの営収は¥55000。
令和3年2月22日(月)7:00〜翌日3:30のタクシー勤務

出庫してから一組目が約5000円のお客様。その後城西エリアを意識してタクシーを流す。
青タン前寸前に銀座に入り、運よく2万収のお客様がご乗車。翌日が祝日のためか会社の平均営収も向上していた。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車11回(33%)、流し22回(67%)の合計33回。タクシーの営収は¥60000。
令和3年2月25日(木)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務

今回は午後から夕方にかけては都心にで営業を行うことを意識する。21:51の無線配車が3人のお客様。
豊島区南長崎から2回経由にて最終目的地の埼玉県入間市下藤沢にお送りする。営収は¥16000-。
その後2回の営業を行って終了。繁華街の状況は人が出てるところは出てると感じる。閑散としてる繁華街と両極端になっている様子。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車13回(43%)、流し17回(57%)の合計30回。タクシーの営収は¥70000。
令和3年2月27日(土)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務

今回は土曜日なので午前の早いうちは錦糸町狙いを試みた。空車時間はさほど長くなく2回ご乗車したがショートのお客様。
その後タワーマンション狙いでコンスタントにご乗車。午後に入り都心へと意識する。22:00頃まで付け待ちや乗り場でお客様をご乗車し、22:00以降は江東区の繁華街へ。
空車時間をもてあそぶことなくご乗車して頂きました。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車7回(19%)、流し30回(81%)の合計37回。タクシーの営収は¥70000。
現状、土曜日のタクシーは少なく感じる。同じ時期に転職したタクシードライバーたちと話したが、筆者の営業収入は悪くはない。
令和3年3月2日(火)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務

雨が降っていたため業務開始より比較的コンスタントにお客様が御乗車。18:54の時点で¥47000を超えていた。今回は8万は狙える数字だったがその後ペースダウン。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車17回(55%)、流し14回(45%)の合計31回。タクシーの営収は¥60000。
雨のせいか無線率が半数以上を占めた。反省点は調子が良いときこそ初心の流し方をすることだ。
久しぶりに北区の繁華街を夜に流してみたがゴースト化してた。空車タクシーも少ない。
緊急事態宣言が3月7日(日)に解除予定?だがどうなるのだろう。現在は日勤のみ勤務の会社やタクシーの稼働台数を制限してる会社があるが解除後に通常業務に戻った場合どうなるのか・・・
令和3年3月4日(木)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務

菅義偉首相が東京都はコロナ緊急事態宣言を2週間延長予定を示した。各タクシー会社が勤務体制をどのようにするか。いずれにせよタクシードライバーは乗務をこなすだけである。
会社を出てから良い感じでお客様がご乗車。夜に上手くお客様をご乗車できれば7万は見えた。
20:30過ぎから銀座を流し、高級レストランの社員?から手招きで呼ばれる。期待高でお待ちしたが送り先は代官町。再度銀座に入り次のお客様の送り先は東京駅。前出番の反省点を念頭に置きその後は城東サイドで営業を行う。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車8回(24%)、流し25回(76%)の合計33回。タクシーの営収は¥64000。
令和3年3月6日(土)5:30〜4:30のタクシー勤務(日勤)

今日は公休日だが日勤勤務で乗務してみた。今日はそんなに仕事に集中しないで軽く流す程度で行った。営業エリアは江東区と墨田区がほとんど。
昼過ぎから街を歩いている人が多い。2週間緊急事態宣言が延長になったのに人出が非常に多い。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車7回(41%)、流し10回(59%)の合計17回。タクシーの営収は¥24000。
令和3年3月7日(日)6:30〜3:30のタクシー勤務

今日でコロナ緊急事態宣言延長間での報告は終わりにする。2週間の再延長が決まったがタクシーの状況変化が極端にないかぎり状況報告はしない。
10:00ころまではいまいちパッとしなかったが、東小岩から室町の¥6200と室町から碑文谷の¥5900。そして碑文谷から六本木の¥4000と立て続けに御乗車。
夜20:00以降営収が伸びるかと思ったがそれほどでもなかった。20:00以降は新宿に入りびたり。というのは3桁ラッシュ(移動距離が短い)が続いたのが要因。
また日曜日のこの時間帯は六本木や池袋も人出が少ないと思ったので空車時間を極力短くすることにしたためなのだ。本当は城西エリアに向かいたかったが新宿から30分はかかるために今回は新宿で営業すると決めたのだ。
最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車8回(20%)、流し33回(80%)の合計41回。タクシーの営収は¥63000。
しかし日中の人出は増加している。
まとめ
2月8日から3月7日までの1か月間の状況を記載したがこの状況が頭打ちであることを望む。
しかし在宅ワークにより企業のオフィス縮小が進むにつれ、都心で働くサラリーマンはしばらく減少傾向にあるだろう。
ある程度ワクチン接種者が増加すれば免疫を持つ人が増え、新型コロナはインフルエンザと同様になるだろうと言われている。全てのタクシードライバーは心から願っていることだろう。
そうなるといつも通りの生活が戻りタクシードライバーも稼ぎやすい状況になると思う。
筆者はバブル崩壊やリーマンショックと経験したが状況が変化したときにタクシードライバーはどう動くかタクシーをどう流すかがキーになるような気がする。変化に追従した行動が出来ないドライバーは営収が減少している。
これからタクシードライバーに転職されるかたは変化したタクシー市場で乗務するため逆に稼ぎやすいのではないだろうか。
タクシードライバー転職は無線配車数が多い会社を選ぶ時代に突入

コロナ禍でタクシーの転職をさけているかたもいるのではないだろうか。しかし一年前の状況とはお客様の状況があきらかに異なっている。
それは無線配車アプリによりお客様が手楽に呼べるサービスが進歩したからだ。
今後の主流はアプリ配車が主役となるだろう。現在、流しと無線配車アプリの比率は筆者の感覚では6:4。
タクシードライバーの転職には無線配車数も転職条件に考慮し、優良タクシー会社を選ぶべきではないのではと思う。
無線配車とは
お客様が電話や予約、配車アプリなどを利用すると、タクシードライバーに配車依頼が入るシステムである。お客さまが依頼すると即座に配車アプリよりドライバーに通達が来るシステム。最近の無線配車の特徴はお客様に一番近いタクシーを優先的に選んでいることである。
無線配車は増加傾向
平成28年から急激に無線配車数が増加傾向だ。平成28年の無線配車数が14,650,458に対し令和元年では21,902,532と大幅に増加している。
無線配車数のランキング
令和2年12月の東京23区及び武三地区エリアでの無線配車数は1,564,000台。無線配車数をランキングしてみた。
無線配車数だけではなく、1台当りの配車数も転職に重要な要素だと思う。
無線配車アプリ【GO】の参加タクシー会社
これまでは会社独自でアプリを提供してきたが、いよいよアプリ会社も統合するのではないのだろうか。
それに伴い多くのタクシー会社がアプリ会社に加盟してきている。【GO】の例を上げてみると、東京都では【日の丸自動車】【東都自動車】【平和自動車交通】【平和交通(東京)】【第一交通産業グループ】【京急交通(品川営業所)】【小田急交通】【さくらんぼ交通】【オーエスタクシー】【都民交通】【旭交通】【小平交通】【小田急交通南多摩】【つくば観光交通】【つくば福祉輸送】【新立川交通】【日野交通(東京)】【スリーエース】【東日本タクシー】【ハロートーキョー】【潤平東京】【トーショー交通】【アシストタクシー】【エムテイ無線タクシー】【三幸自動車】【都南交通】【東栄タクシー】【八重洲タクシー】【日個連】【東京都個人タクシー共同組合】【日本交通】【日本交通立川】【帝都自動車交通】【日本交通立川 南多摩】【イーエム無線】【イースタンモータース調布】【飛鳥交通グループ(多摩)】【神奈中タクシー町田】【東京交通】【秋川交通】【横川観光】【十全交通】【さがみ交通八王子】【京浜キャブシステム】【三和交通 三多摩】【三和交通 八王子】【昭島交通】【八王子交通】【東京無線タクシー】【京王タクシー調布・府中】【京王タクシー南多摩】【京王タクシー 昭島】【京王タクシー福生】【京王タクシー青海】【荏原交通】など多くのタクシー会社が参加してきている。
利用者はタクシー会社も選ぶことができるため、各社固定客獲得にむけて工夫すると予測する。配車アプリが中心になるのは目に見えてわかる。
無線配車アプリによりお客様はタクシー会社を選ぶ時代に
今まではお客様がタクシーを捕まえることがメインであったが、これからはタクシー会社をアプリで選ぶ時代になるのではないか。
タクシーをよく利用されるお客様はお気に入りのタクシー会社をアプリ登録してさえおけば手軽に呼ぶことが出来る。
無線配車数が少ないと廃業の可能性がある
流しのみで高収入を得る時代はいずれ終息するのではないだろうか。時代の流れに付いていけない会社は廃業に余儀なく追い込まれるような気がする。
無線配車アプリの将来性
現在はタクシー会社までをお気に入り登録できるが、将来はドライバーまでお気に入り登録できるのではないのだろうか。さまざまな業界で個人が注目され始めているため、タクシー会社も優秀なドライバーを求めてることだろう。
令和3年1月8日のコロナ緊急事態宣言下によるタクシードライバーへの影響【後半】
コロナ緊急事態宣言でタクシードライバーへの影響はどうなるのか。さらに東京都は緊急事態宣言の1か月の延長が決まり、令和3年3月7日までの延長となった。この記事ではコロナ緊急事態宣言後、令和3年1月31日(日)からの筆者の営収とタクシーの状況を報告する。

令和3年1月31日(日)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務
雨のせいかタクシーの利用者も多く、客単価も良かった。ラストに大塚から見沼区に送ることができ、日曜日にしては上出来だった。結果はタクシーの乗車回数は無線配車14回(35%)、流し26回(65%)の合計40回。タクシーの営収は¥80000。

令和3年2月2日(火)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務
午前の10時ころまでは雨が降っていたことでタクシーの利用者も多く見られた。その後は単価にも恵まれたのだが、午後18:30時点で¥33000-。最後のタクシー乗車客が新宿から所沢市で乗車運賃合計で¥13000-。最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車12回(40%)、流し18回(60%)の合計30回。タクシーの営収は¥66000。タクシー台数は過剰状態で、特に深夜の新宿は空車多い。また郊外の駅にも空車タクシーが長い列を作っていた。
日本労働評議会にこんな記事が記載されていた。 日本交通は雇用調整助成金を活用し、「短時間休業」および「輪番休業」を早急に実施せよ!

令和3年2月5日(金)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務
今朝は交通量が少なくタクシーを流しやすい状況であった。しかし夕方までに回数をこなすことができず、18:00時点で¥26000。21:30以降高単価のラッシュでラストのお客様が錦糸町から千葉駅の¥15000。最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車14回(45%)、流し17回(55%)の合計31回。タクシーの営収は¥63000。タクシーを出庫してから18:30までの流し方の攻略必要。

令和3年2月7日(日)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務
今朝は交通量が少なくタクシーを流しやすい状況であった。先週の日曜日と異なり、お客様は減少。14:00〜21:00ころまではなんとかコンスタントにお客様を乗せることが出来たにもかかわらず、その後失速。最終結果はタクシーの乗車回数は無線配車8回(25%)、流し24回(75%)の合計32回。タクシーの営収は¥45000。会社の平均が若干減少していた。三時間の空車時間が痛かった。自営運送業のお客様を乗せたとき、【ネット通販を除いた運送業は60%ダウン】だと言う。運送業界はタクシー業界よりも悪化している可能性がある様子。
大手のタクシー会社か中小のタクシー会社か?転職するにはどちらを選ぶべきか

タクシー会社への転職を求めているときに気になるのが会社の規模や社風。タクシードライバーに転職するなら大手が良いと思いがちですがはたしてどうでしょうか?収入面だけで見ると大手が良いと思います。未経験者であれば、タクシー会社は大手を選んでおいたほうが良いと思います。
収入
大手タクシー会社
収入を比較すると大手のタクシー会社が稼げる可能性が高いでしょう。固定客を多く抱えていますし、無線配車の数も多いです。
また、ホテルやビルなどの専用乗り場も抱えているため、収入は大手が中小より多い可能性が高いです。そして会社のブランド力も強みですしお客様がタクシーを選んでくれるのです。○○社のタクシーを道端で待っているお客様もいるほどです。
収入を重視するのであれば大手がお薦めです。
中小のタクシー会社
中小のタクシー会社には大手のグループに属してる場合があります。中小のタクシー会社は大手より歩率が高いケースが多く、収入は大手に引けを取らない可能性があります。
福利厚生
大手のタクシー会社
タクシードライバーを多く抱えている会社ほど福利厚生が充実してる傾向です。タクシー会社では社内設備にシャワールームや浴場、ドレッサールームや仮眠室を用意してるところが多いです。
また託児所と契約してて女性が安心して仕事ができる環境を整えていたり保養所ももっている会社もあります。
寮や社宅を完備してる会社もあり地方からきても安心して働くことが出来る環境も整っています。
中小のタクシー会社
大手ほど福利厚生が整っていない場合があります。特に浴場や託児所は設備されていないケースが多いです。ドライバーの管理
大手タクシー会社
大手の場合、制約が多く接遇や身だしなみには非常に厳しいです。さまざまな業界のトップクラスのお客様も利用することが多いのでドライバーの管理は厳しいです。
中小のタクシー会社
他方、中小はそれほど厳しくはありません。髪型や装飾品などの制限が緩く、タクシードライバーの営業スタイルは個人任せという自由な環境下で仕事ができるケースが多いです。接客接遇
大手のタクシー会社
マニュアルがしっかりしてるためデビューしても悩むことはないでしょう。しかし大手だからこそお客様にはしっかりとしたおもてなしサービスが必要です。
中小のタクシー会社
大手に準じたマニュアルを用意してる会社もありますが比較的緩い傾向です。
年齢層
タクシードライバーの年齢層は大手より中小企業が比較的高い傾向です。中小企業には大手で退職したドライバーが転職してくることがあるため、年齢層はどうしても高くなる傾向です。
教育制度
大手のタクシー会社
顧客層が広いため教育制度は充実しています。ちょっとしたドライバーのミスでもクレームになることがありますので、教育訓練はしっかりしています。
中小のタクシー会社
中小のタクシー会社のドライバーは経験者や高齢者が比較的多く、未経験者に対する教育制度は大手と比較するとそれほど充実してません。
営業エリア
大手のタクシー会社
ドライバーが多いので営業エリアを指定される場合があります。
中小のタクシー会社
営業エリアは自由です。郊外では都心であまり見ないタクシーが営業をしています。郊外の駅や病院に強い傾向が見られます。
ドライバーの生の声を聞く
もし転職を希望するタクシー会社が見つかったら実際にタクシーに乗車してみることもお薦めです。乗務員の態度や接客でその会社がどのような社風なのか感じることができるでしょう。またタクシー会社によっては体験入社や同乗体験を実施している場合がありますので要チェックです。
まとめ
大手と中小企業では収入や福利厚生、社風に差が生じています。転職するときはメリットデメリットを比較して会社を選びましょう。自分の希望条件を第一に考慮し、大手タクシー会社が良いのか、中小のタクシー会社が良いのか選ぶことが大切です。