中高年の転職にタクシードライバーの正社員をおすすめする理由
中高年の年齢になると肩たたきの不安も抱えるのではないのでしょうか。
自分は大丈夫と思っていても上司に急に呼び出され、出向や転勤などと言われたらどうだろうか。
挙句の果て退職をうかがわせるような周囲の環境であれば非常に窮屈に感じるだろう。
もし退職する機会が訪れたとき、ずば抜けたスキルがあれば次の就職先に困ることはないだろう。
もっともずば抜けたスキルがあるなら退職をせまられることはないだろうが。
もし退職し再就職する場合中高年である以上、年齢的にも厳しいのではないだろうか?
引き抜きが無い限り正社員としての再就職は難しいのではないのでしょうか。
また、会社が倒産、事業が失敗、廃業した中高年にもタクシードライバーはおすすめの職業でもあります。
資金があれば別ですが正社員を希望するのであればタクシードライバーへの転職がおすすめです。
【派遣社員にはまだなりたくない】と思う中高年は多いのです。この記事では中高年が正社員になるにあたってタクシードライバーへの転職をおすすめする理由を記載します。
一般企業への転職活動は時間を費やすだけ
タクシードライバー以外の一般企業の転職活動を経験した中高年者は少なくありません。しかし多くの時間を投資しても採用されないのが現実でしょう。余計な疲労も溜まりますし、転職活動が嫌になることが多くなります。タクシードライバーへの転職を敬遠していたと思いますが、検討する良い時期なのではないのでしょうか。
正社員での転職が可能なタクシードライバー
中高年では正社員の転職はきびしいものがあります。年齢制限により正社員での採用は難しいでしょう。
タクシードライバーは普通免許があれば正社員として採用してくれます。中高年の筆者は40代でタクシードライバーに転職し、現在も現役として働いています。
中高年から新たな転職先としてのタクシードライバーはやりがいのある職業です。
未経験でも転職が可能
未経験の中高年者でもタクシードライバーは転職が可能です。タクシードライバーの中途採用はほとんどが未経験者なのです。
個人事業主と似たような仕事
今までお店や個人事業主として収入を得ていた方は、タクシードライバーでも充分やっていけるでしょう。会社と雇用関係はあるものの、タクシーを運転してるときは自分のやりかたで業務をこなします。
自分のやり方で収益をあげますのでタクシードライバーには過去に自営をされていた中高年が転職してきます。
個人タクシーも可能
個人タクシーになるには法人でのタクシードライバーの経験が10年必要ですが、中高年であれば将来可能です。所得を法人タクシードライバー以上に上げたい、勤務時間は自由にきめたいと考えてる中高年者にはメリットが大きいでしょう。
コミュニケーションが活かせる
中高年はコミュニケーションのスキルはすでに身についていますのでタクシードライバーに転職しても充分やっていけることでしょう。
今まで培ったコミュニケーションスキルはタクシードライバーで役に立ちます。
特に乗車してきたお客様との必要なコミュニケーションはさほど苦労することはありません。
努力を惜しまない年齢
中高年がタクシードライバーに転職してくる場合、仕事に前向きなかたが多い傾向です。正社員として転職してきたからにはトップドライバーを目指す心構えが強いです。
タクシードライバーは努力が報われる仕事ですのでやりがいがあります。
向上心がある
向上心を持っている中高年は、年齢差に関係なく年下の先輩タクシードライバーからでもタクシーのノウハウを素直に聞き入れます。目的があるためチャレンジする行動は優れているのです。
面倒な人付き合いは無い
今まで組織として働いていてストレスを抱えてる中高年は多いです。タクシードライバーに転職された中高年の方はストレスを貯めることなく働ける環境が整っています。
タクシードライバーに転職後、事業を計画することも可能
タクシードライバーのメリットの一つは自由な時間が取れることです。自由な時間を有効に活用し将来のステップアップを目指すことも可能です。
中高年の転職にタクシードライバーの正社員をおすすめする理由を記載しましたが、それでも中高年タクシードライバーの転職に収入が不安に思う場合は以下の記事を参考にしてください。
どうしても収入が不安
異業種のタクシードライバーに転職を求めるときに収入は気になるポイントです。タクシードライバーの収入は歩合給がメインですので収入に不安を抱える方が多いでしょう。
筆者はタクシードライバーに転職する以前は固定給でした。タクシードライバーに転職後、確かに収入面で不安はありましたが、給料保証のおかげでずいぶんと助かりましたし数か月後には給料保証無しで充分生活できる収入にまで上がりました。
筆者の二年目の収入と関連記事
タクシードライバーに転職して2年目の収入未経験から二年後タクシードライバーで年収630万に達するまでに筆者が実践したこと9項目
タクシーの転職で収入が不安なら給料保証制度があるタクシー会社を選ぼう
タクシーに興味があるけど給料は歩合制なの?稼げるの?タクシーに転職した現役ドライバーがズバリ解説!
まとめ
中高年になると正社員として働くには非常に厳しいです。コネがあれば別ですが中高年のタクシードライバーへの転職は正社員として働ける唯一の業種なのです。令和3年1月8日のコロナ緊急事態宣言下によるタクシードライバーへの影響【前半】
令和3年1月8日のコロナ緊急事態宣言に関する記事の内容は下に行くほど新しくなります。
これまでなんとか絶えてきたタクシードライバー。令和2年の春に最初の緊急事態宣言がなされタクシードライバーを退職したまたは、廃業に追い込まれたタクシー会社もあった。
そして再度の緊急事態宣言がなされた街の状況下でタクシードライバーの収入はどれくらい影響があるのだろうか。
しばらく状況報告していきたいので記載する。
令和3年1月1日から1月11日のタクシー事情
緊急事態宣言前の令和3年1月1日からの三が日
タクシー会社がタクシーの台数を制限または休業してる会社があったため、その恩恵を受けて普段と変わらない営収を上げたドライバーが多く見られた。
タクシードライバーたちのtwitterでもその様子が見られた。筆者は1月1日の営収は約8万円(税抜)、1月3日の営収は¥68000円と悪くはなかった。
3が日が明け緊急事態前だが影響が早速出始める
1月6日(¥50000円)、1月8日(¥54000円)、1月11日(¥39000円)と大幅に減少傾向にある。1月11日は3連休最後の日だったため営収に影響が多少あると思っていたが予想以上に減収。
20時以降は店がやっていない影響でタクシードライバーも打撃を受ける状況
お店がやってない以上、外を出歩く人も減少してしまう。よってタクシーの利用客は減少する。郊外にてタクシーを流しても同じような状況だ。需要より供給が過多の状況下だ。
日中も外出を控えるようになるとタクシー以外の交通機関にも影響を受ける。電車やバスなどの交通機関にも影響は大きいだろう。
新潟県のタクシーの状況
筆者は新潟県出身なので地元で働いている人とも交流がある。報道はあまりされないが新潟県のような地方でもタクシードライバーは窮地に追われている状況のようだ。話を聞く限り東京の外出自粛は地方にもかなり影響してる様子だ。
令和3年1月13日(水)7:00〜翌日4:00のタクシー勤務
午前から午後2時くらいまで無線が良く落ちていた。14回の乗車のうち9回が無線配車。
午後2時くらいまでは自己予定に近い営収に。その後無線があまり落ちてこない。
なんとか【流し】で乗せられた状況。夕方6時ころの表参道は人手が少ない。
20時ころ新宿の歌舞伎町界隈にて流したが、空車タクシーが意外と少ない。また22時に港南にて付け待ちしたが、やはり空車タクシーの台数は少ない。
最後の乗車で新橋から大宮にお送り乗務終了。営収は約7万円。
営業所トップだったが夜の仕事には非常に疲れる。夜のお客様も少ないけど空車タクシーも少ないような感じがした。
タクシー会社が休業してるところもあり、夜の営業をやめて日中業務に切り替えるタクシー会社もでてきている。
コロナ緊急事態宣言再発令、日交・帝都・kmはフル稼働
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言が7日、首都圏1都3県を対象に再発令され、東京のタクシー業界では車両の稼働体制が事業者間で分かれた。大手四社の日本交通、帝都自動車交通、国際自動車(km)はフルに運行を続ける一方、大和自動車交通は乗務員への感染を憂慮し、引き続き出番数を半分に減らす。飲食店の営業時間短縮で需要の激減が予想される中、東京ハイヤー・タクシー協会(川鍋一朗会長)は、医療従事者らを輸送する必要があるとして、各社に供給の確保を求めた。
(2021年1月11日)東京交通新聞 より
コロナ緊急事態宣言再発令の中、大手タクシー会社の中には通常通りの乗務で営業する会社もある。
令和3年1月15日(金)7:00〜16:00のタクシー勤務(日勤)
今日は公休日なのだが日勤での乗務を希望した。実は前日の1月14日(木)に勤め先のタクシー会社に【公出出勤のお願い】をしたら、すでにドライバーのシフト変更が多く日勤が埋まっているとのこと。
【当日欠勤】がでる可能性もあるので当日来てくださいとのことで一応出社してみた。6:30に出社したがタクシーを整備工場に点検に出してるということでタクシーが戻ってきたら出庫可能とのこと。
7:00にアルコールチャックを行い出庫。無線があまり落ちない状況。なんとか粘ったが足立区、葛飾区、江東区エリアでのショートのお客様がほとんど。
結局、都心の西エリアから脱出したかったが抜け出せず、結果は¥19000-。
乗車回数は無線配車7回(41%)、流し10回(59%)の合計17回。
今回は流し方をミスった感じ。せめて営収¥25000は稼ぎたかった。
帰庫して日勤トップのタクシードライバーと話したが、日勤で¥35000がMAXだろうとのこと。
今後は隔勤や夜勤のドライバーが日勤にシフト変更するドライバーが増加と予測。休業するタクシー会社もあるため、裏をかいて筆者の勤務は【ほとんどのタクシードライバーが、夜の営収は見込めない】と思い今までと同じ隔勤でいこうと思う。
令和3年1月16日(土)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務
6:30から22:00までは少し悪い状況。22:00以降はやはりロングは無く苦戦。
乗車回数は無線配車10回(33%)、流し20回(67%)の合計30回。20時以降は店を占めるので、日中から開店してるお店があり真昼間から酔っ払いを乗せることがあった。
最高客単価は¥4800。コロナの緊急事態宣言が明けるまでの週末はこのような状況が続くのか心配になる。
また1/16【【日本交通分会】「輪番休業に関する要求書」を提出しました】というニュースも話題になっています。
2021年1月11日、私たち労評日本交通分会は日本交通に対し「輪番休業に関する要求書」を提出しました。政府は新型コロナ感染症の感染拡大防止のため、1月7日、1都3県を対象に緊急事態宣言を発令しました。不要不急の外出自粛のほか、飲食店や遊興施設の営業時間を午後8時までとするよう要請しました。それによりタクシー会社の売り上げは激減しました。私たちは、大手事業者が率先して輪番で休業しないことには各社共倒れになりかねないと判断し、資本に対し、急遽、要求書を提出しました。
日本労働評議会 より
令和3年1月18日(月)5:00〜翌日2:00のタクシー勤務
タクシードライバーの筆者は今回はいつもより早く出庫してみました。理由は夜が深くなるにつれてタクシーを利用するお客様がほとんどいなくなるからです。
早朝もタクシーの利用客は少ないが、夜よりましだと予測しました。結果、タクシーの営収は¥47000。
日中からお客様は減少しているため夕方までの予想営収は一割ほど減少。夜はさらに悪化し繁華街はほぼタクシーの利用者は見られず閑古鳥に近い様子。
これからもっとタクシーの利用者がいなくなるのか心配です。筆者はいまのところいつも通りの出勤予定です。
大手タクシー会社の日本交通はフル稼働のようです。
コロナ緊急事態宣言再発令、kmは稼働35%削減 日本交通はフル運行維持
東京の大手四社タクシーの稼働体制に、7日の新型コロナウイルス緊急事態宣言の再発令から1週間がたって変化が出てきた。国際自動車(km)は17日、乗務員の感染回避を目的に35%程度の削減に入った。来月15日までの約1カ月間続ける予定。日本交通は、15日時点の方針ではフル稼働を維持する。
(2021年1月18日)東京交通新聞 より
令和3年1月23日(土)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務
今日は予想が完全に外れたタクシーの流し方をしてしまった。タクシーの稼働台数が少ないことに気づいたのは午後4時頃。
振り返ってみると日中は都心のほうが充分稼げる状態であった。結果はタクシーの乗車回数は無線配車15回(36%)、流し27回(63%)の合計42回。タクシーの営収は¥55000。
コロナ禍での状況は日々変わるので、ドライバーは都度周囲の状況を確認しながらタクシーを流さないと痛い目に合う。
令和3年1月26日(火)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務
タクシーを出庫してから16:00までの営収が非常に良くない。つい最近までは3万円は超えていたが。結果はタクシーの乗車回数は無線配車10回(30%)、流し23回(70%)の合計33回。
タクシーの営収は¥53000。日中のお客様の流れが変わったのか、筆者の流し方が悪いのか、運がついてないのかよくわからない。
しかし他のドライバーは隔勤で7万や日勤(夜勤は除外)で4万以上の営収を上げている。
令和3年1月28日(木)6:30〜翌日3:30のタクシー勤務
出社したら、尊敬してる先輩ドライバーが出庫前だったので、即捕まえて情報収集。最近の日中の流し方を教えてもらう。
結果はタクシーの乗車回数は無線配車11回(38%)、流し18回(62%)の合計29回。タクシーの営収は¥65000。
先輩タクシードライバーは日勤勤務なのだが\40000以上は営収を上げている。自己分析したら日中の流し方をしっかり行えば隔勤で7万円以上は可能なのではと予想。
運転が好きな方が転職先にタクシードライバーを選ぶ時のチェックポイント
現役タクシードライバーの中には運転が好きでタクシーに転職したかたもいます。
【運転が好き】は大切なポイントの一つなのですがそれ以外にも大切なポイントがあります。
この記事では運転が好きなのでタクシーに転職したいかたがチェックすべきポイントを紹介します。
タクシーという業界で働くには【タクシードライバーになるための知識】と【会社の選び方】の2つを知っておくことが大切でしょう。
最初に タクシードライバーになるための知識 について記載します。
普通二種免許
タクシードライバーには欠かせない普通二種免許が必要です。
二種免許取得には満21才以上であり一種免許を取得してから三年以上経過していることが条件です。
18才で普通免許を取得した場合、タクシードライバーには最短で21才でデビューが可能です。
普通二種免許を持っていない場合、タクシー会社が取得費用を負担してくれるケースが多いので心配する必要はないでしょう。
注意点
視力が片眼で0.5以上かつ両眼で0.8以上が条件です。
また深視力測定で2cm以下であることも条件です。
地元で転職するか首都圏に転職するか
なじみのある地元でタクシードライバーに転職するか、引っ越して首都圏でタクシードライバーに転職するか悩むところでもあります。
地元のほうが道も良く知っているし仕事がしやすいでしょう。
特に東京都のような首都圏では道が複雑ですので道を覚えるまでの努力は必要でしょう。
また地方と首都圏では給料の差が生じます。ながく働ける環境が地元か首都圏か考えて転職しましょう。
長時間の運転
タクシードライバーの勤務時間は約21時間と長いです。
一般の仕事の二日分を一回の勤務でこなす【隔勤】シフトが主流です。
運転が好きであればタクシードライバーに転職しても悩むことはないでしょう。
運転は好きだけど長時間勤務に自信が無いなら日勤や夜勤を用意してる会社を選びましょう。
注意点
隔勤は数回勤務をこなせば慣れるでしょうが、人によっては日勤や夜勤のほうが楽という場合もあります。
長時間運転は実際に経験してみないとわからない点です。
収入は自分で決めれる
タクシー会社によっては固定給のところもありますが、タクシー会社のほとんどは基本給+歩合給で給料を支払っています。
成績(営業収入)が良いほど歩合率は上り、給料も比例してアップします。
タクシーの魅力の一つがこの給料体系です。
固定給とは異なり自分のライフスタイルに合わせて収入を決めることが可能です。
注意点
収入は自分で決めることが出来ますが、自分の目標でもあります。
目標収入を設定しないとダラダラと運転をしてしまいますので注意が必要です。
週末やカレンダーの休日は無い
お解かりだと思いますが、タクシーはサービス業も兼ねていますので休みはタクシー会社のシフトにより決まります。
タクシー会社によっては週末を休みにするシフトを取り入れてる場合があります。
しかし基本的には週末やカレンダーの休日は無いと思いましょう。
注意点
隔勤では1か月に11〜12回程度の勤務でしか運転しません。休みが多いので自己管理に注意が必要です。
高収入を重視するか
高収入を求めてるなら首都圏でタクシーに転職するべきです。
東京都内は人口も多いし、富裕層が多く住んでいるので高収入を得れる可能性が高いです。
地方ではあまり見かけない【流し】と【無線配車】【アプリ配車】でお客様をお乗せする回数は地方より多くなり必然的に高収入が期待できるでしょう。
未経験者はチャンス
タクシードライバーは未経験者が向いていると言われています。
変な癖も付いてなく1からタクシーで稼ぐためのノウハウを学ぶことになります。
新人教育制度が充実してるタクシー会社は、未経験者が現役ドライバーを超える収入を上げることが可能でしょう。
タクシーでの基礎をしっかり学ぶことが出来るのは未経験者の方が優れています。
右も左もわからない未経験者にとってタクシーはチャンスととらえるべきでしょう。
通勤時間
転職するときに自宅から会社までの通勤時間は重要です。
通勤に1時間以上もかかるようであれば、違う会社を検討することをお薦めします。
片道通勤に1時間かかるとします。そして長時間の仕事を終えて帰宅までに1時間もかかると帰りはくたくたになります。
往復の通勤時間だけで2時間も消費してしまいます。体力に自信があれば問題ないですが、何十年も努めることを考えると加齢とともに疲労感を感じてくると思います。
可能であれば通勤時間が短い会社を選んだほうが良いと思います。
もし遠方であれば引越ししたほうがベストコンディションで仕事ができること間違いないでしょう。
睡眠時間
タクシードライバーは勤務形態によりますが、帰宅後に睡眠を日中に取ることになるケースはあります。
日中でも睡眠が取れるように体を慣らす必要があります。
最初は慣れないので悩むことがあるかもしれませんが慣れてしまえば苦になることは無いでしょう。
睡眠時間が充分取れずに勤務すると事故を起こす可能性が高まりますので睡眠時間はしっかりと確保しましょう。
毎日の食事
単身赴任者や独身者は特に食事の管理をしましょう。
偏った栄養は体調を崩しやすく、運転に悪影響を与えます。
野菜を多く取り入れた食事に気を使いましょう。
運転手の体調不良は収入に直結します。
接客
運転が好きでタクシードライバーに転職したら最低限の接客用語を覚える必要はあります。
タクシーは運送業のかたわら接客業も含まれます。
ほとんどのタクシー会社で独自の接客の仕方を教えてもらえますのであまり心配することはありません。
一人でできる仕事
タクシードライバーはお客様を乗せていないときは一人です。
チームやプロジェクトの一員として過去仕事をしてた場合、一人で仕事をこなすことに慣れが必要でしょう。
安心安全な運転でお客様を目的地までお送りさえできれば、コミュニケーションが苦手なかたは楽な仕事かも知れません。
自由度が高いので自己管理が必要
タクシードライバーは勤務中は営業区域内ならどこへ行っても構いません。
休憩は自由に取れますし極論、映画館に立ち寄ることさえ出来てしまいます。
休憩時間の取りすぎは収入を減らす原因になりますので自己管理は必要です。
デビューしてから6か月が勝負
タクシードライバーはデビューしてから6か月から1年が勝負です。
新人教育に熱心な会社は高営収を上げるためのノウハウをしっかりと教えてくれます。
タクシーに転職したら流しの基礎からしっかり習得することでトップドライバーの仲間入りが可能です。
注意点
タクシードライバーは毎日が勉強です。
前出番の反省をし次の出番で改善する仕事を積み重ねることが大切です。
次に 会社の選び方 について記載します。
残業の有無
タクシードライバーの残業は無いと思っても良いです。
労働時間をしっかり管理してる会社が大半ですので心配することはほぼ無いです。
残業が気になる場合は面接時に確認するまたはタクシー転職専門サイトに相談する方法がベストです。
注意点
タクシーの残業は線引きが難しので、転職後に後悔しないように事前確認を行いましょう。
会社の雰囲気
各タクシー会社は独自の雰囲気を持っています。
転職しないとわからないことがありますが、面接のときにある程度の雰囲気をキャッチしましょう。
歩合率
タクシー会社の歩合率はおおむね60%です。
100万円の売り上げの場合、60万円が収入になります。
営収により歩合率が変動する会社がほとんどですが、都内のタクシー会社には最高歩合率が67%のところもあります。
注意点
歩合率の高さだけで会社を選ばず、総合的に比較して転職する会社を選ぶことが大切です。
交通費の有無
ほとんどのタクシー会社は交通費を支給しています。
ただし支給方法がいろいろありますので確認が必要です。
筆者が勤めてる会社は出勤したら徒歩でも自転車でも交通費が支給されます。
無線またはアプリ配車の有無
タクシーのお客様は、【手を上げる】【電話で配車依頼する】【アプリで配車依頼する】のいずれかです。
外出する人が少ないと手を上げてタクシーを捕まえるお客様しか需要はありません。
しかし無線配車利用者数が豊富な場合、外出するひとが少なくても営収が期待できます。
コンスタントに営収を上げたい場合は無線配車数も確認しましょう。
注意点
コロナ禍での緊急事態で人手が減少したときなどは非常に重宝する配車システムです。
大手のタクシー会社には固定客が非常に多いので転職の際の判断材料にしましょう。
ノルマの有無
完全歩合制のタクシー会社はノルマを設定する必要はありません。
ノルマが【やだ】と思う場合は完全歩合制のタクシー会社を選びましょう。
しかしノルマはあってもタクシーのノルマは緩いのです。会社を選ぶ際にはあまり重要ではないポイントです。
住宅補助や社員寮、家族寮の有無
希望の会社が遠くて通勤が出来ない場合は、福利厚生の一つである住宅補助や社員寮を用意しているかチェックしましょう。
東京都内のタクシー会社は借り上げのアパートやマンション、住宅補助を充実してるケースがあります。
家賃は毎月出費する固定費ですので少しでも安く住める条件の良い案件を紹介してもらいましょう。
事故での対応や保証の有無
タクシー会社全てが事故での保証をしてるわけではありません。
事故の保証をしないかわりに給料に無事故保証などの名目で給料に反映させたりする場合があります。
しかし事故と隣り合わせの仕事を選ぶ限り、事故補償が充実してる会社を選んだほうが安心です。
転職時には保証の内容もしっかりと確認しておきましょう。
研修制度が充実してるか
新人教育に熱心な会社はタクシーで営収を上げるための研修や地理試験合格に向けてのノウハウを持っています。
運転が好きでタクシードライバーになるかたが多い業界ですが充実した仕事ができるための研修制度が充実してる会社を選びましょう。
給料保証の有無と保証期間
運転が好きなタクシー未経験者はすぐに高収入をもらえるまでの力量を備えていません。
タクシー会社はその点を充分把握しており、一定期間の給料保証を設けている場合が多いです。
東京都内のタクシー会社の給料保証額は約30〜40万円で保証期間は長いところで1年です。
しかしほとんどの新人ドライバーは3〜6か月程度で保証額以上を稼ぐので心配する必要はないでしょう。
注意点
給料保証の期間はタクシーの流し方や道を覚えること、接客の仕方を習得することに集中しましょう。
保証期間のときの仕事の仕方次第で今後の営収が左右します。
変な癖を付けないためにも給料保証の期間中はタクシードライバーとしての基本と道を覚えることに重点を置きましょう。
大手企業か中小企業か
大手のタクシー会社が良いと思いがちですが、一長一短あります。
大手のタクシー会社は規則が厳しい半面、収入面では期待が出来ます。
大手の会社に傘下してる中小のグループ会社は基本的には大手に準じているのですが多少緩い部分もあります。
中小企業だからといって収入が期待できないことはないです。
ブラック企業だけは避けよう
タクシー会社にもブラックな企業は存在します。
ブラック企業を避けるためには転職サイトから情報を取得しましょう。
勤務体系(隔勤、日勤、夜勤)の変更の有無
隔勤時、次の勤務は日勤や夜勤に変更したり、翌月から変更できる会社はあります。
私用でどうしても勤務体系を変更したい場合に受け入れてくれる会社はあります。
注意点
変更が不可能な場合、有休を利用するなどで対応するか、休みにするしかないです。
転職する前にチェックしておきましょう。
設備が整っているか
仮眠室や浴場、シャワールームが設備されてるととても便利です。
帰庫して始発まで時間があるかたは仮眠室で休養したり、帰庫後に会社で一日の疲れを癒したり体をきれいにして帰宅することができるのです。
地理試験合格のための講習や勉強会の有無
東京都や神奈川県、大阪府で特定のエリアのタクシー会社に転職する場合、地理試験に受かる必要があります。
地理試験はポイントさえ抑えれば合格しますが、合格のためのノウハウを勉強会で指導している会社はあります。
東京都(23区武蔵野市三鷹市)エリアでは地理試験の合格が必要
23区武蔵野市三鷹市でタクシーに転職を考えてる場合、地理試験の合格が必須です。
内容は難しくなく、ほぼ暗記すれば合格できる内容になっています。
東京都内でタクシーが出来れば、もし将来、地元に戻ってタクシーをする場合充分役に立つことでしょう。
タクシー会社によっては地理試験に合格するためのカリキュラムを設定してるところはあります。
自分に見合った会社を選ぼう
国土交通省の統計によれば、平成30年には約6000社のタクシー会社が全国にあります。
この中から自分の要求に見合った会社を見つけるには不可能に近いです。
誤ってブラック企業に転職するまえにタクシー転職専門のサイトを利用することが安心です。
インターネット上にはタクシー求人専門サイトがありますので活用したほうが楽で転職支援金をもらえるケースがあります。
自分に見合った会社を見つけるには専門サイトを大いに活用することをお薦めします。
まとめ
タクシーを転職先に選ぶ場合、チェックすべきポイントを抑えておきましょう。
運転が好きでタクシードライバーに転職されるかたは多いのですが、転職後に後悔しないためにもタクシードライバーに適しているかの自己分析と、希望の会社の内容を把握したうえで転職をしましょう。
未経験から二年後タクシードライバーで年収630万に達するまでに筆者が実践したこと9項目
東京都内の道をまったく知らない未経験の筆者が、タクシードライバーの転職して2年目で年収630万達成するまでに何を実践し何を意識してきたかなどを解説します。
100%流し運転
先輩や運行管理者からタクシー未経験者は道がわからないため【徹底的に流すこと】と教えてもらう。
住居とオフィスビルが混在し、しかも品が良いお客様が多いという理由で、一番仕事をしやすいエリアが港区だと教えてもらう。
最初のうちは小さいエリアを徹底的に流す。行った先での営業はせずにお客様をお送りしたらターゲットをしぼった小さいエリアを目指すように流す。
そして徐々にエリアを広げていく。付け待ちをした記憶はほぼ無いです。
知らない道を積極的に流す
営業ができる範囲を広げていくため、行った先での営業が展開できるように知らない道でタクシーを流す。
それには知っていない道を積極的に流すしかない。こうしているうちに行った先での営業がタクシーの流れを読みながら出来るようになる。
稼いでいるドライバーにやり方を教えてもらう
実は質問のしかたが大事なのです。漠然とした質問は先輩も漠然とした答えをしません。
具体的に例を挙げると、【出庫したらどんなルートで何処に向かうように意識してますか?】【夜20時ころお客様を〇〇付近にお送りしたんだけど、先輩なら次どうゆう行動(流し)をしますか?】【羽田空港にお送りした後、どのようなルートで流しますか?】など質問は具体的にすることが大切です。
怖がらない
お客様を怖がってたらいかなる商売も難しいと思います。
タクシーは自営業に近い業種ですのでチャレンジ精神が必要です。
現役タクシードライバーの筆者は今でも怖いと思うことはあります。
しかし怖がっていたら後退しかないのです。わからないからすぐ居心地の良い自分の得意なエリアに戻るのではなく、わからないから流してみる!怖くても死ぬことはないので積極的にチャレンジしてみることです。
やってみないとわからないことが沢山あります。勇気を出してチャレンジしたら想像してたよりも怖くなかったという発見は多々見つかります。
時間と回数を意識する
お客様をお送りしたら10分以内で乗せる流し方を意識することです。日勤と夜勤では20回、隔勤では40回を目標にしました。
目標設定は営収(収入)アップに繋がる大切なモチベーションなのです。
理想はお客様が降車したら10分以内での乗車ができるように流すことです。
チップはストックし自腹に充てる
タクシーに転職しデビューしたてのころは、乗車時に道を間違えることは多々あるでしょう。
ルートを少し間違ったり、お客様から遠回りしたなどと言われたら謝り、超過した運賃を払う覚悟は決めましょう。
ドライバーデビューしたころはわからないので間違うのは仕方ないのですが、お客様からみれば時間と無駄な余計な賃金を払うことになります。
しかもセンター苦情になる可能性があるので、自分の非を認めて自腹をきったほうが後を引きません。今まで頂いたチップは勉強代の費用だと思うことです。
交通ルールを守る
交通違反や事故は精神的な打撃を抱えてしまいます。違反や事故を起こした後メンタルが下がるので、その後、タクシーの仕事をすんなりと行うことは難しいです。
【お客様に急いで!】と言われても、また【空車時に焦る気持ち】があっても自分を抑えて交通ルールをしっかり守ることが大切です。
体調をしっかり整える
体調不良はタクシードライバー任務に支障をきたします。運転にベストをつくすコンディションを保つことは大切です。
体調不良は集中力に欠け、お客様を見落とすことになります。
体調がすぐれないと漫然運転になりがちですので事故を起こす可能性も高くなります。プロとして体調をしっかり整えることは大切です。
運転中はだらけない
タクシーはいつどんでん返しがくるかわからない仕事です。前半がだめでも後半の追い込みで営収が急上昇することもあります。タクシーの運転は長時間ですのでメンタルを維持することは大切です。マラソンのようなイメージです。
嫌なことはさっぱり忘れる
未経験ですのでドライバーデビューしたてのころはお客様に怒られることは多々ありました。しかし嫌なことを記憶にとどめておいても自分が損するだけです。
次の乗務では嫌なことは忘れ、今の乗務だけに集中することが大切です。
お客様に怒られることは乗務回数をこなすことで次第に少なくなっていきます。
まとめ
今回はtタクシードライバー未経験から630万までに達成するまでに実践したことを記載しました。ポイント
- 100%流し運転にこだわる
- 知らない道を積極的に流す
- 稼いでいるドライバーにやり方を教えてもらう
- 怖がらない
- 時間と回数を意識する
- 自腹は勉強代ととらえよう
- 体調をしっかり整える
- 運転中はだらけない
- 嫌なことはさっぱり忘れる
決して難しいことをしたわけではないのです。
二年目の最終月は残念ながらコロナの為に休業になりましたが、コロナが無ければ年収650万は超えていたと予測します。
タクシードライバーに転職してコロナ前後での収入比較をしてみたら驚くべき結果に!
タクシードライバーに転職して2020.4月中旬、コロナで会社が約1か月の休業を取り入れる。
2020年5月中旬から6月までは筆者を含め数名のドライバーがテスト営業を行っていました。
7月からは通常通りの営業に戻りましたが収入は昨年と比較すると減少しています。
お客様の行動も変化しタクシードライバーも流し方に変化を求められる時代に突入していると分析しています。
筆者は今まで稼ぐことができた港区、中央区、千代田区でタクシーを流すことが少なくなり、3区以外でタクシーを流すようにシフトしていきました。タクシーの収入が減少することは目に見えてましたが、注目点は減少率です。
コロナ前後での収入を比較してわかったこと
8月以降のデーターが参考になると思いますが、昨年と比較すると収入差はあるもののコロナ後でも右肩上がりで収入が上がってきてることがわかります。
コロナ後はタクシーの流し方を少しずつ変えていったことが要因だと分析しています。
12月を比較すると減少幅は6万までに抑えています。
まとめ
コロナ後タクシードライバーの収入は激変しています。その中でも筆者は減少幅を低く抑えることができてると思います。助成金では補填できず、個人タクシーを辞めていくドライバーも出てきています。
しかし考えて仕事をしてるタクシードライバーはお客様の行動変化に柔軟に対応し、収入の減少幅を低く抑えることができているのです。筆者の目先の目標は月収50万です。驚くことにコロナ前の収入に近づいています。