NTT-Xにて、ラトックシステム Wi-Fi USBリーダー(USB給電モデル) REX-WIFIUSB1 が会員割引クーポン使用して1,781円(3/24さらに値下げされました)で販売されています。このモデルの最新版はREX-WIFIUSB1 Fで、型番の末尾にFがつくのですが、ファームウェアのバージョンの違いでしか無いので、当モデルでもファームウェアをアップデートすることにより、同じ機能が使えるようになります。このモデルは一見するとカードリーダーのような印象を受けますが、本体から伸びているUSBケーブルは給電用なのでパソコンなどに接続してもカードリーダーとして認識されるわけではなく、何も認識されません。Wi-Fi経由で本体に繋げたUSBデバイスにアクセスさせるのが本機の役割で、いわば簡易型NASの役割をします。設定は、iOS、Android用アプリを使えば簡単ですが、WindowsやMacなどの普通のパソコンからもWi-Fi設定次第ではできます。NAS機能については、前記事で紹介したPQIのAir Penと似たところもあるのですが、Air PenはmicroSDカード主体なのに対して、こちらはUSB接続出来るストレージであれば対象になるので、取り扱えるデバイスの種類が豊富という点が大きく違います。それと、こちらの方はバッテリー内蔵ではないので、常に電源をUSBケーブル経由で供給しなければならないという点が違います。単体の消費電力が5V 270mAと小さく、USBストレージには最大で5V 1Aの供給が可能です。1Aの電流を供給するためには、1.5Aの電流を本体に入力する必要があります。たとえば、2TBまでのHDDが本機でサポートされていますが、本機の電源でまかなえる1Aの電流で動くものに限られます。1A以上の電流を要するストレージはそのストレージに別途電源を追加的に供給するなど、工夫する必要があります。とはいっても、そのようなヘビーな使い方をせずとも、USB-microSD変換アダプター標準添付されているので、64GBの高速SDメモリカードで簡易ファィルの共有は事足ります。5400mAhのモバイルバッテリーとの組み合わせで、約13時間動作しますので、機内で同僚・家族とファイル共有程度なら難なくできてしまいます。このアイテムはカスタマイズの余地がかなりあって、正直楽しいです。
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