2009年12月26日
津軽弁講座 津軽のおどさま その4
おどさまは 「お父さん」又は「中年の男性」
という意味です。
標準語ならオヤジですが 「おどさま」は
同じ意味である「おど」に「様」をつけている
のであって、尊敬の念が込められている
のかもしれませんね。
おどさまの あんさま(長男)と
けやぐんど(友達)が 集まっているのを見て
おどさまは言いました。
「なんど なに たがってらのよ?
いぐね事 へば まねや」
(君たち 何をしに 集まってるの?
悪い事を したら だめだよ)
※けやぐんど=けやぐ(友達)の複数形
※なんど=な(あなた)の複数形
※たがる=集まる
※いぐね=悪い、良くない
おどさまの あんさま(長男)は
最近 母親を呼ぶ際 「お母さん」ではなく
「あっぱ」と呼ぶのです。
これを聞いたおどさまは 冗談交じりで
あんさまを 叱りました。
「なー あっぱさ あっぱってして どすずよ。
(急におどさまが標準語で)ママと呼びなさい」
おどさまから「ママと呼びなさい」と標準語で
言われた あんさまは 笑い転げています。
おどさまの口から「ママ」という言葉を聞くとは
思わなかったし。
でも おどさまは、飲み屋に行けば
「ママ ママ」と 何度も言っています。
そう スナックのママさんですね。
今日はめずらしく みんなでお出かけです。
男性の身支度は あまり時間が掛かりませんが
女性はお化粧やら 時間が掛かるものです。
おどさまは かが(妻)に言いました。
「ちゃちゃど やなが
そらほど 化粧しても
だいも なとば 見ねね」
(急ぎなさい
そんなに 化粧をしても
誰も 君を 見ないよ)
※ちゃちゃど=急いで
標準語に訳してみると、おどさまは
すごい事を言ってますね。
でもこれは一種の冗談であり、
おどさまは かがを 愛しているのでした。
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という意味です。
標準語ならオヤジですが 「おどさま」は
同じ意味である「おど」に「様」をつけている
のであって、尊敬の念が込められている
のかもしれませんね。
おどさまの あんさま(長男)と
けやぐんど(友達)が 集まっているのを見て
おどさまは言いました。
「なんど なに たがってらのよ?
いぐね事 へば まねや」
(君たち 何をしに 集まってるの?
悪い事を したら だめだよ)
※けやぐんど=けやぐ(友達)の複数形
※なんど=な(あなた)の複数形
※たがる=集まる
※いぐね=悪い、良くない
おどさまの あんさま(長男)は
最近 母親を呼ぶ際 「お母さん」ではなく
「あっぱ」と呼ぶのです。
これを聞いたおどさまは 冗談交じりで
あんさまを 叱りました。
「なー あっぱさ あっぱってして どすずよ。
(急におどさまが標準語で)ママと呼びなさい」
おどさまから「ママと呼びなさい」と標準語で
言われた あんさまは 笑い転げています。
おどさまの口から「ママ」という言葉を聞くとは
思わなかったし。
でも おどさまは、飲み屋に行けば
「ママ ママ」と 何度も言っています。
そう スナックのママさんですね。
今日はめずらしく みんなでお出かけです。
男性の身支度は あまり時間が掛かりませんが
女性はお化粧やら 時間が掛かるものです。
おどさまは かが(妻)に言いました。
「ちゃちゃど やなが
そらほど 化粧しても
だいも なとば 見ねね」
(急ぎなさい
そんなに 化粧をしても
誰も 君を 見ないよ)
※ちゃちゃど=急いで
標準語に訳してみると、おどさまは
すごい事を言ってますね。
でもこれは一種の冗談であり、
おどさまは かがを 愛しているのでした。
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