巷ではクリアテールとかいってみたり、再販ランクル70のダミーテールみたいにレッドとクリアだけだったり、ハイテクっぽい仕様が主流の模様。
(話題のクリーンディーゼルプラド)
(話題?のMIRAIの後ろ姿)
ランクル70のフロントのウインカーもよく見ると橙色のレンズが奥にはめ込まれたような感じで、表面側にはクリアっぽく見える「ナウ」な作りになっている。昔の車に良く見られた古典的オレンジ色のレンズは昔っぽいのか、野暮ったいのか、ダサいのか・・・何が気に入らないか知らないが、今どきの車にはかなり少なくなっている。
そういう風潮に逆流したい天邪鬼なのか、センスが悪いのか・・・いずれにしても自分的にはあの古典的オレンジが好きなのだ(40過ぎて「好き」で終わるのもどうかと「なのだ」を付けたけど、バカボンパパ?)。
子供の運動靴で言うなら瞬足ではなくアディダスのカントリーを履いて欲しいのだ。ナイキならコルテッツ・・・もういいか・・・
幸い再販ランクル70にはサイドウインカーのレンズと、リアバンパーについているテールランプのウインカー部分には古典的オレンジが残っているけれど、やっぱりボディーについてるテールランプ(テールレンズかもしれないけど、本記事では「テールランプ」という)にも古典的オレンジが欲しい。
ということで、ヤフオクでプラド用のテールランプを約4000円(送料別)で購入。
プラド用だから、というよりは見た感じのボテッとした丸み帯びた形状が同じだから買ったけど、やはり同じ形でピッタリ。ランクル70用でも、細身のカクっとしたのは違う。
さて、オークション画面では比較的綺麗そうに見えたけれど、いざ到着してみると、汚れや傷はないものの、左用のレンズがかなり曇ってしまっている(出品者への不満ではないのであしからず。商品としては完全に満足。)。
平成6年式のプラド(Y-KZJ78W)から外したというのだから、経過年数からすると、右側のピカピカが異常がする。右側は壊れたりして途中で交換したのかな?ちょっと得した気分すらする。
レンズごとき、別に曇ってても古典的オレンジならそれでいいんだけれど、せっかく取り外した状態で手元にあるわけだから、一応ピカピカにできないものかと思ってネットで調べてみた。
でも、
プラスチック用コンパウンドなんかで磨いて、一時的に綺麗にはなってもコーディングできないとすぐに曇ってしまうという記事、コメントが多い。
コーディングまではなかなか、というか面倒なので、とりあえず手元にある液体コンパウンドで磨いてみることにした。
一応、磨いた効果を確認したいと思ったので、最初に左半分だけ磨いてみることにして、中央にマスキングテープをペタリ。
まずは4−Lのコンパウンドで、その後、5−Lのコンパウンドでせっせと磨いてみる。
すると、写真ではなかなか分かりにくいものの、みるみるピカピカになっていく。こんな簡単ならやってよかった。これが半分磨いた状態。
ちょうどレンズの山折りの山部分にテープを貼っていたので、イマイチ分かりにくいんだけれど、実物は明らかに真ん中で晴れのち曇り。
そして残り半分も磨くと、終日晴天。
一時的とはいえ晴天・・・・ピカピカになったレンズは右側と遜色ない光沢を放っている。
たかがレンズを磨くまでに大分文字数を食ってしまったけれど、さて、ここでようやく装着する。
こちらが純正仕様のランクル70の後ろ姿。何度見てもいいねぇ〜後ろ姿は憧れの丸目の当時のままだからなぁ〜
まずはテールランプを外す。自慢げに発表することではないけれど、外すのは外側から見えるボルト3本だけ。
たった3本なんだけど、長いボルトなので、電動ドライバーとか、インパクトドライバーがあったほうが便利。
外すとこんな感じ。4灯化しているので、上段にストップランプ、最下段にバックランプの配線が繋がっている。
素人施行4灯化の際に増設したストップランプのソケットの根元のゴムが外れてしまっていたので、今回開けて良かった〜
ここに新しいテールランプを入れ替えてセットする。
トーシローなので、何も考えることなく、元の状態を先生としてソケットをセット。
フンフンと鼻歌交じりにボルトを締めて、朝飯前だぜ(早朝に寝間着姿でやっていたので・・・)、と完成を喜んで写真撮影なんかしたりして。
ふと上に載せた新旧ランプの比較写真を見ると「あら??」
バックランプの位置がオリジナルは一番下。プラドの今回装着するやつは真ん中。
なのに配線を同じにしたことに素朴な疑問が湧く。「バックランプって」黄色でいいのかな?さすがにこれはド素人も直感的に「そんなわけない」と気が付いてやり直し。
今度はちゃんとクリアの部分にバックランプの配線を接続した。
そして、改めて完成した後ろ姿を眺める。
変えた本人ですらあまりに普通で変化を感じられないことに驚き・・・ハイレベルな間違い探しのようだ。
それにこうなると、ウインカーも配線しないと玉切れみたいでおかしいし、下手すりゃ危ないかなぁ〜
(before)
(after)
はやいとこシュノーケルでもつけて激変を味わいたいなぁ〜
とまぁ、つまらないテールランプ交換ごときで長文を書いたわけだけれど、ウインカーの色が少し気になって調べたのでメモしておく。
いつ、どこでとはっきり分らないけれど、ウインカーの色が赤い車を見たことがあるような気がするし(ヤンチャな方の車かしら?)、再販ランクル70も純正テールランプのままウインカーを増設(全灯化)すると赤いウインカーになってしまうような・・・
そんなわけで、どんなルールになってるんだろかと少し調べてみた。
まず、こんなときの定番メニュー保安基準。
◆道路運送車両の保安基準41条第2項
方向指示器は、自動車が右左折又は進路の変更をすることを他の交通に示すことができ、かつ、その照射光線が他の交通を妨げないものとして、灯光の色、明るさ等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。
◆道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2015.10.08】〈第二節〉第137 条(方向指示器)
二 方向指示器の灯光の色は、橙(とう)色であること。
やっぱりウインカーは橙色でなければいけないらしい。ちなみに橙色は、goo辞書によれば「赤みがかった黄色。オレンジ色。」。
細かいことを言うと、過去に製造された車には例外もあるようだけれど、現在生産される自動車はやっぱり橙色でなければいけないみたい。
では、再販ランクル70のテールランプはウインカーとしては使わない前提だからあのレッドとクリアのコンビかというと、わざわざそのために色を変えるはずなんかないし、他の車でも最近はあの古典的オレンジのレンズなんて見かけないんだから違うはず。
「灯光の色」ということだから、もしかすると、電球が黄色で、赤いレンズを通して橙色っぽく見えてればそれでもいいのか?黄色い電球か?
この辺はよく分らないので、知恵袋先生でも同じような質問がないか探してみたらやっぱりあった。
そこに回答している先生方のコメントを見ると「発色が橙色ならOK」とある。
(真偽や実際上のルールの運用は車検場やディーラーにて確認されたし)
さらに大先生方のコメントの中には「 レッドレンズ に グリーンバルブ で オレンジ っぽくなる」ともある。へぇ?
赤に緑って絵具の世界で考えるとドス黒い色になりそうなのに、橙色って全然感覚に合わないので、これまたちょっとググってみるた。
すると、どうやらRGBカラーモード(光の三原色・加算混合なので←全然意味わからないけどそうらしい。)では黄色や橙色になるらしい。世の中ホントに知らないことだらけ。
そんなことで、要するに、
点灯してないときは何色だろうが、スモークフィルムはってちょい悪だろうが、どうでもよくって(多分)、橙色に点灯して一定の光量(ここは調べてないので悪しからず)があればいい
ってわけだ。
また一つイロハのイを知ることができて良かった良かった。
タグ: テールランプ
コメントありがとうございます。4灯化してユーザー車検したときは何もお咎めなしだったのですが、お風呂道さんのディーラーのようにNGのところもあるので面白いですね。ディーラーは車検場より厳しくならざるを得ない事情もあるようですが。
車検自体も運用に幅があるのか、全国どこでも一律にOKでもないかわりに、逆に全国どこでもNGでもないものもあるということでしようから奥深いですよね〜
再販車では恐らく特に問題は無いと思います。
ですが検査官や地域等で、もしかしたら見解が異なる事も?・・・。
また、リアバンパーにブレーキとウィンカーを埋め込むのは後方からの視認性を確保するようになっている事からで、ピックアップのリアコンビがリアゲート全開時に隠れるのは良くないとされていますし、一枚はね上げ式テールゲートへ組み込むタイプも同様に良くないとも・・・。
で、ウチの幌車も4灯化しています。ところが、今回フェスに行って気が付きました!
埋め込み式のリアバンパーはランプ端から樹脂カバーまでの隙間が違っています。
なにしろ、この隙間に反射板(トラック用の小型で規格品)を貼り付けているので。
その時に確認できたトルーピーではこちらと同じでしたから、もし、バンパーの品番が共通だったら樹脂部の意匠がセミロングでは専用なのではと思います。
こんばんわ。真面目さではかなりのものだと思われる地元の神奈川トヨタですが、レカロシートだけ戻したら、何も言わずにメンテしてくれましたよ。まぁ、敢えて4灯化してます、とも宣告してないですけど、ブログも見ているようなので知らないわけじゃなさそうですし・・・
こんばんわお風呂道です。4灯火されてからディーラーの入庫はどうされてますか?
今だに4灯火には未練タラタラなので気になって仕方がありません。