簡単すぎるので治療院に来るお客様に、よく質問を抱くのです。
【家族同士または親しい人同士でマッサージするコツってあるのですか。】と。
そこで、そのような時のポイントについてお話します。
肩がこったら 【二の腕の後ろ面】を押そう!
美容室で、サービスとして肩をマッツ—サージしてもらえることがあります。それほど肩が凝っていないときは、ただ気持ちいいだけで幸せの気分になれますよね。
ですが、方がひどいときは、気持ちよくマッ—サージしてもらったはずが、(帰宅したら頭がずきずき痛む)
(気分か悪くなった)と感じることがあります。
凝っている方をもむ作業は、ヘドロの沼をかき回すようなものです。よどんだヘドロをかき回してもらっている間は気持ちよく感じます。
でも、本来は、そのかき回したヘドロをマンホールに向かって流してやるべきなのです。
その流す作業を怠ると、行き場のないヘドロは時間がたつと結局またその場所に沈殿します。
ヘドロとは身体でいえば老廃物のことです。これが、せっかく肩をもんでもらったので気持ち悪くなったり、かえって悪くなる原因です。
レッスンを受けている美容師さんでも、こうなってしまうことがあるのですから、一班の方は、ただもむのではなく老廃物を流すことに、意識を向けるべきなのです。
ご両親やご家族にマッサージしてあげるとき、椅子に腰かけたまま行うことが多いですねよ。椅子に腰かけていると。どうしてもどこかしら緊張しますし、身構えたりします。痛いときに逃げてしまう準備も無意識に整えています。せっかくマッサージするなら、布団を引いて寝ていただくとより効果が高まります。
旨く脱力できるからです。
寝ている人は脱力できますが、マッサージする側はきつい姿勢になります。そこで手で行うのでなく、足で踏んであげるのです。この方法を紹介します。
この方法は、肩こりの時に抜群の効果を発揮します。 方に一切触れないうえに、立ったままで足を踏むのですから、テレビを見ながら、または話しをしながら楽に行えます。脇の下からひじのラインをもんで、よどんでしまった血液やリンパ液を流すことが出来るのです。
診断ポイント=上腕三頭筋
この筋肉は二の腕の後ろ側にあります。
この部位は肩回りから離れているので、【本当にここでいいの?】と思われるかもしれません。しかし、2〜3分踏んでいくと、だんだん腕の中央で、【硬い鉛筆のようなしこり】が縦長に走っているのがわかってきます。上腕三頭筋は、いわゆる(力こぶ)と拮抗する筋肉です。
【筋肉】というと、まず力こぶをイメージする方が多いと思います。例えば体操選手の腕を見ると、立派な力こぶですよね。その力こぶを作る筋肉は、上腕二頭筋です。そして、目立つ上腕二頭筋を陰からコントロールしているのが上腕三頭筋です。力こぶだけだと,そこの急に力が入った時、拳が思いがけない方向に行ってしまいます。そうならないように、上手に力こぶの収縮度合いをコントロールしているのが上腕三頭筋なのです。
そのため、あなたが腕を使って作業をしている間はずっとこの上腕三頭筋が頑張っています。でもいつも調整役だから上腕三頭筋が凝っていないはずがありません。
目立たないから気づきません。これは目立つお父さんを陰で支えるお母さんのようなものです。長時間上腕三頭筋に軽い刺激が続くと。筋肉は疲れてきます。いわゆる筋がこもった状態になるのです。
ここに死亡やセルライト(皮下脂肪)がたまると、血行が悪くなったり、リンパの流れが悪くなってきます。
ご家族がいらっしゃる場合は、定期的にお互いに足裏でマッサージしてみてください。税所は飛び上がるほど痛かったのがぼんやり感じてきた頃がs、マッサージ終了の目安です。
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