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2021年04月09日

日記20 アラフィフおばさん、仕事探そうと言う気になったらし5





どうも、梅ゆかり母さんです。
前回、仕事を探すのに、センターを利用しようと思い立った私。
でも、いざ送信を押してから、物凄く後悔しました。

私より困っている人がいるかもしれないのに。

という思いと、

いい大人がなに甘えてんだ。

という思いで、押しつぶされそうになっていました。
旦那にすら相談できなかった。
そんなところに相談する前に動けよ。と言われそうで。

でも、動けたら、正直、「そんなところ」を利用などしないよ。
と。深く深く後悔して翌朝。





多分、始業早々にメールを見たんでしょうね。
最近、「メールをくれたことが嬉しくて」と言っていたので、
よほど利用者がいなかったようで、あさいち電話が来ました。
飛び上がりそうな心臓を抑えつつ、電話に出る。

向こうさんの私の電話応対の印象では、
「引きこもり主婦」という割にはハキハキしているし、好印象だったそうです。
今週(電話は火曜日にありました)の木曜か来週の火曜日に面談はどうかという打診がありました。
すぐに「木曜で」と返事をし、木曜日の午前中に出向くことになりました。

もし、火曜日にしていたら、またずるずると言い訳を考えて、重い腰が上がらない気がしたんです。
善は急げじゃないけれど、思い立ったらじゃないけれど、
行かなきゃいけない! そう鼓舞して、奮い立たせた返事でした。

そんなに大変? と思われるでしょうが、10年も家から出なかったものが、
えいやっと出るんです。また、仕事で怒られたり、責められたりするんです。
そんな恐怖と戦うんです。
ずっと戦っている人とは違って、初心者です。でも、アラフィフです。
人は、出来て当たり前という思考をもって接してきます。
それと戦うには、このくらいの勇気が必要だったんです。






木曜日当日。
薄曇りだった気がします。
歩いて行きました。自転車はなく、車検も切れていたので、仕方なくなのですが、
まぁ、体力をつけるために。という大義名分を掲げで歩きました。
今日限りになるか、続くのか不明ですが、とにかく、歩いて、覚悟のもと訪ねました。

事務所? というにはちょっと相談室? 会議室? どういう感じなのかな?
という部屋でした。
受付に人がいて、予約をしていた旨を伝えると、担当さんを呼んでくれるシステムです。
担当となる方が一人居なくて、そこの所長という方と、担当の方が来てくれました。
担当は二人付くようです。

所長は60歳近いおじさんです。よくしゃべる人です。
印象は、ごくごく普通の、どこにでも居るような、責任者。という感じの人でした。

担当の方は女性で、Yさんと言い、おとなしそうな人で、ちょっと、大丈夫だろうか?
という印象。大丈夫かというのは、なんだか吹けば折れてしまいそうな細い方。という印象です。
中身はそうでもなさそうですが(笑)

その日の面談は、このセンターの内情などの説明を、ただひたすら所長さんが話してました。
仕事復帰をしたいけれど、なかなか勇気が持てない人や、
どんな仕事が向いているのか解らない人、
職場で傷ついて、外に出ていけなくなった人などが多く利用するセンターのようで、
私のこともちゃんと受け入れてくれるということなので、
センターを利用するよう手続きを取ってきました。





そして、次回は来週の水曜日に面談ということになりました。

この日、行った感想は、
やはり

産むが易し

ですね。
いろいろと悪いことや、嫌なことを想像して潰れそうでしたが、
行ってみれば大したことはない。
それほど邪が出るわけでもないし、嫌な目に遭うわけでもないのに、
なんだって出るのが怖いんだか(笑)
という感想を持ってしまうほど、あっけなかったです。
ただ、全く私の話をさせてもらえなかったのに、これで仕事できるのかしら?
とちょっと不安はよぎりました。
でも、まぁ、人と話すこと、聞くことがこれほど疲れるとは、
ある意味、そいうものの訓練をしに行くとかって話かもしれない。
と頭に思いながら、今日は、ここまで。



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