日本最南端の大自然と文化の町
有人島九つ、無人島七つ。一町多島の竹富町は、2018年7月2日で、町制施行70周年を迎えました。
戦後の混乱した社会情勢の中、米国軍政府の許可により、竹富村から「竹富町」に昇格、有・無人16島の島々を抱える町は、石垣市内に行政拠点を置くなど全国的にも特異な自治体です。
町に昇格した当時の人口は、9387人。現在の人口4317人で、約5000人近く減少したものの、Uターンや移住者の影響で、4000人台を推移しています。
沖縄県で、第二の面積を誇る西表島には、イリオモテヤマネコをはじめ、希少野生動植物に、国内最大の石西珊瑚礁、県内最長の浦内川とまさに、東洋のアマゾン。「秘境」と呼ばれる大自然があり、世界自然遺産登録への挑戦が続いてる。
竹富島の種取祭をはじめ、波照間のムシャーマ、西表島の節祭、等々自然に生かされ、自然に学んだ町の歩みは、数百年来の伝統祭事が受け継がれています。