全36件 (36件中 1-36件目)
1
先発野村は9奪三振無四球と力投を見せ、8回を投げて3失点で勝利投手になりました。相変わらず素晴らしい出来で、安打もゴロヒットも多分にあり、その投球は前田健太をも凌ぐほどの安定感です。自らタイムリーを放つなど打って投げての大活躍でした。 野手では以前タイムリー二塁打を放った小窪が好調を維持して2安打、ニックも3出塁と活躍を見せました。赤松も2安打を放つなどやはりチャンスメーカーと中軸が打てれば今日のようにしっかりと得点できます。野球というのはやはりそういうスポーツだと思います。ちなみに今日、赤松は一本もゴロの打球を打ちませんでしたが、2安打放ちました。基本的に赤松はFB打者であり、その打者がFBを打てば強い打球を打つことができるのは当然です。日本ではよく足の速い選手は転がせと徹底させますが、基本的には自分はどういう打球の特性を持った打者なのかを認識することの方が打撃開眼への近道です。これからは変にゴロを打とうと思わずに今の打撃を続けていけば結果は出るのではないかと考えています。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.31
コメント(0)
先発斉藤は珍しく最速143キロを計測し、3奪三振4与四球と芳しくはなかったものの9:5とゴロアウトが多く、球にバラつきこそはあるものの低めに投げて僅か被安打2本と好投し、勝利投手となりました。このまま球速を引き上げていってもらいたいですね。その後は今村、ミコライオと新リレーを構築して難なく無失点に抑えました。ただ、あまりリレーを構築したからと言って彼らを酷使しないようにメジャーのように適度に休ませるようにしてもらいたいところですね。 野手陣では廣瀬、岩本が上昇気流に乗り、堂林も復調するなど調子が落ち始めたニックの代わりとなるキーマンが出てきましたね。特に岩本と堂林は将来の主軸候補なので、是非とも本格化してもらいたいところですね。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.30
コメント(0)
先発バリントンはやはりその日の調子によって左右されやすく、突然長短打を浴びてトドメの本塁打を浴びてKO、昨年の投球内容から見た限りでは何となくこのような波の激しさは予想できましたが・・・。もう一人の復帰組、菊地原が初登板で143キロを出すなどまだまだ健在なことをアピール、もう少し状態が上がれば145キロ前後叩き出す日も近いかもしれませんね。中田、今井もしっかりと無失点としっかりと抑えましたね。さて、話は変わりますが、菊地原は移籍して球速を大きく伸ばし、活躍することに成功しています。それに反して広島の左腕投手は皆、球速が下がり、見る影もなくなった投手がわんさかいます。菊地原の経験を活かしてその環境を改善できないものかと思っています。 野手陣は梵、堂林が結果を残しました。ただニックの調子がそろそろ落ち始めており、いよいよ最大の正念場を迎えようとしています。まだ正念場ではなく、これからだというところがこのチームの弱さを示しているように思います。【送料無料】スカウト価格:1,575円(税込、送料別)
2012.05.28
コメント(0)
先発大竹は140キロ後半(最速150キロ)を記録するなどスピード満点の直球で5奪三振1与四球と好投を見せました。ミコライオ、今村は頑張りましたが、サファテがどうもあれ以来苦しい投球が続いています。もうこうなると、泥沼状態ですね・・・。 野手陣は少ないチャンスの中で珍しくものにするなど奮闘しただけに今日は勝ちたかったですね。後、やはり東出はきっちりと打たせる機会を設ければ打てると感じました。打線は今のメンバー、打順で良いと思うだけにこれからもこの打順で戦ってもらいたいですね。【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.27
コメント(0)
『ノビシロというものがついに判明か!?』 前回は予想と実際の活躍が合致した選手を取り上げてみましたが、今回は逆に私の予想を覆し、活躍している選手を取り上げてみたいと思います。 「田島」 D S 私の予想を覆し、野村と同じく新人王争いに名乗りをあげるだけでなく、不振の浅尾に取って代わる存在へと成長しつつあります。ただ、(言い訳させてもらいますと^^;)上昇曲線を描いていたことは記載通りの事実であり、ひょっとするとこの上昇曲線がプロに入団し、高いレベルの場を経験したことによって大きく成長できたのかもしれません。 「益田」 D S この選手も田島と同様に私の予想を覆し、セットアッパー的役割をこなしています。ただし偶然なのかは分かりませんが、実はこの選手も上昇曲線が見えると記載しており、ひょっとするとこの選手もプロに入って大きく成長できたのかもしれません。 最低評価のDランクから見事に最高評価のSランクの活躍を見せ、私の面子を丸つぶれにしたこの2選手たち(良い意味で予想を裏切ってくれて嬉しい限りです ^^;)ただ、そこから見えてきたこともあります。上記にも書かせてもらった通り、この選手たちが本格化という領域にこそ至らなかったものの上昇曲線を描いていたということです。ひょっとするとこれは今まであいまいだった『ノビシロ』というものなのではないかと推測しています。 野村克也氏や小関氏らが書かれている著書などでも「将来性ほど当てにならない言葉はない」という言葉があるなど今まで非常に曖昧なものでしかありませんでしたが、今回のこの二人の共通する点はこの上昇曲線、つまり順調に成長することができる証のようなものであり、即ちこれこそ『ノビシロ』というものなのかもしれません。もしこれが『ノビシロ』である可能性が高くなれば、本格化していない選手でも「この選手は徐々にではあるが、内容に成長が見られる。もっと良い環境で育てていけば大きく進化するのではないか」といった見方もでき、もっとドラフトで指名した選手が大成できる確率を高めることができるかもしれませんね。今後の二人に要注目です。【送料無料】マネーボール価格:2,682円(税込、送料別)
2012.05.26
コメント(0)
先発前田健太は7奪三振3与四死球、4:6と芳しくない内容でしたが、2失点とまとめました。それだけに勝ち星をプレゼントしたかったのですが・・・。 野手陣は無死二塁でのチャンスで得点できなかったのが痛かったですね。やはり戦力不足が深刻な状況であり、もっと抜本的な改革が必要ではないでしょうか。ドラフトでも真剣に野手の獲得やレイズなどにみられるキャリアのあるベテラン強打者の補強などを積極的に行うべきではないでしょうか。【送料無料】マネーボール【Blu-ray】価格:3,591円(税込、送料別)
2012.05.26
コメント(0)
先発野村は8安打を打たれたものの、12個ものゴロアウトを奪うなど低めに球を集める投球で、2失点と試合をまとめました。相変わらず低めに球を集めることができる投手で、ここまで低めに投げる投手は稀有な存在ではないでしょうか。今村も内野安打とゴロアウト合わせて4つと安定した投球、逆にサファテが本塁打を浴びるなどやはり今年は球威で圧倒できない状態が続いており、一度リフレッシュ期間が必要ではないでしょうか。岸本も140キロ中盤が出なくなっており、サファテとともに一度休養が必要な状態であることは間違いかと思われます。 野手ではニックは相変わらず好調を維持していますが、丸が2三振、廣瀬も状態が上がらず苦しい台所事情、岩本が安打を放ちましたが長打を望みたいところですね。後挙げるとすれば暴走気味の走塁、打撃での得点創出能力が臨めないのならばせめて走塁での得点は稼いでおかなければなりません。しかし、今日の梵といい最近は走塁ミスが多く続いています。ただ、これも得点が臨めない打線だからでしょうかね・・・。もう完全にチーム状態は火の車状態と言えそうですね。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.25
コメント(0)
先発斉藤はゴロを打たせることはできたものの、3奪三振4与四球と不安定な内容、特に制球面で粘れないようでは斉藤のようなタイプは試合を作ることができません。二番手は何と河内!どうやら一軍復帰したようで、1回を無失点に抑えました。ただ最速が130キロと少々厳しく、どこまで引き上げられるのかが注目です。 野手では天谷がスタンド中段とにわかに信じがたい打撃を見せました。岩本も一軍昇格即スタメンで安打を放つなどまずまずの出出し。今日は敗れましたが、現状のスタメンは今のメンバーがベストと言えるのではないかと感じるので、しばらくはこのメンバーで行ってみてはどうでしょうか。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.23
コメント(0)
『新人選手の途中診断、合致編』 それでは2011年に入団したドラフト選手の活躍具合を有名どころの選手を取り上げて見たいと思います。私が以前評価付けしたランクと現在のランクを見比べてみたいと思います。記し方は私が評価したランクを先に記し、次に実際の活躍の度合いを記したいと思います。「藤岡」 B B 予想通り登板機会が得られていますが、プロ相手に通用しているとは言い難く、防御率はリーグ平均以下となっています。「川端」 A A 評価した当時は名前すら知らない選手であり、いくらセイバーの数値が良くとも本当にこんな高い評価をして良いのかと不安になったこともあり、これは私自身かなり勇気のいる決断だった評価で、この評価が今のところ当たっていること自体に驚きと高揚感に(勝手に)浸っています。「野村」 S S 圧倒的なK/BBを記録していて菅野と並ぶ投手だと評価した投手、その評価通りの活躍で何とQS率100%と素晴らしいという域を越える活躍を見せています。「十亀、小石、佐藤、小島、島内、辻、高木、江柄子」 やはり社会人や大学でも安定したK/BBやミート力、選球眼を持った選手でないと厳しいということでしょうか。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:1,953円(税込、送料別)
2012.05.22
コメント(0)
先発バリントンは失策絡みもあって5失点を喫しました。二番手今井は3回を投げて1失点でしたが、2奪三振2与四球にライナー性の打球が多く、少々信頼性に欠けます。三番手中田は久々の登板で、体力充分なのかスピードも二軍のころと近い数字を叩き出していました。2奪三振を記録してゴロの打球が多く、良いものを見せてくれました。江草は・・・、正直厳しいのではないかと考えられます。今村は2奪三振と二死を取ったものの、そこからすんなり行かないのが信頼されない要因ではないかと思われます。 野手陣には廣瀬の3出塁と、復調の兆しと受け取って良いのかは分かりませんが、浮上のきっかけを掴んでくれればと思います。赤松や天谷など機動力を強化しても得点力不足は否めず、苦しい状態が続いています。やはり得点力上昇には打撃面で強みがないと苦しいということでしょうか。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.22
コメント(0)
「犠打のさせすぎが打撃不振を招く』 今回は打撃不振にあえいている内野のリーダー的存在の東出をスポットに当ててみたいと思います。前文に述べた通り打撃不振に陥っており、昨日の試合でも小窪にスタメンを奪われるなどスタメンを外れることが増えています。そんな東出の打撃内容を見てみたいと思います。ミート力:15.1 選球眼:.778 打撃の内容ではなんら問題はなく、普通に打席に立てばすぐに打率が上がっていく気配が漂っています。しかし、それでもここまでは浮上のきっかけをつかめないでいるのは何故か?その原因の一つとして挙げられるのは犠打数の多さにあります。犠打をするということはその打席を一つ捨てることになります。つまり、東出は他の打者とは違い、残りの3打席で安打を一本打つことが義務付けられており、これでは浮上のきっかけを掴む確率は狭まってしまいます。 現在、塁に出たら判を押したように犠打を選択していますが、このままでは東出の打撃の浮上は送れるだけではないでしょうか。【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.21
コメント(0)
『進化の過程?』 それでは庄司に続いて二軍にいる岩本についてみていきたいと思います。ミート力:14.6 選球眼:.333 ISOP:.125 これまでミート力がかなり悪かった岩本ですが、二軍では14.6と球に当てられる技術を身に付けつつあり、確かな向上が見られます。後は如何に球を見極めが向上するかに懸かっていそうです。 また、今はミート重視の打撃のようで、ISOPは.125と長距離打者としては物足りないですが、逆に言えばミート重視の打撃でもこの数字を記録できるということは、やはり長打力の面で魅力のある打者です。今正に進化の過程を辿っている段階であり、ここから主力打者への道を駆け上がって欲しいですね。【送料無料】「メジャー」完全燃焼!夢の舞台編 3rd.Inning価格:4,872円(税込、送料別)
2012.05.20
コメント(0)
先発前田健太は6奪三振1四球と素晴らしい内容で日本ハム打線を無失点に抑え、ミコライオ、今村と繋ぎましたが・・・。ここから逆転負けを喫しました。元々投球自体アバウトでも球威で抑えられていましたが球の力で押していたサファテはどうも球の力で押せておらず、二塁打を許しています。これを解消するには球を微妙に動かすかカーブ辺りの球種を使って直球を活かすなど工夫が必要かもしれませんね。 打線は久々に4得点を記録しました。梵、ニック、前田、堂林と軸となる選手の活躍は今後大きいかもしれませんね。また松山を抹消し、赤松を登録しました。松山はもう一度自分の打撃を見つめ直す必要に迫られるでしょう。長打を打つタイプではないのだから。廣瀬も三振が増え、少々厳しくなってきました。元々、不器用なタイプの打者なので、一度スタメンから外してみてはどうでしょうか。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,780円(税込、送料別)
2012.05.20
コメント(0)
先発野村は6奪三振2与四球と比較的安定した投球、打球も6:5とまずまずの投球を見せて無失点に抑えました。ミコライオ、サファテと繋いで無失点リレーを完成、今の広島は無失点に抑えないと勝てないだけに投手陣には今後も頑張って欲しいですね。 野手では梵の一発のみと寂しい内容。やはりニックや堂林を歩かされると厳しい印象は否めません。正直、松山は二軍で選球眼を磨かせた方が良いのではないでしょうか。レギュラークラスの選手ではないし、堂林のようにスケールの大きいタイプでもないのだから拘る必要はいらないのではないでしょうか?【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.19
コメント(0)
『やはり選球眼に弱さ』 今回の注目選手は松山、栗原の後継者として野村監督から多大な期待を受けていますが、今のところ満足した成績は収められていません。それでは打撃の内容を見ていきたいと思います。ミート力:8.33 選球眼:.333 ISOP:.030 ISOPが.050すら切っているのに反し、ミート力は8.33と高い水準を記録していることから察するにやはり長打力を売りにするような選手ではないことを再認識させます。彼が生きていく道はアベレージ打者、出塁率の道でしょう。しかし、その道を行くには選球眼が悪く、今のところはボール球などの悪球にも手を出しています。打率が上がらないのはこれが原因でしょう。オープン戦での総括でも触れましたが、悪い予感が的中してしまった格好です。 今後松山が成績を上げることの必須条件は選球眼の向上にかかっていると思われます。ただ、一塁を守る選手にしてはこのパフォーマンスでは少々物足りなく、ある程度の長打力が見込めないと判断されてしまったそのとき、岩本と交代となる可能性がありそうですね(足が速いというわけでもないですから)。やはり松山はレギュラーというよりかは町田や浅井のように代打、もしくはスーパーサブとしての位置づけの選手ではないかなと感じさせます。【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.18
コメント(0)
先発斉藤は2奪三振6与四死球と惨憺たる内容だったものの、ゴロアウトが多く低めに投げて要所を締めて1失点と何とか試合を作り、勝利投手になりました。ただ、楽天打線だから何とかなった印象で、打力のあるチームだと少々心配ですね・・・。ミコライオはしっかりした投球を見せていますが、やはりサファテは少々不安定ですね。 野手ではニックと倉の二人舞台で、丸が脇を固めたような感じでしたね。何気に若手とベテランと外国人の融合というやつですかね。できればもう少し融合する選手が増えてほしいものですが・・・。最後に広瀬が少々内容が悪く、3番打者の変更があるかもしれませんね。【送料無料】メジャ-の投球術価格:777円(税込、送料別)
2012.05.17
コメント(0)
『投手の方が良かったのでは・・・』 今日は二軍選手に注目をしてみたいと思います。今回取り上げる選手は堂林の同期入団である庄司隼人内野手を分析してみたいと思います。皆様もご存じの通り、堂林と庄司の二人は元投手出身でプロに入ってから共に内野手に転向しました。堂林は二年目のシーズンこそ壁にぶち当たったものの、一年目は非力な高卒選手でISOP.100を越えるなど長距離打者とは言わないもまでも中距離打者の範疇に入る打撃を披露し、昨年のフェニックスリーグ、今年のオープン戦では選球眼やミート力に向上が見られ、一軍起用の決め手となりました。では庄司は堂林に続くことができるのかどうかを見ていきたいと思います。14試合.182 0本1打点1盗塁 4三振0四球 ISOP.045 以上が今年の成績となります。入団して以降ミート力や選球眼共に徐々に引き上げていってはきましたが、まだまだ一軍を意識できるほどの力量があるかと言えば疑問で、特に今年は不振を極めています。しかし、問題なのは打撃内容よりも庄司のポテンシャルにあります。ISOPはかなり低く、そうかと言って足を売りにできる選手かと言えば、最大盗塁数は今年の僅か1個、昨年の併殺打が5個と多く、これまた売りにできる走力ではありません。つまり、レギュラーを奪取するに必要なポテンシャル面で何一つ武器にできるものがないばかりではなく、寧ろ数字を見た限りでは並以下なのではないかと感じさせる部分にあります。また、研究によって技術よりも身体能力によるものが大きいとされる守備面でもこのポテンシャルではそう多くは望めそうにありません。実際、今年は34試合中14試合と出場機会が減り、安部や新加入の菊池に後塵を拝し、ポジションも今まで守っていた二塁ではなく三塁を守り、二塁のポジションには僅か2試合のみの出場となっています。やはり身体能力が高いわけでもなく、長打力もない選手は必然的に出場機会が減っていくのも致し方ありません。 正直申し上げて庄司が一軍のレギュラーに定着できる素材かと聞かれると、NOと言わざるを得ません。このまま野手を続けていても井生のようなバックアップ選手のような位置づけになるのではないかと感じます。数字を見ていくにつれ、庄司はやはり投手の方が良かったのではないかと強く実感します。様々なドラフトサイトを拝見するに投手としての庄司は147キロを出し、変化球も一通り持ち合わせており、クイックなどもしっかりしているなど前田健太のようなまとまったタイプであり、育成しやすかったのでは?と感じます。どうも投手としてのノビシロがないという評価が多いようですが、ノビシロなどというものは見る人によって変わってくる曖昧なものであり、根拠も何もないただの印象論にすぎないのではないでしょうか。日本にはバットコントロールやフィールディング、投手では腕の振りなど少々昔の主観的な要素で判断すること、酷いものでは打席に入った時の雰囲気だの着こなしなど正直聞いてて呆れるような評論があり、この部分に日本プロ野球界のスカウティングにおける最大の問題点が見え隠れしているのではないでしょうか。これからも野手でやっていくのだと思いますが、何とも惜しいなと感じさせます。【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.17
コメント(0)
『広島のドラフト候補を評価』 それでは今年、広島のドラフト候補であろう選手を以前しようしていたミート力、選球眼、投手ならK/BBを見て評価していきたいと思います。『上本 崇司』 B 特殊性:走力 選球眼は2011年春から向上し、今年も三振を上回るなど本格化しています。課題であったミート力も徐々に引き上げており、理想的な曲線を描いています。ただし、二塁打すら殆どない致命的な長打力のなさと特徴のなさがどうなるかが気になります。『金子 侑司』 C 特殊性:走力 ミート力は引き上げているものの、選球眼は大体.600を推移していて少々物足りなさが残ります。ただ、盗塁数の多さはプロで売りにできるほどの足を持っているのかなと感じさせますね。『白崎 浩之』 D 特殊性:長打力 今年、2012年春のリーグ戦でついに一部でも長打力を発揮することに成功していますが、ミート力は6.00と低いうえに選球眼も.500と少々物足りなさが残ります。とはいえ、秋のリーグでも同じような打撃内容を示すことができれば一躍上位候補に躍り出るかもしれませんが、1年だけでは私としては少々評価の引き上げは難しいところです・・・。ただISOPが.216と長打力があるのは確かなみたいなので、右の強打者を育てるというのであれば下位指名もありではないかなと感じます。『伏見 寅威』 B 特殊性:なし 「右の強打者なら伏見がいるよ」と友人のアドバイスをいただいたので、取り上げてみました。2010年までは順調に来ていましたが、2011年春の大不振が響いているのか?ミート力はこれ時期を境に悪化傾向にあり、少々上昇曲線を描けずに乱れています。ISOPは.150あたりで推移しており、圧倒的な長打力があるかと言われると少々疑問を持つところですね。捕手ながらパンチ力があるという面を評価されているのかもしれませんね。『中元 勇作』 D 特殊性:なし 変則フォームから145キロをキロする投手とのことですが、K/BBは1.48と低水準を記録し、三振を取るタイプでもなければ四球を出さないタイプでもなく、即戦力かというとかなり疑問符がつく内容です。ただ、今年大きな成長があるかもしれませんね。 素材としては面白そうな選手はいますが、スカウト陣が「今一つ」とコメントした通り、確かに即戦力として確実にやれる!と太鼓判を押せる選手がいないところは寂しいですね。ただ、白崎は唯一『右の強打者』に合致したタイプなので、ここからの成長があるのか要注目ですね。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.17
コメント(0)
先発バリントンは10奪三振無四球、11:1で内野フライ2つと完璧な内容。素晴らしいだけに勝てなかったのが痛すぎます・・・。ただ、どうも今年のサファテは力で押せない投球が続き、永川のように一年一年の調子の波が激しいタイプのようですね。 野手はもうどうしようもない状態、ニック一人で戦っているようなもの。もう打てる手は二軍の選手たちの入れ替えか前田のスタメン起用しかないですね・・・。やはり投手ばかりの補強が野手の人材枯渇を招いたと言えますね。以前は野手が良く、投手がボロボロなチーム構成でしたが、今では完全に逆転。完全にチームの歯車が狂ってしまっているんでしょうね。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.16
コメント(0)
『ゴロはフライよりも安心できる?』 今回はtERAを計算する上で欠かせない打球について説明をしていきたいと思います。打球にはご存知の通りゴロ、ライナー、、内野フライ、外野フライ、本塁打と合計で5つの打球があります(メジャーではフライとライナーの中間の打球が認められています)。その中でも最も評価の高い打球を順に並べていくと、本塁打、ライナー、外野フライ、ゴロ、内野フライとなります。この中で本塁打と内野フライは余程のことがない限り前者は得点が入り、内野フライは落球などと言うケースはまずありませんからほぼアウトになります。では何故ゴロより外野フライの方が評価が高いのでしょうか? ゴロを打たせる指導者がよくいう意図として「失策を誘えるから」というものがありますが、高校レベルからはそれほど多くの失策は望めず、失策したとしてせいぜい1、2個ぐらいしかないのが現状で、安打になる確率を見ていかざるをえません。それでは数字を使わずに簡単な(エセ)論理で説明していきましょう。ゴロの打球が安打になる場合は基本的には内野手を通過することになります。内野手の数は投手を合わせて5人、つまり5人の網をかいくぐって初めて安打となります。それでは逆に外野フライはどうでしょうか?外野手の数は3人、つまり内野手より2人守っている人間が少ないのです。しかも球場の構成は競技場としては独特の扇形、奥に行けば行くほど守る範囲が広くなっています。つまり、少ない人数で広い範囲を守っているのが外野手なのです。これを見ていけばもうどちらが安打になりやすいかは一目瞭然でしょう。 次に長打になる確率を見ていきましょう。ゴロの場合、内野手の網をかいくぐったとしても次に待ち受けているのは外野手です。つまり、長打になるにはこの外野手すらも突破する必要があるのですが、現実的に考えてそれが可能な範囲としては一塁線、もしくは三塁線のどちらかだけということになります。それでは外野フライはどうでしょうか。実は外野手の網をかいくぐった場合、もう守っている人間はいません。ですからどこに落ちても足の速い選手ならば二塁へ到達するチャンスがあります。長打の場合でも外野フライの方が確率が高いのです。 これらの点を踏まえて考えてみても数字などを使わなくても外野フライの方が利点が多いことが分かります。考えてみれば、本塁打の打球に進化できるのは打球の性質を考えても外野フライのみということも分かりますね(実際は弾丸ライナーと呼ばれるフライとライナーの中間の打球もありますが)。【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.15
コメント(0)
『新人の今後は?』 それではここで野村にスポットを当ててみたいと思います。まずはこれまでの投球内容を見ていきましょう。29奪三振13与死球2被本塁打 78GB 15LB 8内F 27外F tERA:3.30 GB:FBは1.50とかなり高く、これは低めに球を集められる制球力があることを示し、大きな失点なく安定感抜群であることを感じさせます。ただし、三振をあまり奪えるタイプでないことやライナー性の打球が結構多いことなどがやはり課題で、実際の防御率と2.00の乖離があります。最近の登板でも2本の本塁打を浴び、二塁打などの長打を浴び始めています。投球自体はスライダー、カーブ、チェンジアップと比較的オーソドックスなだけに今後は三振を奪える投球術を身に付けるか如何に捉えられずに芯を外すかなどの工夫が必要になってきそうです。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.14
コメント(0)
先発前田健太は長打を浴びるなどの乱調、いつもと違って力でねじ伏せようという思いが強かったのか、フライが多めの投球でした。岸本は明らかに疲れが見え、球速もついに140キロすら計測しにくくなっています。一度リフレッシュするために二軍へ落として調子を整えた方が良いのではないでしょうか? 野手は珍しく6得点を記録、予感が的中したのか梵が一発を放ち、再び上昇気流に乗り出す勢いで、堂林も2安打を記録しました。今日のように当たりが出れば得点できるのですが・・・。【送料無料】スカウト価格:1,575円(税込、送料別)
2012.05.13
コメント(0)
先発大竹は7奪三振3四球、7:4とまずまずの投球を披露し、安打も散発だったことも幸いして無失点、久々に好投を見せてくれましたね。このところ不振のミコライオも無失点、最後はサファテが無失点と締めました。 野手ではニックが口火を切り、堂林がタイムリーを放つという今打線を引っ張る二人が得点をあげましたが、その後は無得点・・・。 今日の先発野村は6奪三振無四球で7:6と好投を見せましたが、2本の一発を浴びたことや長打を浴びるなどそろそろ相手も研究してきた模様、ここからが正念場となりそうですね。 一方の打線はさっぱり、ムラのある梵が再び上昇気流の載り始めたことを期待したいですね(もう投げやり)。【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.12
コメント(0)
それでは引き続き、傾向箇所を見ながら検証していきたいと思います。 まず一つ挙げられるのが『高卒左腕投手枠』です。実はこの枠が最もはっきりしている箇所で、必ずと言っていいほど毎年最低一人は中位、もしくは下位指名してきています(ただし、2010年は中村恭平を指名したことでなし)。なので今年も高卒左腕投手の指名は濃厚なのですが、今のところ浜田以外に高卒左腕の名前は挙がってきておらず、浜田も上位候補だけにそれに合致した投手が浮上してきていません(というか私のリサーチ不足かもしれません)。今後の動向に要注目な箇所ですね。 また、最近の傾向として浮上するのが『社会人の速球派投手』と『下位での速球派投手』です。まず最初は『社会人の速球派投手』、以前から巨人に指名された土本や西武やヤクルトに指名された十亀、七篠など球の速い社会人投手を外れ一巡目候補として挙げてきています。ただし、単独で入札できたことや思いのほか上位で指名されたこともあって指名されずにいますが、可能性はなくはないでしょう。この枠で名前が挙がる投手は前回紹介させていただいた増田、152キロを叩き出す即戦力右腕とのことで、外れ一巡目候補として名を連ねるかもしれません。ただし、今年は高校生を重視していることや右の強打者を上位候補としているだけに指名が現実味を帯びる確率は少々低いかもしれませんね。 もう一つあるのが『下位での速球派投手』で、荒削りなものの球にスピードのある投手(弦本、池ノ内、富永)を中下位や育成枠で指名しています。なので今年もあるかもしれませんが、今のところ名前が出てきておらず、恐らく隠し球的存在でしょうからドラフト会議の前の月あたりで名前が出るかもしれませんね。 次に新しい傾向として挙がるのが『地元高校出身の大学生』、永川や岩本、上本、井上、野村などの名前を挙げ、上本以外は一環として上位候補としてマークして指名してきています(井上はプロ志望届出さず)。これも誠意というやつでしょうか。そこで今回名前が挙がるのがこちらも前回紹介させていただいた上本、昨年菊池を指名したものの、二遊間の主力内野手は盛りを過ぎて過渡期に入りつつありますが、伸び悩んでいる選手が多く、枯渇気味の状況です。また、正二塁手自体少ないので指名が濃厚です。 最後に少し早いですが、ドラフト予想をしてみたいと思います。一巡目:藤浪 二巡目:右の強打者か社会人投手 三巡目:上本 四巡目:変則左腕投手五巡目:高卒左腕 六巡目もしくは育成枠:荒削りな速球派、右の強打者 このような印象ではないでしょうか。何にせよスカウトには良い選手を発掘してきてもらいたいですね。【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.11
コメント(0)
『今年はどうか?』 早くも指定席に戻りつつあるカープ、暗い話題だけでは何ですので一度ここで明るい?話題を掲載してみたいと思います。それではまず、現時点で分かっているリストアップ選手を挙げて考察していきたいと思います。尚、ここからの考察は大分前に掲載した『広島ドラフト指名選手の傾向を探る 1』を見ていただければ幸いです。・高校生投手:大谷、藤浪、浜田、谷中 ・高校生野手:高橋、田村、北条・大学生投手:東浜、福谷、松葉、伊藤、川満 ・大学生野手:上本、白崎、金子・社会人投手:中元、増田 今のところ現時点で私が調べた状況ではこの選手たちがリストアップされている模様です。まず見てみたい部分として挙がるのが『長打の打てる右打者』という部分、今のところこのメンバーの中でその候補と言えるのが、高橋や田村、北条、白崎といった選手でしょうか(高橋と白崎はどのような選手かは分かりませんが、スラッガーとのこと)。ただ、どうも上位候補のようで、外れ一巡目で消える可能性があるため、最悪の場合獲れない可能性も残りそうですね。 また、右の強打者をリストアップしている中で、やはり名前が挙がるのが大谷と藤浪の高校生右腕コンビで、大学生よりも優れているとコメントしています。特に藤浪に関しては苑田スカウト部長が「スライダーのキレは平松を彷彿させる」とコメントするなどかなりのゾッコンの模様で、何となく一巡目での指名が濃厚な気配が漂います。 他の部門で注目したいのが打ち難いフォームをした左腕投手です。これまで青木高広や川口、岩見といった左腕投手らが入団していますが、今年その枠で指名がありそうなのが中元です。現場からも左の中継ぎ投手を要請されており、指名傾向とも合致しているだけに3、4巡目あたりでの指名が濃厚ではないでしょうか。 最後に忘れたころにやって来た(お気楽な)松田オーナーが2009年に名前を挙げた公文という当時高校生だった左腕投手も今年指名解禁となります。名前自体は挙がっていませんが148キロを出すドラフト候補だそうで、オーナーが惚れた選手は結構指名される傾向があるのでひょっとすると指名される可能性が高いかもしれません。 今のところ情報が少ないだけにここまでの考察となりましたが、今後スカウト会議を重ねるにつれ、カープが狙っている選手が見えてくると思いますので、今回取り上げなかった他の傾向を取り上げてたまにやってみたいと思います。<現時点でのドラフト指名予想>藤浪 153キロ投げれてある程度まとまった本格派投手中元 145キロ投げる変則派左腕<指名はなさそうな選手>東浜 今一つとコメント福谷 今一つとコメント松葉 今一つとコメント谷中 地元の高校で広島出身ということで、間違いなくない。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.10
コメント(0)
先発の斉藤は3奪三振1与四球と三振数は少ないですが、ゴロアウトを10数えるなど二軍での投球内容通りの投球を見せました。ただし、やはり一軍打者相手なので被安打は増え、安打はライナー性の打球が大半とやはり球威面での不安は残りました。正直な印象としては、常に安定した投球をできるかどうかは本当にこの投球を物にできたかどうかにかかっており、やはりもう少し球威面での向上が欲しいかなといったところですね。 岸本はそろそろお疲れ気味でしょうか?皆さまもお気づきかもしれませんが、登板するたびに最高球速が落ちてってますね・・・。元々この投手、体力面で不安を抱えており、連投が効かないタイプの投手です。にもかかわらず役割が一定しておらず、このままでは一年持つかどうか不透明です。できれば役割を決めてほしいところで、個人的にはクローザーが一番良さそうな印象がありますが如何でしょうか。中田は135キロ前後と少々物足りない投球でした。う~ん、二軍では145キロ投げていたはずですが、一軍経験のない若手投手は普段遠征するとしても西日本のみであり、やはり慣れない一軍の長距離遠征で疲れているのかもしれませんね。 野手はニック一人が気を吐いています。そろそろ結果の出ていない若手選手(松山、会沢など)を入れ替えても良いのではないでしょうか。正直、昨年までの成績を見た限りではニックほど我慢して起用するほどの技量やポテンシャルがさほどあるわけではなく、開花も望めそうにありません。これ以上は贔屓起用では?【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.10
コメント(4)
先発バリントンはやはり1奪三振2与四球と不安定な内容、今回は6失点と打ち込まれてしまいました。やはり決め球はないものの、球威はあるだけに低めに集まる日はある程度やれるのですが、昨日のように低めに集まらないとやられる確率が高くなってしまいますね。ミコライオは以前外国人紹介として記載した時の状況と徐々に酷似してきましたね。やはり球威がないタイプなので外野手の守備が絡んできそうですが、外野を越されてはどうしようも・・・。今井は凱旋登板を無失点で抑えましたね。 野手ではニックが3本塁打と大当たり、ついにエンジンがかかったようですね。堂林も一発を放ちました。ただし、結局この本塁打のうちの3本がソロと寂しい状況、如何に出塁できないかが浮き彫りになっていますね。ついにDENAと1.5差、あちらは荒波や筒香ら若手選手に加え、ラミレス、中村らのベテラン選手だけでなく、吉村も復活傾向にある中々良い打線を敷き、投手陣も藤江が戻ってくるなど徐々にではありますが、充実し始めています。反対に我がカープはセットアッパーに暗雲が漂い、未だに得点力不足が深刻と状況はかなり悪く、このままでは最下位になるかもしれません。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.09
コメント(0)
『救世主となるか?』 今回は一軍へ昇格し、先発予定の斉藤を取り上げてみます。2009年に9勝をあげたものの、一昨年は打ち込まれ、昨年は一軍登板なしに終わるなど年々成績が下降しています。今年もオープン戦での登板がなく、構想外なのかなと思いきや福井、篠田が(予想通り?)成績不振で抹消されてチャンスを掴みました。さあ、斉藤は成長しているのかを見ていきたいと思います。6試合 30回 14奪三振 1与四球 2与死球 4自責点25GO 1RO 6内F 12外F 28被安打 7二塁打 1本塁打 以上が成績となりますが、残念ながら2試合ほど打球の詳細なデータが掴めませんでした。良い点は制球面に改善が見られる点で、僅か四球1つとかなり安定しており、ゴロのアウトもフライのほぼ2倍を記録するなど低めに集めることができるようになった点です。その証拠にK/BBも14.0と破格の高水準を叩き出し、自分の投球というものをついに掴んだのかもしれません。この点は成長していると見て良いのではないでしょうか。 反対に不安な要素を挙げるとすれば奪三振の少なさです。これだけ制球良く低めに集められているにもかかわらず、しかも二軍の打者相手に奪三振率が4.20というのはかなりの低水準と言えます。長打の確率も少々高めの数字を記録していることもあり、しかもカウントできなかったものの中に長打が含まれているかもしれません。つまり持ち球自体はそれほど脅威的なものではなく、甘く入ったところを簡単に捉えられてしまうという見方ができます。キレや球威と言った面ではこれまで通りまだまだ課題が山積みといったところでしょうか。一軍の打者相手にどれだけ制球良く低めに集めることができるかが焦点となりそうですね。 話は変わりますが、広島の左腕投手は何故かこういった技巧派投手が多く、全幅の信頼を置ける投手が出てきません。せめて一人か二人は速球派左腕が出てきてほしいものですが・・・。そういった面では中村恭平と、秋季キャンプで助走をつけながらですが149キロを計測した斉藤に期待を掛けたいところです。斉藤の場合はまだまだ持ちうる力をすべて出し切っていないだけに何とかスピードを引き上げてもらいたいですね。【送料無料】勝てる組織づくりの教科書価格:920円(税込、送料別)
2012.05.08
コメント(0)
先発前田健太は7奪三振2与四死球に8:2でゴロが多く、3つの内野フライと今日も素晴らしい投球を見せました。打っても投げても独壇場でしたね。逆にいえば、野手陣はもっと奮起してもらいたいところですが・・・。【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.07
コメント(0)
先発野村は調子落ちか疲労なのかは分かりませんが、K/BBが段々と下がってきており、今日はついに0奪三振3与四球といただけない内容。それでも持ち前の低めに集める投球で大量失点は免れ、3失点と試合を作りました。少し状態が落ちてきていることは事実、一度ローテーションを空けてあげるか一度先発の機会を飛ばしてあげるといった措置が必要ではないかと思うのですが、今現在の台所事情がそれを許すかどうか・・・。ただ、そんなことでせっかくの素材を潰してしまうことだけは避けてもらいたいところです。 話は変わりますが、少し気になった記事がありました。それは中田の右ひじ痛が完治していないということ。様々な方の観戦記などを読むと、「中田は腕を強く振れていない」といった書き込みが多かったのですが・・・、どうりで強く振れていないわけですね・・・。絶対に無理はせず、故障だけはしないようにしてもらいたいですね。う~ん、中継ぎローテーション制や選手のケアなどブラウン時代の良い遺産が完全になくなってしまいましたね・・・。 野手はさほど内容が良くなく、力量もそれほど高そうでもないロマン相手に沈黙、相変わらず低調ですね・・・。この投手相手に1点ではもう苦しいでしょう。ここで二軍の話になりますが、二軍落ちとなった岩本が本塁打と調子を挙げてきています。きちんと選手を見ているのか疑問を持ちたくなる一二軍の入れ替えとなりました。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,780円(税込、送料別)
2012.05.05
コメント(0)
『課題解消されず劣化』 今回取り上げる選手は福井、昨日登板ではKOされるなどここまであまり芳しい結果を残せていません。それでは詳細な情報を見ていきたいと思います。5試合25回21三振18与四球4被本塁打 ゴロ:35 ライナー:7 内F:3 外F:26 tERA:6.01 K/BBは昨年よりも酷くなり、課題の制球も寧ろ悪化しています。ゴロ:外Fもほぼ5:5のイーブンとなっており、内野フライも僅か3つで本塁打を4本浴びるなど球威の面でもかなり弱くなっており、秋季キャンプからの取り組みで寧ろ酷くなった感があります。ただそれだけではなく、昨年に比べてカーブを全く使わなくなっていることです。元々直球にキレも球威もないだけに緩急を使わなくなったことも相まって尚更打たれやすくなっているのではないでしょうか。 以前から言ってきていますが、福井は先発タイプではなく、力で押すリリーフタイプだと感じています。なので個人的にはクローザーあたりを担ってほしいのですが・・・。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.05
コメント(0)
『異常状態?』 先発福井は2本の本塁打や長打を浴びて6失点と炎上しました。投球内容は言うまでもなく最悪な結果となりましたが、少々気になることがあります。それはスピードがあまりにも出ていないということ、スライダーが115キロ、直球も130キロ前半と福井にしてはあまりにも遅く、どこか悪いのではないでしょうか?悪いのならば早めに言うことをお薦めしますが、まあ故障してないにせよふがいない結果が続いているので二軍降格が現実味を帯びてきそうですね。今井はあまり成長した面を見せておらず、依然として直球の弱さが課題ですね。 野手ではニックが本塁打を放つなど持ち味を発揮し、堂林や会沢も結果を残しました。梵は・・・、相変わらずつるべ打ちしたその後は停滞しますね・・・。 再び定位置へと戻ってしまったカープ、横浜は筒香が復帰してラミレスのプレッシャーも少しは解消気配で、起爆剤となりましたが、カープに起爆剤は残念ながらいません。このままだと更にその下へと言ってしまう可能性が高くなってしまいます。以前松田オーナーの楽観的な発言に私は指摘しました。「予告先発を歓迎できるような投手陣ではなく、寧ろ『~れば』『~たら』だらけな一番脆弱な投手陣である」と。現在、その言葉が現実味を帯び、裏ローテは次々と崩壊し、セットアップも打ち込まれ始めています。期待先行でチームを組みたてていけば大体こうなることをいい加減気付かなければいけません。確実にこれくらいはできるという視点からチームを構想していってほしいものです。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.04
コメント(0)
『四国アイランドリーグにて修行中』 皆さまもご存知の方も多いと思いますが、育成選手の山野は現在四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズに派遣され、何とそこで主力選手として登板している模様です。それでは今、どのような成績を残しているのかを見ていきたいと思います。 5試合 3勝0敗 21回 16奪三振 7与四死球 7自責点 3.00 とまずまずの成績を保ち、NPBの面目を保っている格好ですね。ただ、詳しい記載はされていませんが、スコアブックなどを見た限りでは少々安打を打たれすぎのようで、K/BBも2.285とそれほど高いものではなく、やはりまだまだな印象を受けますね。ただし、興味深かった点としては四国新聞に香川加入後にフォームを修正して球速が143キロまで伸びたと報じられていたことです。確かにプロの二軍戦での登板は最速でも130キロ後半で、高校時代の球速はどこへ行ったのやらと思っていましたが、しっかりと成長しているみたいですね。四国アイランドリーグで鍛錬を積み、一軍への舞台へとゆっくりで良いですので駆け上がってもらいたいですね。ただ、山野が物凄い成長を遂げて他の二軍選手を一気に追い抜いたとしたらカープの二軍は何を教えてるんだということになりそうですが・・・。【送料無料】マネー・ボール価格:798円(税込、送料別)
2012.05.03
コメント(0)
先発大竹は恐れていた通り、球威のなさが致命傷で長打を浴びて一気に3失点、その回に代打を告げられて交代となりました。元々、絶対的な制球力がないだけに落ちたスピードをいかにしてカバーしていくかが課題でしたが、今のところはそういった課題を解消できるような状況には至っていなさそうです。今村に復調気配が見られ、岸本は相変わらず安定していますね。ただ両者とも投球回数が多いのでそこら辺のケアはきちんとしていただきたいですね。ミコライオは一発を浴びるなどで敗戦投手に。球速豊かなミコライオですが、実は球威の面に課題があり、フライの打球が多く、3Aでも二塁打を打たれていたのではないかと以前行った分析の傾向が徐々に見られ始めてきており、少々不安が漂い始めています。 野手では堂林が今日もマルチで復調気配、元々選球眼がしっかりしていた丸にも当たりが戻り始め、若い選手が栗原の穴を埋め始め、ベテラン前田もタイムリーを放つなど試合内容としては良かったのではないでしょうか。後は中心として期待されているニックや松山などにもう少し奮起を願いたいものですね。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,780円(税込、送料別)
2012.05.03
コメント(4)
昨日の先発はバリントン、5奪三振1与四球にゴロ9本外に野フライ僅か2本と安定した投球を見せました。後ろはミコライオ、サファテと繋いで外国人リレーとなりました。日本人投手も奮起してもらいたいところです。 野手では東出と堂林に当たりが戻ってきたのが大きいですね。逆に梵が少々調子を落としてきたようですが、一発を放ちました。今日の試合でも打てるかどうかがポイントとなりそうですね。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)
2012.05.03
コメント(0)
先発篠田は本日も悪い篠田、ライナーや長打を浴びてKO。結局軸になる球もなければカウントを取れる球種もなく、空振りを取れる球種もないから本当にその日の状態次第になってしまう投手で、しかもそのレベルの投手ですから打たれる確率の方が高いというかなり扱いづらい投手です。このことは昨年から何度も指摘していますが、何の改善もできていませんね・・・。オフに何をしてきているのか本当に疑いたくなる投手ですね。中田は少々緊張していたのか、ファームのサイトで記載されていた球速よりも遅く、140キロ台に留まりました。まだまだこれからなので、しっかりとビハインドの展開で抑えてほしいですね。 野手は何一つ良いとこなしに終わりましたね。強いて言うならば、初回の攻撃の犠打で、あれほど無駄な行為はないのではないでしょうか。犠打をしたところで3、4番が頼りない打者が並ぶだけに犠打で送っても安打を打つ確率は限りなく0に近いと言って良いでしょう。にもかかわらず犠飛や内野ゴロによる1点の可能性を放棄して3、4番に託すというやり方は少々疑問であり、愚策ではないでしょうか。ましてや今は統一球、よくメジャーでは「1点取ろうとする作戦は1点しか取れない」という格言がありますが、今の日本プロ野球に当てはめると「1点取ろうとする作戦は1点も入らない」となるのではないでしょうか。データ上でも昨年長打が高めだったチームが軒並み上位に入りましたが、今年も本塁打の出る長打力のあるチームがやはり上位に来ています。いい加減そのことに気付いてほしいのですが・・・。日本にはデータ収集要員はいないのですかね・・・。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,780円(税込、送料別)
2012.05.02
コメント(0)
全36件 (36件中 1-36件目)
1