縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

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2012.12.04
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新世界より9-10

新世界より

第10話「闇よりも」


☆いつもの各話記事と別にアップしています。

☆瞬が早季に語った、自分の身に起きたことです。「呪力の漏出と八丁標」と「業魔化」一部たがめの補足あり。

☆字数制限の関係で別れております。あらすじ、感想は

→  第10話 闇よりも


「何から話したらいいのかな。すべての問題は人間の心からくるんだよ」

「人間の心のうち、意識というのは氷山の一角にすぎない。水面下にある無意識のほうが、はるかに広大なんだ」

「人間はどうやっても、自分の心を完全に制御することはできない。特に無意識の中では、思ってもみないことが起きている。それは呪力において、最も顕著に表れるんだ」

「物理的な行動を起こす場合、心に思い描いたことが実際に起きるまでは、いくつかの段階がある。動機は無意識から発していても、行動に移す前には、意識の領域を通過しなければならないから、理性によってストップをかけられたり、修正したりすることができる」

「だけど呪力の場合、思ったことが実現するまで、ほとんど同時と言ってもいい。かりに間違っていたとしても、修正する暇がないんだ」

(早季)「違う、どうゆうこと? イメージをちゃんと作らないと呪力は発動しないでしょう」

「そのイメージにも、明確に意識されているものと、無意識の闇に飲み込まれたままのものがある」

「だけど、みんなわかっていない。呪力は暗示やマントラを使って、厳格に管理しようとしてる。でもね、無意識下に開いた出口から、必ず漏出が起きるんだ」

(早季)「漏出?」

呪力は常に漏れ出している。僕らはある意味では、無意識の命ずるままに、周囲の世界に変化をもたらし続けているんだ

「早季は、八丁標(はっちょうじめ)が何のためにあると思う?」

外から来る得体のしれないものから、僕たちを守るため? 違う、八丁標は外敵ではなく、内なる敵に対処するために作られたんだ

(早季)「内なる敵?」

絶えず漏出している僕たちの呪力だ。悪鬼にせよ業魔にせよ、結局、僕らにとって恐怖とは、内からやってくるものなんだ

「もちろん、漏出してる呪力はごく微弱だから、一朝一夕にどうにかなるものじゃない。でも、 長期間お互いの思念に干渉、蓄積し続ければ、その影響は計り知れない。だから、どうしてもそれを外に向けてやる必要がある

僕らは幼い頃から繰り返し、外の世界に対する恐怖を刷り込まれてきた。だけど、巨大な暗黒世界のイメージは、僕らの内にもある。もう一つの暗黒の宇宙である無意識と、同一化されるようになる。心の中で無意識を外の世界と直結させることで、漏出を八丁標の外へと導くんだ。八丁標は、僕らの禊のための、おまじないみたいなものだ

(早季)「じゃあ、その外へ出された呪力はどうなるの?」

「ミノシロの祖先は、おそらく海にいるミノウミウシだろうけど、ミノシロだけじゃない、トラバサミも、カヤノスヅクリだってそうだ」

(↑この話はここで終わっているので補足です)

・外へと放出された呪力は、いろいろな影響を及ぼしていると考えられる。実際には、この時点で調べた人はいないわけだが。

・ミノシロ、トラバサミ、カヤノスヅクリ、いずれも千年前は存在しなかった生物。進化の尺度から見たら、千年なんて昨日みたいなもの。ミノウミウシがミノシロに、そんな短い時間でどうやってあんな大きな生物に変化できたか。流出した呪力が、それらの生物を作ったということではないか。

・瞬は、この千年間に作られた生物図鑑に、一通り目を通していた。そういう 常識外れな進化の加速が始まっているのは、きわめて限られた場所、八丁標の周辺かららしい という。

幼い頃から家庭で学校で、伝説として繰り返し教えられ刷り込まれた「悪鬼」や「業魔」から、無意識でも、現実世界でも、恐怖の世界(巨大な暗黒世界)=八丁標の外の世界と同一化されている。それによって無意識に漏出した呪力は八丁標の外側へと導かれて行くことになる。実はそれは自分たちから漏れた呪力によってできた世界なのだが、内側では平和な世界が営まれることになる。あとは危険因子さえ取り除けば。それはもう、病的に平和な美しい新世界だ (たがめのつぶやき)

(このあとの文は、あらすじ記事とダブりますが、瞬の身に起こったことの話まで載せておきます。場面は、すっかり形を変えた、愛犬すばるが寄ってくるところからです)

「大丈夫、すばるだよ」

「何も、僕は本当に何もしたくなかったんだ」

「わかるだろう。これが僕に起きたことの結果なんだよ」

呪力の漏出が止まらない。それも、どんどん激しく、制御不能になりつつある。無意識の暴走により、呪力の異常漏出が起きて、周囲のものすべてが破壊的な影響を受け、異形化してしまう。これが、橋本・アッペルバウム症候群だ

僕は、業魔になった


☆全人学級の授業で、瞬が朗読していた業魔の話(伝説)はこちら→  業魔の話

☆第1話~第9話のあらすじ、感想は→  新世界より・あらすじまとめ

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Last updated  2012.12.04 16:54:44
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