三河の中心で美味しいと叫ぶ！

< 新しい記事

新着記事一覧(全994件)

過去の記事 >

February 24, 2019

山介

カテゴリ：東京

一度来てみたかったお店ですが4時間くらい提供時間がかかるらしく日帰りだと難しいのでなかなか来る機会がなかったのですが、2，3日都内に宿泊することになったのでこれはチャンスを伺いました。

料理はコースのみで値段別で3種類あり今回は真ん中の7800円を事前予約しました。

食べログにも記載がありますが「日本酒を飲まない人はお断り！」とかなり強気というか自信の表れでしょうか。日本酒と料理に特化したお店で最後の〆には手打ち蕎麦が頂けます。

店内はカウンター席4席と半個室が２つ程度でしょうか。店主1人で営業されています。店主はかなり強面というか他のお客さんとも一切余分なことは話しませんので、カウンターで店主とのおしゃべりを楽しみたい方とかは向かないかもです。

日本酒はメニューを見ると20～30種類程度あるようでしがこの日は年末でしたので売り切れが多かったです。回転がよく日本酒の鮮度がいい証ですね。というわけで今回はおかませでいろいろと出して頂くことに。

では料理のスタートです。

雲丹バターはおもしろい味わい。バターが強いんだけど、雲丹も負けていない。まさに日本酒のアテだけのために存在するような料理。

蕎麦がき蟹あんかけはとろっとろの蕎麦がきが香りよく旨い。蟹あんかけも上品な味わいで蕎麦がきを邪魔していなくてよく合っています。

10日熟成の鯖。外は炙ってあり中でレア。塩で〆ているのか塩味を感じます。これが美味しい！今日一番！脂が適度にあり皮目を香ばしく中はしっとり。10日熟成しているせいか「濃い」感じを受けました。

平目のあん肝添えは細かく刻んだ平目にこれでもか！という量のあん肝が・・・。反則です。

セセリと牡蠣はシャキシャキのセセリにふっくらと炊かれた牡蠣。味付けはなんか今までにあまり経験のない味わいなんだけど美味しい。調味料はなんだろう？大人の料理です。

天ぷらは普通かな（笑）美味しいですけど、天ぷら屋には勝てなかな。

味噌玉子は強い酸味を感じます。これが日本酒にめちゃくちゃ合う。誰もがおそらく想像しているものとは違う味わいに感じるでしょう。おもしろい。

蕎麦に2種食べ比べ。意外とボリューム満点で〆で頂くというより普通に食事に1人前くらいの量があります。産地も違う蕎麦のようでどちらかが栃木産。おそらく二八と10割でしょう。二八は喉越しよくするっといけます。美味しい。10割の黒蕎麦は表面にざらつき感があり喉越しよりも噛んで蕎麦の旨味を感じながら頂きます。美味しい。素晴らしい食べ比べです。

日本酒もいろいろな違うタイプのものを出して頂き、素直に美味しいお酒だなと思えるものばかりで満足。

料理も日本酒のアテにドンピシャのものばかりで見た目的にもセンスの良さを感じました。

日本酒好きにはかなりおすすめのお店です。

（料理）
◆前菜6種盛
（鰻の肝、マスカネポーネ和え、茶碗蒸し、金時芋、ジュンサイ、豆煮）