お盆は家でゴロゴロしていました。
9月の若草読書会で取り上げるという本(小田実「オモニ太平記」)、書店では見つからなくて、偐山頭火さんに倣って、アマゾン・ドット・コムで取り寄せて、読み始めていましたが、いつの間にか課題図書は、村上春樹の「国境の南・太陽の西」に変更になっていました。
また、大学の先輩が関わって居られる、或るNPO法人のイベントとして、「万葉ウォーキングをするので、そのコース選定と講師をお願いしたい。」との依頼メールが、先輩のN氏からあり、そのコースと和歌の選択などをしたりと、脈絡もない日々でありました。朝夕の銀輪散歩も近隣散歩のみ。
そんな「グータラお盆」のけん家持を知ってか知らずか、先日、友人から2冊の図書が届いた。
ひとつは、友人のS君からのもので、彼の22番目になる映画評論集。彼は多忙な弁護士でありながら、映画評論家でもあるという変わり種。もうひとつは若草読書会の仲間でもある景郎女様からのもの。彼女のエセーと和歌が掲載されている季刊誌「弦」という本(写真)。なかなかお洒落な表紙のデザインである。
さて、近隣散歩の方の話題は、これと云ってないので、枚岡神社の一の鳥居をご紹介して置きます。この鳥居の傍らの石灯篭は貞享2年(1685)の銘があるとかで、市内で最古の灯篭であるそうな。秋の祭には近郷各地区の布団太鼓台がこの鳥居前の道(東高野街道)に集結し、順番に鳥居をくぐって正面奥の山裾の枚岡神社へと太鼓台を進め宮入りするというのが、古来からの習わしである。
鳥居の道は神社の参道にて「松の馬場」と呼ばれていたらしいが、今は松並木もなく、住宅が建て込み、昔の風情はない。この参道は東西の道にて、「一の鳥居」の処で南北に走る東高野街道と交差している。
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