寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

2010.09.05
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カテゴリ: 野球&スポーツ
元巨人、横浜、ランカスター・仁志敏久/引退後記
ニッカン今井でございます
阪神戦の8回裏無死、左越え二塁打を放つ仁志さん(02年5月12日)

 (前略)その「引退後記」。1カ月間、米国に残っていた。「何もしなくていい時間を感じた。毎日毎日、今日は何をしなければならないという固定観念が解けていくような。 世の中で一番ぜいたくなのは、時間を感じること ですよ。野球をやっているときは昼間に球場に入ったら、帰るときは真っ暗。いつ日が暮れたか分からない。だから 今はとても充実している 」。夜が明ければ目を覚まし、好きな野球を見て、日暮れを感じる。スポットライトを浴び続けた男がたどり着いた、幸せだった。

 プロ野球界とは、仁志さんにとって何だったのか。「んー、そうですねえ」と少し考えた後「野球人としては目指すべきところでもあるけど、一人間としては環境が全てと思ってしまっては、その後の長さに気が付かないと、とても苦労すると思う。スポットを浴びるけど、人生の中で一部分。辞めてからそこをうまくステップにして生きられるか。山の頂点から、その後、急に下るのかなだらかに下るのか、そのまま平たんな道で行くのか」。

 後悔はシンプルだ。「左で打っときゃ、まだやってますよ。野球は右投げ左打ちですよ。単純にそれがいいに決まってる」と笑顔を見せた。現役選手へは「高いモノを目指すべきだと思う。必ず最後の最後までノビシロがある。現役がレベルを高くしてくれないと、次から来る選手のレベルが上がらない。上を目指して悪いモノはない」と、全体像の中の個人である意識を掲げた。夢は。「今までのことを糧にして、もう1回自分で何らかの努力をして、違う山を積み上げたい。それが、どんな趣旨の山かは分からないけど、作りたいと思います」。(後略)


 ◇わたしは仁志選手のプレースタイルが好きでした。巨人の中心選手でありながら(桑田真澄同様)最終的には巨人に居られなくなっちゃったけど、アメリカで楽しく現役を終えられたのは幸せだったと思います。とりあえず今は野球選手として以外の「時間」を十分楽しんでもらって、ぜひ桑田監督のもとに馳せ参じてもらいたいです。

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最終更新日  2010.09.05 21:49:09
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