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September 26, 2003

予防歯科

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高校生のとき歯の矯正をしていたことがある。

それまでは、歯がガタガタだったこともあるのか
歯医者によく通っていた記憶がある。
矯正をしたところでは、「虫歯になりやすい歯」
だと言われました。

それからは良い歯医者があると聞いては移ってました。
ここ何年かは良い先生と出会えた！と思えるところに
定期的に通っていました！？

定期的にというのは、治療が終っても定期検診が
ありますよね。
行くとたいてい虫歯が見つかる。

その虫歯というのは１０年ほど前に治療した
かぶせているすき間から虫をくい、さらに大きな穴をあけて
治療する。
または、神経を取り、歯のかぶせをする。

今の歳でこんな状態ならば、１０年後、２０年後はどうなってるの？
と考えると怖いものがある。

そんなことを思いながらも相変わらず、歯医者に通っていたある日のこと。

ある歯医者の院長先生にお会いする機会に恵まれました。

私は上記の思いをN先生に少しだけ、ぶつけてみました。
すると、帰ってきた答えは

「唾液検査をしたことありますか？」

・・・？
初めて聞いた言葉です。

「なんで虫歯になるか、知っていますか？」

・・・？
答えられない。

今日、２時間半かけてN歯医者に行って来ました。

まず、先生がなぜ虫歯になるのか丁寧に教えてくれました。

物を食べるとお口の中に住んでいるばい菌が酸を出し、４０分間歯を溶かし続ける。
その後、唾液の力によって溶けた歯を再生させる素晴らしい力を発揮してくれる。

つまり、食べた後、４０分間（平均時間。人によって多少異なる。）溶け続けるのだ
から、食べるときはだらだら食べずに、甘いものをとるときなども一度にとってし
まったほうが良い。（同じ量を食べたとしても、食べ初めから１５分かかったとして
５５分間溶ける続けるゾーンに入る。３０分かける人は７０分。）
間食が多ければ多くなるほど、歯が溶けてる状態が長くなるので虫歯になりやすくな
る。
間食とは、飴玉一個でもそれに含まれる。

唾液の問題や、ばい菌の量を氣にする前に間食の制限をしなくては！

その後、ハグキの検査にてばい菌の量を調べた。
映像もみせてもらった貴重な体験をしたけど、量は普通ぐらいだったので、特に問題
なし。

唾液検査。
分泌量は特にもんだいなし。
反応は後日の結果まち。

みなさんご存知かと思う、ピンクの液をぬって磨き残しがないかのチェック。
歯と歯の隙間などにかなりピンクが残った。

仕上げにフッ素をぬってもらった。

歯磨き粉にフッ素入り！というのがあるようで、虫歯予防になる。

「歯磨きをなぜするか知っていますか？」

よく、食べ物の残りかすを取り除くと思っている方が多いそうですが、
答えは、ばい菌を取り除くため。

今回大きな気付きは間食の怖さ！
甘いものを食べ過ぎるところがあるので、歯をこれ以上悪くさせないためにも
右脳にプログラミングしておこう！

また、寝る一時間前に食べると、寝ている間は唾液がでないので、
再生できない。ということは、一晩中、歯が溶けてる状態！である。
本当に恐ろしい！
うたた寝をしてしまうことがたまにありますが、起きたとき歯の表面が
ざらざらして気持ち悪いですよね。

今まであちこち転々と歯医者めぐりしてる私にも
こんな検査や説明をしてくれる歯医者には初めて出会いました。
歯医者は虫歯を直す場所。と思ってませんか？
N歯医者は予防のために定期検診をして
その人にあった予防方法を教えてくださいます。

帰り、数少ないというバスに乗るために、受付のお姉さんが時刻を教えてくれた。
あと３０分は来ないという。
待合室で座ってられてもいいですよ。と親切に対応してくださったが、
外で待ちます。とすぐバス停にむかいました。
さて、本でも読むか！と思った瞬間、直ぐにバスが来たから驚いた！
実は、この後友達と会う約束をしていて、思ったより時間がかかったから遅れそう。
歯の予防検診を受けてるときから
シルバメソッドで習った３本指のテクニックをひそかに実行していた。

このバスの出来事は私にテクニックが出来た！
とプラスに働きかけてくれました。

２時間半かけて行く歯医者。
近くの削り続ける歯医者に通うことを考えると
十分それだけの価値があると思う。

先生に「虫歯ができたら削ってかぶせましょう。」

先生に「大きな穴があいているので神経をぬきましょう。」

先生に「この歯をぬいてしまいましょう。」

といわれると

知識のない私たちには、
「ハイ」

としか言えないことはないですか？

良い出会いに今日も感謝！

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