片栗の花

PR

Profile

モルフォ蝶

モルフォ蝶

Calendar

Free Space

設定されていません。

Keyword Search

▼キーワード検索

2005年01月28日
XML
カテゴリ: 詩・歌
青  春
      サミエル・ウルマン(訳 岡田義夫)

青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、たくましき意志、炎ゆる情熱、怯懦(きょうだ)をしりぞける勇猛心、
安易をふり捨てる冒険心,こういう様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑(こぎ)、不安、恐怖、失望、
こういうものこそあたかも長年月の如く人を老いさせ、
精気ある魂をも芥(あくた)に帰せしめてしまう。
年は70であろうと16であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く「驚異への愛慕心」空にひらめく星辰、
その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、
事に処する剛毅な挑戦、
小児の如く求めて止まぬ探求心、
人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く  疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く  恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く   失望と共に老い朽ちる 

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、
偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までもおおいつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば
この時にこそ人は全くに老いて神の憐れみをこうる他はなくなる。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年08月21日 11時05分19秒
コメント(2) | コメントを書く
[詩・歌] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: