片栗の花

PR

Profile

モルフォ蝶

モルフォ蝶

Calendar

Free Space

設定されていません。

Keyword Search

▼キーワード検索

2005年03月17日
XML
カテゴリ: 詩・歌
27歳で早世した啄木にとって短歌は「悲しき玩具」でした。
心の思いのままに詠んだその歌は、文壇ではあまり受け入れ
られたとは言えませんでしたが、彼の死後多くの人々から愛されました。
彼の歌には青春時代の愁いを帯びた懐かしさがこもっています。
それが読む者の心を揺り動かすのでしょうか。

眼閉づれど 心にうかぶ何もなし さびしくもまた眼をあけるかな

頬につたふ 涙のごはず 一握の砂を示しし 人を忘れず

青空に消え行く煙 さびしくも消え行く煙 我にし似るか

さりげなく言いし言葉は さりげなく君も聞きつらむ それだけのこと

近くしてかついと遠し 君が目は かの大空の 星に似たれば

山の子の山を思ふがごとくにも 悲しきときは 君を思へり






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005年03月17日 19時23分01秒
コメント(0) | コメントを書く
[詩・歌] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: