片栗の花

PR

Profile

モルフォ蝶

モルフォ蝶

Calendar

Free Space

設定されていません。

Keyword Search

▼キーワード検索

2005年07月05日
XML
カテゴリ: 詩・歌
3月6,7,8日の日記に書きましたが、
わが故郷はアララギの里です。

わが故郷は海抜1000mの高原地帯です。
小海線が出来るまでは、国鉄最高海抜の駅でした。
近くの公園には島木赤彦、伊藤左千夫、斎藤茂吉
などの歌碑があります。駅舎にあるこの歌碑の拓本です。

あららぎ
(写真左側から)

斎藤茂吉 高原尓足乎留而目守良無加飛騨乃左加比乃雲比曽武山

 高原に足をとどめて 守らんか 飛騨のさかいの 雲ひそむ山

島木赤彦 水海之冰者等家計而尚寒志三日月乃影波爾映呂布  

 水うみの氷はとけてなお寒し 三日月の影 波にうつろう

伊藤左千夫 寂志左乃極尓堪弖天地丹寄寸留命乎都久都久止思布

 寂しさのきわみに堪えて天地に よする命を つくづくと思う

詩人尾崎喜八
(戦後、傷ついた自分を癒すために、この地に移り住んだ)

ああ、森よおまえのその新緑のふところ静かに敗残と懺悔
の私を抱き取っておくれ。
おんみ八ヶ岳とその広大な裾野よ、釜無の山々と谷々と高原
のすべての村よ、私に恵んで復活にまで救っておくれ。

私もこんな気持ちで駅のホームに降りたのを思い出しました。
その他ゆかりの文人は、堀辰雄、竹久夢二、犬養毅など。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005年07月05日 18時34分47秒
コメント(0) | コメントを書く
[詩・歌] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: