アルタクセルクセスの王宮址遺跡

アルタクセルクセスの王宮址遺跡

2005年04月03日
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カテゴリ: 旅行
 この週末は上京して学会(金曜・土曜)などに出た。寝泊りは都内のカプセルホテルなどだった。ほとんど毎日飲み続けている。特に日曜日(3日)はかなり遅くまで飲んだ。僕はあまり人付き合いのいいほうではないのだが(それで損もしているが)、気のおけない仲間との付き合いは大事にしたい。

 学会あけの日曜の昼間は暇があったので、同じ会に出ていたドイツでの同級生K君と東京見物をした。
 まず新宿から四谷まで歩いた。このあたりは武蔵野台地の縁辺にあたるらしく、地形は案外起伏がある。新宿では新宿区立歴史博物館を見学。小さいがまあまあ面白い(特に戦前の都市生活について)博物館だった。
 午後は電車で九段下に移動して(さすがに歩くのは疲れたので)、まず靖国神社に行った。いろいろと話題にのぼる場所だが、桜の名所としても知られている。まだ満開には程遠いがもう花見の宴をしている人が多くいた。出店も出てものすごい人出である。靖国神社付属の遊就館(戦没者の遺品や兵器が展示してある)では今日露戦争100周年記念展をしているのだが、展示物を見るのは疲れたのでパス。
 そのあとは江戸城を北の丸、本丸、二の丸と歩いていった。実は江戸城のこの区域に入るのは初めてだった(北の丸だけは行った事があった)。さすが将軍の居城だけに他の城とは石垣の高さや城門の数など規模がまるで違う。感激して写真を撮りまくりだった。石垣は江戸時代に入ってからの造営がほとんどなだけに、和式の城郭建築の集大成とも言える技術が使われている。
 いったん大手門を抜けて皇居前広場に出て、おなじみの二重橋前や伏見櫓を見物して江戸城見物を終えた。とにかくこの日はよく歩いた。

 この日夕方の飲み会で、この日の未明にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世(84歳、俗名カロル・ヴォイティワ)が死去したことを知らされた。容態が悪いとは聞いていたが随分唐突の感がした。
 歴代三位の在位26年、この人は僕が物心ついたときには教皇だった。キリスト教国のドイツでは今大騒ぎではないだろうか。教皇については落ち着いたら別の日に日記に書こうと思う。次の教皇は誰がなるのだろうか。カトリック最大の国ブラジルの枢機卿か(カトリック人口の半分は南米の人)、リベラル派で地元イタリアの枢機卿か、保守派としてしられるドイツ人の枢機卿か。「神の代理人」である教皇が選出されるコンクラーヴェに注目したい。
 そんなときにおいらは日本か。僕にとってはホリエモンと北尾なんとかさん(この人もなんだか感じ悪いな)の対決や、森進一・昌子夫妻の別居騒動なんてどうでもいい気がする。





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最終更新日  2005年04月04日 22時58分18秒
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