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先日、吉川晃司さん主演の「SEMPO―日本のシンドラー杉原千畝物語」を見て来ました。第二次世界大戦中にリトアニアで、ユダヤ人をナチスドイツの迫害から逃れさせるために出国ビザを発給した杉原千畝の話を元にしたミュージカルです。「センポ」と呼ばれていたのは、「ちうね」というのがリトアニアやユダヤ系の人達が発音しにくかったので、千畝を音読みのセンポでいいとしたそうです。当時の日本政府としてはドイツと同盟を結ぶ以上、ヒトラーの機嫌を損ねたくないわけで。それを千畝さんが説き伏せたのかと思っていたのですが、実際は許可を求める交渉はしたものの、得られないまま決行したのです。政府に背くことですから、家族と共に処罰されるかもしれない、その苦悩の末の決断です。しかし、その決断で六千人の命が救われました。舞台上の千畝は、あと1日早く決断が出来ていれば、もっと多くの人を救えたと述懐してました。それでも、自分と家族の保身よりも多くの人命を救うことは、誰もがすぐに出来ることではありません。終幕後、その後の千畝の生涯が短い文章で映し出されるのですが、その間も拍手がずっと続いていました。出演者とスタッフの皆さんだけでなく、千畝の魂へ向けられていたと思います。カーテンコールでも吉川さんへ「センポー、センポー!」という声援が響いていました。あの戦争の最中に、心を荒廃させなかった日本人がいたということが嬉しく、また誇りに思います。2008年に続き、今回が2度目の上演でしたが、数年おきにでも何度も再演して多くの人に見てほしい作品です。
2013年10月01日
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殺虫作用のあるたんぱく質の遺伝子を組み込んだので殺虫剤不要の筈のトウモロコシに、栽培を始めて10年で、耐性を持つ虫が出現してしまったという・・・。http://www.asahi.com/eco/articles/TKY201307310036.htmlこういう記事を読むと、やはり、大自然の仕組みは人間には計り知れなくて、遺伝子を組み換えた不自然な植物も、無駄な抵抗なのではないかと思います。人体には影響は無い(または少ない)とされる遺伝子組換え作物もケミカルな食品添加物も、10年後のことはわかりません。避けられる限りは避けたい、ただ、それだけです。それも無駄な抵抗とか・・・?
2013年08月01日
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2年4ヶ月ぶりに復活してみました。以前、継続的に読んでくださっていた方々ももういないと思われるところですが、ここのところの日本を見てると、やっぱり黙ってられないやという気分が大きくなって来ました。不定期ではありますが、美容・健康・エコロジーについて思うことを書き連ねたいと思います。ホームページを閉じてこのブログだけにしますとお知らせした2007年、「始めた頃に比べればオーガニックコスメや天然志向の美容・健康サイトや情報メディアもずいぶん多くなり、LOHAS、スローライフといった言葉も市民権を得ました」と書いております。また最近はスローライフ、ロハスといった言葉をあまり聞かなくなりました。でもブームが去ったというわけでなく、一定の層に定着したのだと思います。オーガニック・ナチュラルコスメ専門店CosmeKitchenも続々と店舗を増やしていますし。カネボウの件でナチュラルコスメに移行する人も多そうです。しかし、世界各国から入ってくるオーガニックコスメが増えたのはいいんですが、店側は置けるスペースに限度があり、そこにあると思って行ったらそのメーカーは取扱い終了してましたなんてこともよくあるのが痛いところです。ヴェレダやオーブリーオーガニクス、Dr.ハウシュカ、ラヴェーラあたりはよく見かけますが、全商品のうちの一部しかないということも多々あります。店舗継続のためには売れ筋の物を優先するのは仕方ないことでありますが……。それでも生産中止になっていない限りはネットショップという手もありますし、オーガニックコスメ全体の流通量は増え、選択の幅は広がっていると思います。自分にあったコスメを楽しく使って行きたいですね。
2013年07月29日
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地震から1ヶ月、様々な情報が流れ、私がここで今更書くべきことはあるのかと思ってなかなか何も書けずにいました。昨日、福島の原発の深刻度がレベル7となり、余震も多く不安なことが多い状況です。被災地の御家族や家を失くした方々のことは思えば、何のこともないのですが。私の地域でも、放射性物質の検出により一時、水道水の乳児への制限が出された日もありました。大人は健康に問題が出る値ではないと言われても、やはり心配はあります。とはいえ、空気中にもすでに存在してますし、農産物も少々はやむを得ないものが多いと思われます。だから福島や茨城から出来るだけ遠くの物を買おうという選択もしたくありません。微力でも経済支援という形で協力したいからです。先週、福島産のお米を買いました。まあ、米は去年のうちに収穫されて、精米や袋詰めを原発近くの屋外でやってるはずもないので心配ないんですけどね。といわけで放射性物質をむやみに怖れないために、先週出版された「日本食があなたを救う―放射能デトックスの鍵は日本食にあった」を読みました。味噌と昆布その他の海藻類が良いということは前々から言われていますが、即効性や量的にどの程度ならという確証はありません。ですが、この本で紹介されている昔ながらの日本の食材(キムチとかテンペとか、日本食でないものも混じってますけど)を考えると、マクロビオティック、身土不二、穀物菜食などを心がけて来た人は、多分、放射性物質に対抗出来る身体になっていると思います。必要以上に不安にならず、希望を持って、生きましょう。
2011年04月13日
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V6の長野博さん主演の舞台「りんご―木村秋則物語」を観ました。青森で無農薬りんごの栽培に成功した人の実話が元です。あらすじも設定も地味で、舞台として成り立つのか疑問でしたが、やさしい味わいのある作品でした。奥さんが農薬で肌がかぶれてしまう体質で、木村さんが無農薬で作業して収穫することは出来ないかと思ったのがきっかけで工夫の道が始まります。りんごには農薬を年に13回撒くところ、1回にしたら、それでも6割の収穫は確保出来ました。次の年には0回にしたら、虫が大量について葉が全部食べられ、収穫ゼロ。木村さんは諦めずに、農薬の代わりになる物を探したり、いろいろ工夫を続けました。おかげで家は貧乏になるし、近隣の畑からはそっちで発生した虫がこっちにもつく、頼むから農薬を使ってくれと苦情はくるし・・・。それでも研究と実践を続ける木村さんに「やめろ」と言わずに支えた家族の皆さんが暖かかったです。米や他の農作物は、無農薬でも手間はかかるけどどうにかなるのですが、りんごは虫がつきやすくて農薬なしで育てるのは本当に難しいのだそうです。確かに自然食品店にも完全無農薬というりんごはなかなか見かけません。農薬使用回数がかかれたものばかりです。これから、りんごの美味しい季節です。農薬使用であっても苦労が無いわけではないので、農家の方の思いに感謝しつつ食べようと思いました。
2010年11月13日
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地球温暖化による環境の変化が深刻な場所を描いたドキュメンタリー映画「ビューティフルアイランズ」を観ました。海面上昇により真っ先に全域が沈むと心配されている南太平洋の小さな島ツバル、高潮になるとほとんどの建物が床上浸水となるヴェネチア、永久凍土が溶け始めて住居を失った人々のいるアラスカのシシマレフ。撮影場所は海外ばかりですが、制作は日本です。美しい海に囲まれ、景色も美しいツバル。島の人々は、自然から必要なだけの物を採って暮らしています。そんな島が、資源を好き勝手に使う大国よりも先に沈もうとしている――。映画は、だから私たちにどうしろとは言っていません。きっと、観た人がちょっと節電したり車の運転を控えたりしても間に合うものではないでしょう。ツバルの人々の内にはよそへの移住を始めている人もいるようですが、「神様がこの美しい島を見捨てる筈がない」と語るお年寄もいます。昨日の朝日新聞に、ツバルで有孔虫による陸地づくりの実験が始まったという記事がありました。これは、神の手となるのか、今後に期待したいと思います。http://www.asahi.com/eco/TKY201009050338.htmlビューティフルアイランズ公式サイト
2010年09月07日
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ブログ管理画面とかいろいろ変わっていて、どれだけ長い間遠ざかっていたかと再認識しました。ホメオパシーが効果なしという記事が朝日新聞のトップ記事になって驚いています。http://www.asahi.com/health/news/TKY201008240373.htmlいえ、効果がないことについてではなく、扱いの大きさに。他の新聞はどうなのかわかりませんが。私は、どういうものなのか話を聞いただけで、実際に服用したことがないので何とも言えませんが、衝撃を受けている方も多かろうと思います。おそらくは、効く症状もあるのだと思うのですよ。ただ、ホメオパシーに傾倒して化学療法を拒否して死亡という例があったことが残念で、その辺はやはり、さじ加減や周囲の方の助言が大事だと思います。
2010年08月26日
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有楽町スバル座にて、映画「カフーを待ちわびて」を観ました。沖縄の小さな島の風景に合わせた綺麗なラブストーリーだと思っていまして、その通りだったのですが、人口の少ない島の先行きや農家が抱える問題、開発の是非などにも少し触れられていました。解決法が明示されていたわけではありませんが、少し考えてしまいます。ストーリーは、少し「偶然」に頼り過ぎな感じもありますが、面白かったです。ともかく、海と砂浜が綺麗です。有楽町へ向かう電車の中で読み始めて、まだ読み終わっていない原作。原作と映画はラストが違うとか・・・。
2009年03月11日
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近くにある大手スーパーが、有機農産物コーナーを設けて半年ほどになります。値段は、そこそこ。高いっと思うものもありますが、普通の自然食品店より少し安いものもあります。しかし、いつ買っても、あきらかに古いです。別のお店に一度出て売れ残ったのを超安く仕入れて売ってるのでは?と疑いたくなるぐらい。日にちの経ったオーガニックと、新鮮な通常農薬使用栽培とどっちがいいんでしょう・・・。そのスーパーは自社レーベルのフェアトレード・オーガニックコーヒーも商品化しているのですが、香りゼロ、味は・・・飲めないことはないというところです。リピーターはきっと少ないと思います。通常、フェアトレードのコーヒー200gは600~800円ですが、それは498円。鮮度や品質は度外視で、付加価値だけは揃えて価格を安くを目標とされているのか。もしも、そう意識されてるとしたら、それ自体、フェアトレードとオーガニックの理念から外れているのです大手企業は利益追求しないわけにはいかないし、小規模のフェアトレードやオーガニック取扱い企業が利益を求めていないわけではなく・・・。それでも両者はバランスの取り方が大きく違うのだろうと思います。しかし、大手の物が全部ダメということは無いはずですし、見極める力が消費者側にも必要となりますね。
2009年03月03日
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「怪人二十面相」の原典もよく知らないし、特に好きな出演者の名も無いので全く興味を引かれていなかったのですが、ある方が世界設定が面白いと評されて、更に自分が一番行きやすい映画館で上映されていたので観に行きました。そうしましたら、文句なく面白かったです。舞台は、和平が成立し第二次世界大戦がなかったという設定で、華族制度が残り厳格な格差社会のまま発展した日本です。主人公は、怪人二十面相に騙され、二十面相として追われることになった、サーカスの軽業師の青年(金城武)。華族のお嬢様(松たか子)に、明智探偵(仲村トオル)、小林くん(本郷奏多)もいます。架空世界ですが、昭和前半のムードも濃いので、アクションではなく活劇と言いたいですね。私の好きなタイプの映画ではないのに、凄く引き込まれました。音楽もなかなかいいと思ったら佐藤直紀さんでした。流石。終わった後、60代ぐらいのおば様達が「これテレビじゃちょっとねぇ」と楽しそうに話してるのが聞こえました。テレビで観るよりスクリーンで観ないと、という意味だと思います。世界観、ストーリーやセリフを思い返して浸るということは私は無いですけど、それでも体に元気が残る作品でした。まさに“活劇”です。
2009年01月22日
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アンナトゥモールのシャンプー&コンディショナーをここしばらく愛用していますが、新たにピュアローズトリートメントを試してみました。芳醇なダマスク・ローズの香りで癒されます。バスタブにヴェレダのワイルドローズバスミルクを入れて、これを使えば、最強のローズ・バスタイムです。使用感も良いので、使い続けたいと思います。是非、シャンプーやコンディショナーのように、詰め替え用も出して欲しいのですが、まだ、発売されたばかりなので、いずれ出てくれることを願います。そして、アンナトゥモール全般、取扱店が増えて欲しいのです。がんばれ国内メーカー!アンナトゥモールはオーガニック原料とは書かれてませんが、ノンケミカルの良い品だと思います。ヴェレダやロゴナ、ヨーロッパのオーガニックコスメに負けない物を、日本のメーカーが作ってくれる日を願って。
2009年01月16日
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イオンのお花屋さんで、フェアトレードのバラを買いました。「開発途上国の生産者の自立支援を目指すフェアトレード(公平貿易)のバラ」「アフリカ・ケニアの標高2000メートルで栽培された花です。発色が鮮やかで茎がしっかりしているのが特徴です」と書かれている通り、綺麗です。しかし、フェアトレードだとて、国内でも栽培しているものをわざわざアフリカから輸送するのはどうなんでしょう。5本で598円。1本約120円です。フェアトレード商品は高いというのが通念ですが、これはバラとしては安いほうです。この花がフェアトレードでなかったら5本300円ぐらいで売られるんですかねえ・・・。農産物は産地が表示されてますが、お花は、富良野のラベンダーなどブランドイメージっぽい物でない限りどこで栽培されたという表示はあまり見かけません。普段、花屋でよく見る花も、途方もなく遠いところから運ばれているのかもしれません。輸送にかかるエネルギーの問題を考えると、花も地産地消であって欲しいものです。でも、輸出用の花の栽培がケニアの人々の大事な収入源でもあるのでしょうね。ともかく、今日買ったバラに対しては、「遠路はるばるお疲れ様です。しばらくここで咲いてください」と思います。
2008年11月23日
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冬の寒さも近づいてきました。私は冬が好きなので、今の時期、冷たい空気にあたるとそれだけでワクワクします。といっても、これからどんどん進むとやっぱり寒くて大変だなーとは思いますが。11月6日、両国国技館で開催されました、ダライ・ラマ法王来日講演に行ってまいりました。「心の本質は光―よみがえれ 美しき日本の心 めざそう世界貢献」というタイトルです。別に信者でもなく、チベット仏教自体よく知らない私が行ってもよいものでしょうかと迷いました。でも、チケットはぴあで買えるオープンな感じです。法王のことは、ドキュメンタリー映画「地球交響曲第二番」と、よしもとばななさんが時折、日記やエッセイで絶賛されていたので、存じているというぐらいでした。折角の機会なので、お話聴きたい、同じ場所に行きたいという思いがわいて来ます。山咲千里さんの「美神伝心」に書かれていた「2006年にダライ・ラマ法王の講話をお聞きしたのをきっかけにチベット医学に心を傾け」というのも後押しとなり(今回、医学の話は無いだろうとは思いましたが)、チケット購入。アリーナ席はすでに完売していて、マス席となりました。さて、当日。予想はしていましたが、警備は厳しかったです。荷物チェック、金属探知機もありです。始まると、司会の方の「ダライ・ラマ法王のご登壇です」の声で、客席のみなさん、ゆっくりとですが立ち始めます。え、いきなりスタンディング・オベーションですか?やはり、起立でお迎えしたいものなのですね。お話の内容は、「個人の人間の幸せを高めていくことが、世界平和につながっていく。すべての変化は個人のレベルから作り出される。人間ひとりひとりを大切にすることは非常に重要」というテーマでした。「何か特別なメッセージを期待されているかもしれませんが、それは有り得ません。中にはダライ・ラマ法王はヒーリングパワーを持っていると考えておられる方もいるかもしれませんが、それも有り得ません。私は、ヒーリングパワーというもの自体、懐疑的に見ています。なぜなら、私自身、胆石の手術をしました。もし、ヒーリングパワーというものが存在するのなら、それでもって、手術することなく治癒させたかったです。私は1人の仏教の僧侶であり、実際に何かを分析し証拠を探し、裏付けられた物を受け入れ、信じていくという科学的なものの考え方を持っています。私は60億の人間の1人にす過ぎません。そして釈尊の弟子の1人として、常識を元にしてお話をさせていただいています」「日本は物質的な向上は目覚ましいです。しかし、精神苦を持つ人が増えています。物だけで幸せにならないという明らかな兆候があります。物質的に整っていて、肉体的に快適でも、精神面の幸せは保証されていません。」「物質に変化を起こすには、相対する化学物質が必要です。精神的なレベルも同じことで、心配をなくすには、なぐさめる考えを取り入れることが必要です。怒りや不安の感情をなくす、変えるのは、祈りや瞑想ではなく、やさしい思いやりの心を持つことです。恐怖は勝手に消えません。相手に対する信頼感、楽天的な物の考え方をすることで変化がもたらされます」「私が先日受けた、胆石の手術後の回復は早かったです。一体どうしてか。私が比較的、平和な心の状態を維持しているからではないかと思います。平和な心を持った人間になるのが、家庭の平和、社会の平和、世界平和の土台となります。ひとりひとりの人間が、愛と慈悲の種を持っています。」「愛と怒りを同時に持つことは出来ません。同じ人間が時には愛、時には怒りの心を持つことはあります。人間の主な心はニュートラル、どちらにもなりうると考えられますが、心の本質は光です。泥水の中に澄んだ水の本質は常に存在しています。氷も、一時的に冷やされたものであり、水の液体としての本質が無くなったわけではありません。私たちの破壊的な感情も一時的に生じたものであり、本質は、光明の心です」メモした事柄の中から抜粋・要約してみました。チラシにありました、法王から皆様へのアドバイス「できるだけ他者を助けなさい。 もしそれができないならば、あなたが他者を害することがないように」世界中、国内、大小の問題が山積みですが、まず、自分が平和な心の状態を維持することを心がけるのが大事ですね。
2008年11月17日
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残暑お見舞い申し上げます。前回の更新から3ケ月以上経ってしまい、申し訳ありません。暑い日々が続いていますが、豊富に出回っている夏野菜を食べて、元気にお過ごしください。しかし、旬のものでも、国内産より外国産のほうが安いというのは問題ですね。7月に映画「西の魔女が死んだ」を観まして、つい最近、原作も読みました。本編の内容も素晴らしいので、是非、原作でも映画版でもどちらでも一度は触れていただきたいお話です。原作の文庫版に装画も担当されたイラストレーターの早川司寿乃さんが解説を書いておらます。「日々の中で、人間は、自らが作り出した化学物質をはじめとする人工的な物に囲まれ、さらに、人工的なよくわからない物がたくさん入ったたべものを食べて生きています。それは少しずつ人間を歪め、社会全体を歪めてきたように思います」この物語のテーマのひとつが、自然と調和した規則正しい生活の大切さです。「最後に、私から提案したいことがあります。一つめは、ごはんの時、ひとくち、ひとくちをよーく噛んで食べてください(なるべく、今自分がいる国で産した、旬のものを)。すると、食べたものたちが体にしみ込んでゆくかんじがして元気が出ます。米・野菜・魚・肉・・・・・。料理される前は、みんな自分と同じように生きていたのだという事実、そのお陰で自分は生きていられるのだという事実も思い出してください。」この話が世に出されたのは14年前で私もタイトルはなんとなく聞いたことがありましたが、読んだのは今が初めてでした。今、映画化され、注目を集めることになった本当によかったと思います。
2008年08月16日
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美輪明宏さんの舞台「黒蜥蜴」 ル・テアトル銀座にて。2003年に、稽古場の風景や上演の一部がテレビで紹介されて、観たかったのですが、2005年はチケット取れませんで、今回やっと観られました。原作は江戸川乱歩ですから、昭和の話なんですが、この舞台では携帯電話やFAXが出て来て現代になっていました。でも、耽美な感じはしっかり残して別世界です。前から9列目だったので、役者さん達の表情まで見えて、すばらしかったです。高島政宏さん、木村彰吾さん、格好いいです。劇中のメインの4人の美しき狂気ぶりも伝わって来ましたとも。また再演されることがあれば、観たいと思います。同じ建物内の銀座テアトルシネマで上映中の「ラフマニノフ」は盛況で、先に席を申し込むのですが、1時間前に満席になることもあるそうで・・・。今月中に観に行く予定なので、心して早めに行かねば。
2008年05月11日
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一年ぶりに会った知人の男性が痩せていました。82kgから、半年で13kg減を達成したそうです。「摂取カロリー減らしただけ」との弁に、私はピンと来て「もしかして、あの、岡田さんの本を?」「ああ、読んだ。それで、やってみたら出来た」私は読んでいないのですが、読んだ人はみんな絶賛していて、意識を根底から変える画期的な本らしいです。ダイエットの必要性がない人も思考術の本として絶対に役に立つという書評も見かけました。そして、目の当たりにした成功例。「簡単よ。摂取カロリー減らせばいいの」と、得意げに言っていましたが、その簡単なことが、数年前から健康診断で糖尿寸前だと言われてても出来なかったんだよね、この人。・・・やっぱり、とにかく、一読した方がよさそうです。
2008年04月20日
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今日は、埼玉のスーパーアリーナの近くで仕事をしました。同じ仕事グループのアニメファンの青年(千葉県在住)が帰りに「ここまで来たので、せっかくだから秋葉原へ寄って帰ります」と、去りました。オタクの聖地、秋葉原。私、秋葉原駅はよく、総武線と山手線の乗り換えで通りますが、駅の外へ出たことはあまり、ありません。しかし、何故、わざわざ秋葉原に行かねばならないのでしょうか。大きな電気屋さんは方々にあるし、マンガやアニメのお店も、秋葉原にしかないってことはないですよねえ・・・。メイドカフェとか、やっぱり、違うのかしらん。考えてみれば、自分が、オーガニックコスメやアロマやハーブ、エコグッズ、フェアトレード雑貨を揃えるのに、「やっぱり表参道近辺に行かないと」と言うのと同じなのかもしれません。こだわらない人から見ると、「今、自然食品店とか、あちこちにあるじゃん」「ロフトとかでも、自然化粧品あるじゃん」と、言われそうなんですけど。やっぱり、ナチュラルハウス青山店や、クレヨンハウスや、生活の木原宿店をチェックしたいんですよぉー。ヴェレダもニールズヤードも本店はあそこですからー。ロフトも、渋谷ロフトでないとぉー、オーガニック系の品揃えが違うんですー。・・・と、同じことが、きっと秋葉原にもあるのでしょう。
2008年03月24日
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劇団ひとり原作の映画「陰日向に咲く」を観ました。原作は読んでません。映画の方は、「偶然にもほどがある」と評されているのを見ました。確かにこんな偶然は・・・と思いますけど、でも、よく考えられた話だと思います。終盤のシーンでは泣きました。故人の手紙は強力な泣かせアイテムですね。「偶然性」について、河合隼雄さんと吉本ばななさんの「なるほどの対話」にあって、深くうなづいたところがありました。河合 いまでは「偶然、主人公が誰かに会って、うまいこといきました」とか、「偶然になんとかがありました」というのをみんながいやがって、なんだかんだ必然でずっとつながって、うまく説明できる小説の方がいいと思っている。けれど、あれはおかしいと思うんです。本当の人生には、偶然の方がよっぽど多いもんね。吉本 はい。ほとんどですよ。河合 それでしかも、僕の体験で言うと、すごい大きいことが起きるのは、たいてい偶然だから。人間が計画して考えてやることは、たいしたことはなくて・・・・・・。(中略)いまの小説は、あまりにも説明可能。「現代の小説は空想科学小説だ」と書いたことがある。吉本 全部、理由が求められる。河合 それは本当の科学ではないわけ。まさにSFでね、悪い意味の。だから、本当に書くんだったら、偶然がパーンと入らないと。なるほど。おっしゃるとおりです。現実には説明のつかない偶然の出来事はいくらでもあります。「陰日向に咲く」の、売れないアイドルとそのファンの話は、主人公の本筋に絡まなかったが、何のために挿入されているのか、という評もありましたが、絡まないからリアルでいいんじゃないかと思えて来ました。映画としての作りはよいとはいえないのかもしれませんが、心に残る話でした。
2008年03月01日
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よしもとばななさんの公式サイトの2月4日の日記に、「ファミレス風のところでバターたっぷりの晩ご飯をおいしくいただいたら、ヒロチンコさんは帰り道で、私は夜のうちにもうわけのわからないできものができて、足が通風っぽく痛くなった。ふたりとも添加物に敏感な体になっているのだけれど、これを進化と呼ぶべきか弱っちいと思うべきなのか、さっぱりわからない」と、書かれていましたが、よくわかります。私はそこまで添加物に敏感にはなっていませんが、食べ物に気をつけていると、よくないものに対する免疫が無くなって来てすぐ反応が起きるということは往々にしてあります。それは、良いことのはずですが。以前も、ばななさんが「鋭敏になるほど、リスクも増す」と書いておられました。敏感な人と、何食っても平気な人と、どちらがトクなんでしょう?長期的に見たら、否応無く毒を避ける前者の方がトクだと思いたいですね。私は、アロマテラピーに傾倒してから、嗅覚が発達したようで、「このへん、○○のようなにおいが」などと言っても、他の人はまったく感じていないということがよくあります。人のにおいも、アロマや香水のいい香りだとありがたいのですが、そうでない場合は困ります。職場の女性で、いつもカビ臭い人と防虫剤の臭いがする人がいて、それは人柄に関係ないですが、近寄らないで欲しいーと思う心の狭い私であります。2人とも見た目は清潔そうなのですが、家の中や暮らしぶりはどうなっているのだろう?と。忙しくて、昼間、服を干したり、家の換気をしたりしないのかもしれませんね。カビの人は、菌がいっぱいかなー。他、喫煙者は吸ってない時も臭いを放ってますし、昔は隣で吸われても歓迎はしないものの、やり過ごせていたのに、今は禁煙・分煙でない飲食店に耐えられないです。これを進化と呼ぶべきか弱っちいと思うべきなのか。
2008年02月22日
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昨日、たまたま見た「ランキンの楽園」で、「間違いだらけの美容法」というのをやっていました。青田典子さんの1日を見て、本人は美容に良いと思ってるけど間違っている逆効果なことを専門家の皆さんが指摘するというものでした。・椅子に座っている時脚を時々組み替える本人は、骨盤がゆがまないよう時々左右を組み替えてバランスを取ると思ってたそうですが、組むだけでゆがみ、組み替えると更に複雑にゆがみを促進するだけ。まっすぐ、正しく座るのが一番です!気をつけましょう。・オイルクレンジングの時、ついでにマッサージする。血行をよくし、リンパも刺激と思っても、落とした汚れを肌にすり込むことになるので、マッサージは、クレンジングとは別に、だそうです。・加湿器の蒸気を顔にあてる。保湿効果がありそうですが、加湿器は部屋全体の湿度を上げるもの。顔に蒸気を当てると、体温でその蒸気の水分が蒸発する時に元々肌にある水分も抜けてしまいます。同様の理由で、水スプレーも×。唇をなめるのもだめ。手を洗ったら、素早く手を拭くこと。・長時間のローションパック化粧水はバブルに使えという青田さん。マスクシートにたっぷり含ませ、顔に20分以上。シートが乾き始める頃まで。これは、シートが乾いてしまったら、せっかく肌に浸透させた水分を戻してしまうことになるので、10分がいいところ。・不規則でも、分散型睡眠で1日8時間は眠る。とにかく、不規則は絶対ダメ。規則正しく夜は早めの就寝を。これは、タレントさんは限界があると思いますけど。私はオイルクレンジングはしませんし、マスクシートパックもしませんが、これらを見ていて、いいんじゃないかと思うことはけっこうありました。専門家の指摘を聞いて、物理的に考えれば納得がいきます。いろいろと良いと思いつつ逆効果なことは自分にもあるかもしれないので、参考によく考えてみようと思います。
2008年02月16日
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映画「シルク」を観ました。イタリア・カナダ・日本の合作です。19世紀フランスの養蚕・製糸工場に携わる主人公(マイケル・ピット)が、最高の絹糸を作る蚕を求めて、当時の感覚では世界の果て、極東の国・日本へ。ヨーロッパを横断し、ロシアの雪原を越え、2ヵ月ぐらいかかっていたのでしょうか。そのうえ、当時の日本は蚕の卵の輸出に応じていない、命がけの密貿易です。故郷に綺麗な奥さん(キーラ・ナイトレイ)がいるのに日本の里の女性(芦名星)に心奪われて、無事に帰って工場が軌道に乗り、異郷への旅など無かったような日々を送っても、その女性が忘れられず、さらに日本の情勢が危険(幕末の動乱にさしかかってる)だというのに再び向かってしまうんですね。この物語のエピローグの語りで、その後、スエズ運河が開通しフランスから日本は20日間で行けるようになり、日本は蚕卵の輸出に同意したとのことです。ともかく、「絹」を作るというのは大変だったんだなと思いました。フランスの美しい風景と、日本の雪の里の美と情緒と両方堪能しました。ひとつ、痛ましいシーンがあって、しばらく思い出すと落ち込みそうですけど。坂本龍一氏の音楽も美しいです。ストーリーはどうなのか、評価は分かれるでしょうが、でも、スクリーンで観てよかったです。
2008年02月09日
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UCCから、レインフォレストアライアンス認証コーヒー豆が発売されてると聞いて、買って淹れました。美味しかったです。熱帯雨林の保護および生態系に配慮して栽培していると認証された農園のコーヒーです。この認証が適用されるのはコーヒーだけでなく他の農産物もありますが、日本ではコーヒーでよく見かけます。東海道新幹線の社内販売のコーヒーも、レインフォレストアライアンス認証コーヒー豆40%使用と書かれています。どうせなら100%に、と思うのですが、価格の兼ね合いから難しいものと思われます。栽培に手間がかかる分、高価格になるはずですから。100%にしたら1杯300円を400円にしなきゃならなくなるかもしれませんね。でも「地球代」(中谷彰宏さんが、「僕らは、地球代を払い忘れている」とHPで書かれていました)と思えば、妥当ではないでしょうか。レインフォレストアライアンスは、オーガニック、フェアトレードとはまた別です。収穫量を維持するために最低限の化学肥料や農薬は使われているかもしれません。でも、生態系保護の理念から、使っていたとしても毒性の強いものではないでしょう。少々高くても、選択する価値があると思います。
2008年01月29日
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カレンドラ ベビーソープあけましておめでとうございます。すみません。お久しぶりです。去年の7月に女の子を出産された知人に、ヴェレダ カレンドラ ベビーソープを贈りました。「私が使っています。すみません。でも、すごくいいですね。石けんで洗うだけで(他に手入れをするヒマがないのですが)お肌は元気そうです。」という、嬉しい年賀状が届きました。ベビーソープはママの味方だったんですね。実は、ヴェレダの石けん類は自分自身が使ったことが無かったのですが(でも、ヴェレダなら間違いは無いと思って贈りました)、今ある洗顔料類がなくなったら、買ってみようと思います。
2008年01月07日
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千葉県内に住みながら、松戸市に足を踏み入れたのは人生で二度目です。意外と近かったです。松戸の、森のホール21での美輪明宏さんの音楽会・愛に行ってまいりました。今回は、いつもながら煌びやかなセットの背景中央には大きな羽根を広げた孔雀が描かれ、美輪さんが真ん中に立つと、孔雀明王ですか・・・。前半、日本の抒情歌、後半はシャンソンを中心にという構成でした。後半でのお話で、「江原啓之さんが、私がエディット・ピアフの歌を歌う時はいつも、ピアフが天から降りてきてステージの何処かにいるそうなんですが、こないだ初めてピアフが客席の江原さんの所まで来て、怒ってたっていうんですね。まあ、私のことで?と思いましたが、そうではなくて、今公開されている映画はひどすぎるって」映画・・・、私も見ました「エディット・ピアフ―愛の讃歌」ですね。美輪さんが「あの映画は、映画としてはよく出来てるんですが、ピアフの純粋さ、教養の深さなどが一切描かれていなくて、最期のテオ・サラボとの幸せな日々はカット。マルセル・セルダンが飛行機事故で死んでピアフが発狂寸前のまま終わり。確かにひどすぎます。ピアフが、自分のことを一番理解しているのは美輪さんなので、美輪さんから、あの映画は私ではないと言ってほしい、と江原さんに言いに来たそうなんです」そして、ピアフの「愛する権利」を歌ってくれました。これは美輪さんによる日本語訳詞ですが、あらためて、いい歌だと思いました。「この地球の常識など 愛の宇宙じゃ小さなものどこの国の神も法も 愛を禁じる権利はない人が人を愛することは悪ではない罪ではない男と男が 女と女が 年寄りと若者が異国人同士が愛し合っても人間同士が愛し合うことに変わりはない」続けて「愛の讃歌」。昨年までの美輪さんの音楽会は、社会を憂える、警告するようなムードが濃かったのですが、今回は、やわらかなエネルギーと愛が前面に出ていました。
2007年12月01日
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はっっっっ、と気づけば3週間。すみません。私は生きてます。楽天は長く更新しなくても何事もないのでしょうかね。FC2ブログは、1ヶ月だか更新しないでいると「広告載せるぞ」という通達が来るそうです。 ヴェレダのワイルドローズモイスチャーローションを買いました。「日本人の肌や気候環境を考え開発された日本限定品」です。要するに、日本人は「保湿」が好きなんですね。女性誌に「保湿が一番大事」だとたたき込まれているので。実際、大事だと思いますよ。 で、ローションですが、手に取ってみると、いかにも保湿という感じのわずかなとろみが。そして、香りがひかえめながら、天然の香の深みがあって素晴らしいです。このアロマセラピー効果だけでも、価値がありそうな・・・。次は、アイリスも買ってみようと思いました。
2007年11月26日
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土曜日なので意識していない人も多そうですが、今日は文化の日。その日に似つかわしくPARCO劇場で観劇。椎名桔平、橋爪功主演の「レインマン」です。映画とは、また違った設定と演出により、笑って、最後は感動する舞台でした。観終わった後の幸福度が、映画よりも高いです。橋爪さんは大変な芸達者で、桔平さんは細くてかっこよかったです。席が7列目真ん中だったので、表情や顔のしわまではっきり見えました。映画のトム・クルーズもだけど、あの役柄をやるには、無駄にかっこよくないですか。紺野まひるさんもきれいでした。多くの人に観てもらいたい作品です。二年前が初演で、そのときは観てませんでしたが、もしまた再演されることがあれば、必ず行きます。
2007年11月03日
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今日食べた秋刀魚の塩焼きがとても美味しかったです。秋ですね。焼き加減と塩加減が絶妙で・・・などどいう理屈より先に、“生命力”を感じました。きっと新鮮だったのでしょう。「食事という行為は、命の移しかえ」と、弘前の森のイスキアの佐藤初女さんがおっしゃっていますが、本当にそれを実感しました。残念ながら都会では、旬のものを新鮮なうちにいただける機会は少ないです。でも、なるべく、自然のもの、近場で採れた新鮮なものを意識して選択しなければね。
2007年10月26日
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一年近く更新していなかった、HPの方を休止することにしました。始めた頃(2001年11月)に比べれば、オーガニックコスメや天然志向の美容・健康サイトや情報メディアもずいぶん多くなり、LOHAS、スローライフといった言葉も市民権を得ました。HPを見てくださった方、ありがとうございました。ここのブログは、今までと同じ路線で不定期ですが続けます。今後ともよろしくお願いいたします。
2007年10月19日
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「もやしもん」のアニメが始まりました。録画したのを今日見ましたが、オリゼーが!菌が動いてるー!という興奮もありつつ、画面の色彩が落ち着いた感じでキレイだと思いました。直保や遥さん、顔が違うけど。彩度と明度の落ち着きは、子供向けじゃないからでしょう。小さい子供は、微妙な色合いというのがまだ見分けられなくて、赤や黄色の明るい原色でくっきりした画面でないと引きつけられないので、普通のアニメはキャラクターの髪や服の色などが派手になるのだそうです。それでも、漫画の人達に色が着いて動くのを見て、アニメもいいけど実写ドラマ化も期待したくなりました。(アニメ版もOPは実写背景とと菌のCGでした)キャストは?って・・・、うーむ、とりあえず長谷川遥=柴咲コウ、及川葉月=鈴木杏はFixでお願いしたい。他は考えるのも難しいですね。
2007年10月12日
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映画「エディット・ピアフ 愛の讃歌」を見て来ました。予想外に、面白い作りで、二時間半の長さを感じませんでした。ちょっとエピソードが細切れ過ぎて、時系列も複雑過ぎるかなー・・・、全然知らない人が観たら、よくわからないのではという懸念は感じました。フランスでは、きっとピアフの生涯は多くの人がよく知っていて、説明が乏しくてもわかるんだと思います。私の場合は、美輪明宏さんの舞台「愛の讃歌」を観ていたので、映画も十分にわかりましたが。エンディングは、「愛の讃歌」だと思っていたら、違ったので少々不満。家に帰って、美輪さんの「愛の讃歌」を聴いて補完しました。
2007年10月07日
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アロマ環境協会の会誌が届きました。第50回全日本花いっぱい大会(長野)の開催報告のページがありまして、そこにご臨席の高円宮妃殿下のお写真が。・・・まだ、響き合ってるようで嬉しいです。(9月29日の日記を読んでない方、先に読んでください。)地球交響曲第一番「地球(ガイア)の声が、きこえますか」(1989年)、意識的に合わせたわけではないと思いますが、どうしても、中島みゆきのファーストアルバム「私の声が聞こえますか」(1975年)が連想されます。「私の声が聞こえますか」の問いに答えは出たんでしょうかね、などと考えても、最新アルバムのタイトルは「I Love You,答えてくれ」問いかけから頼み形になってますよ。これも、現代を表しているのではないかと思います。「聞こえますか」と、ひそかに発信して静かに響き合うのが理想、本来の世界のはずなのに、現状は雑音不協和音が多過ぎて、「I Love You,答えてくれ」と、能動的に切り込まないと、愛する人にも声が届かない。情報過多で、本当に知るべきことにたどり着けない、それが今の時代なのかもしれませんね。耳をひらいて、聴くべき声を聞き分けねばね。
2007年10月01日
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経営コンサルタントの船井幸雄さんの本は、10年以上前から時々読んでいて、「胡散くさ…」と感じる情報もたまにはありますが、人間としての基本に関する部分は間違いないと思います。経営コンサルタントと言っても、儲けるにはどうしたらいいかという本ではなくて、個人の生き方とか健康から、地球がよりよい方へ向かうためにはという大きな視点で書いておられるので。そんな船井さんの理念に共鳴する企業と人々が集う2日間の祭典「船井幸雄オープンワールド2007」に行ってまいりました。毎年開催されてますけど、私は初めて行きました。1日だけ。何故かというと、中谷彰宏さんと龍村仁さんの講演と両方聴ける、とても都合のいいプログラムだったので。グランドプリンスホテル新高輪で開催されて、いくつかの講演会場と展示場に分かれてるのですが、展示ブースは、怪しげな…いえ、今までの常識や科学にとらわれない革新的な技術による健康食品・癒しグッズ等々。普通のオーガニック食品や自然化粧品、アロマ・フラワーエッセンス類から、非常に高い健康用品まで様々なんですけど。でも、見て回ってて面白かったです。中谷氏の講演が「運命を拓く7つの方法」という題で、7つだったかどうか覚えてませんが(笑)、宇宙とつながるということ、コツコツ淡々とやることという話が印象に残りました。「今は、素人が急に名を上げるというようなことがありますが、コツコツやっている人は、コツコツやった人しか行けないところに必ずたどり着けます。コツコツやった人にしか出会えない人に会います。隣近所や社内の人と比べないこと。素人が行ける場所は限界があってたかが知れてるんです。コツコツ続けていくと、素人では行けないところへ行ける。これは宇宙のバランスで必ずそうなります。成功とダイエットは同じで、急激なことをやるとリバウンドを起こしてマイナスになります」本題が終わって、会場から「自分の時間と家庭の時間を両立させるにはどうしたらよいですか」という若い男性の質問がありました。中谷氏回答「家庭を自分に組み込む。ハッピーになるためには、自分が喜ぶことばっかりやるのでは、限界があります。好きな人をハッピーにすると自分もハッピーになる。さらには、好きな人の大切な人もハッピーにする。すると、好きな人がハッピーになり、自分もハッピーになる。」とのことでした。「宇宙とつながるには、何をコツコツやればいいですか」という質問も出まして回答は「どんなに近代化しようが、人間は自然に囲まれ成り立っています。この港区ですらそうです。高いビルを見上げて、すごいビルだなーだけでなく、ビルの横にすごい雲が出てる、秋やなーって感じることが大事。都会でも歩道にはセミの抜け殻が落ちてたりするんです。これが、気づくということ。風ひとつ、雲ひとつ、自然と会話する。宇宙のメッセージを聞いていくということ。サンマの匂いがする、秋やなー、でもいいんです。365日、同じ日は無いです。今日の夕暮れの空はもう二度と無い。中期決算どうしようー、とうつむいて歩いていると、雲には気づかない。俳句や詩の世界はそれを詠ってるんですね」その後、同じ会場で、龍村仁さんの講演と、映画「地球交響曲第六番」の上映です。高円宮妃殿下が、このドキュメンタリー映画を第一番から観てくださっているそうで、そして妃殿下が龍村監督におっしゃったそうです。「龍村監督は、第一番での問いかけに、第六番で答えを出したんですね。」第一番のサブタイトルが、「地球(ガイア)の声が、きこえますか」で、第六番が「全ての存在は響き合っている」監督は、そう言われるまで気づかなかったそうです。・・・私も、気づきませんでした。すごいですね、高円宮妃殿下。そして、「響き合っている」ということについてのお話。「自然界の音、鳥の声や水の音だけでなく、山の声、岩の声。耳には聴こえない歌声。ミクロの原子から人間の内臓器官まで、全てが独自の音楽を奏でています。それが全体として、壮大な響きを作り上げ調和しているのが、地球本来の姿。しかし、その感覚が失われているのが現代です。不協和音がガンガンあって、全体のバランスが崩れている。人間が自分の損得だけのために動くことで不協和音が流されています。まず、他の存在が奏でる音を聴く耳を開いていないと、自分が今奏でるべき音がわからなくなる。その耳をひらく映画を作ろうと思いました」と。凄いわ、と感動しました。私の要約文では意味もよくわからないかもしれませんが、中谷さんと龍村さんの話が響き合っています。絶対、2人は打ち合わせしてないだろうし、龍村さんは先の中谷さんの講演をおそらく聴いてないでしょう。2人とも、身をおいてる世界が全然違いますから、視点も言葉も違うし、全く同じことを言ってるわけではないけど、見事に調和しているのが感じられました。会場で両方続けて聴いた人が私の他にどれだけいたかわかりませんが、きっと同じように思われたことと思います。そういえば、このイベントの名は「オープンワールド」でした。それぞれの持つ世界が開いて、響き合う。来年、参加するかどうかわかりませんが、もし行ったら、他のいろんな人の講演も聴こうと思います。
2007年09月29日
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一昨日の夜は部屋の中が29.5℃でしたが、今夜は27℃と、涼しくなりました。まだ、例年に比べると暑いほうかもしれません。いつもの年は、お彼岸前に、10月下旬の気温と言われるくらい、肌寒い日がたまに来たりすることがありますが、今年は無かったです。秋物を買う気にもなりませんし、保湿ケアといっても、油分の多いものはまだ使いたくないですね。でも、急に寒くなって乾燥して慌てないよう、準備はしておきましょう。ヴェレダから、保湿ローションが発売されるそうです。今まで出てるローションは、お肌を引きしめ弱酸性に整えるというもので、それ自体に保湿効果は無く、その他のアイテムの重ねづけで、というものでしたから。この保湿ローションは、日本のために開発されたものだそうです。日本はいいお客さんと思われてて、ありがたいというか・・・。スイスのヴェレダ社の人が「日本は、保湿保湿ってうるさいのよ」とか言いながら、研究してくれてるのを想像しました(笑)。
2007年09月24日
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二週間ほど前、まだまだ暑い日が続くことを予想して(現在、予想通り)、クミスクチン茶(沖縄など暑い地方で採れるお茶。皮脂の過剰な分泌を抑える効果あり)が欲しくなりました。ブームも一時で過ぎてしまい、最近は自然食品店でも見かけませんので、通販に頼ることに。楽天市場で検索し、バラエティーショップおきなわ屋というお店を見つけ、ついでに何があるのかといろいろ見てみましたら、「100%ピュア ハンノキ スキンケア 樹の雫」なるものを発見。消臭スプレーでありつつ、スキンケアにも使えますと。主に、ニキビ、あせも、湿疹に効果があるらしいです。暑い地方の植物だけに、暑い地方で多そうな症状を改善するパワーがあるんですね。しかし、効果より何より私は、以下の文に惹かれました。「西洋の民話にも登場するハンノキは、白樺と同じカバノキ科に属し、熱帯地域を中心に広く分布している落葉高木。ハンノキエキスとは、根茎を醗酵させ、その根茎に共生している放線菌(フランキア細菌)を繁殖させ液状化したものです。」・・・この説明文の後半を読んだら、ワクワクして、「買いものかご」にクリックしてしまいました。「もやしもん」の読者の方なら、わかってくれることと思います。これから「菌コスメ」と呼ばれるような分野も発展するかしら・・・。で、届いた頃、ちょうど、小さいけどニキビが出来ておりまして、そこに使ってみたところ、劇的な効果はないものの、沈静化は早かったような気がします。かゆみに対する効果も大きいです。しかし、ハンノキエキス100%防腐剤無添加は良いのですが、においが、なんか独特。木でもなく草でもなく、悪臭というほどのことはなく、強いにおいではありませんが。好みにもよるでしょう。これ自体に消臭効果も認められてるそうですが、自分を無香には出来ないのね。保湿効果はほとんどありませんので、乾燥肌の方は、別のスキンケアと組み合わせが必要です。さて、世界初?菌アニメとなる、テレビアニメの「もやしもん」ですが、10月11日深夜開始だそうです。公式サイト kamosuzo.tv/のドメインが、原作読んだ人は、軽く笑えますね。声優さんの名前を見ても、知らない方ばかりでしたが、音楽が佐藤直紀さんというのが私にとってはツボでした。楽しみです。
2007年09月20日
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東京国際フォーラムで9月12日~14日開催中の「イノベーション・ジャパン2007 大学見本市」に行きました。多くの大学および様々な研究機関や企業がブースを出しての研究成果や開発したものの展示を一同にするイベントです。研究段階のものから、実用化にこぎつけてるものまでありまして、「養殖魚類の血液診断」「蚊の針を模倣した極細マイクロ管」とか「カレーの色素からつくる環境調和型プラスチック」とか、面白そうなんですけど、でも説明を聞いてもきっとわかりません。つい、「菌とか酵母とか発酵ネタはないかしら・・・」と、バイオ・アグリコーナーへ。ありました。「根菌を利用した希少ラン科植物の保全・増殖技術」別に何か話を聴こうというわけではないのですが(^ ^)。「海洋細菌による青色色素の生産」というのもありました。某農大は、学内で製造しているという「農大のお茶」「農大カルピス」「ピーナッツ・リキュール」「カムカム酢」などをを出してました。和やか~。どこの大学が出してたか忘れましたが、研究途上の「細胞老化抑制剤」は気になりますね。これとは別に、某医科大学難病治療研究センターと、ナノテクの企業との共同開発のエイジングケア乳液のサンプルが配られていて、素敵でしたがスルーしました。後でホームページで成分見たら、当然、スーパーケミカル。しかし、なんというか、ここに出ている全てが商魂の上にあるわけではないとは思いますが、大学も“副業”で稼がねばならない時代なのね、と思いました。国際フォーラムの裏手のビルの地下にナチュラルローソンがあるというのでそっちにも寄ったのですが、イートインスペースが広めで、ミネラルウォーターの種類が多いのと、ちょいヘルシーっぽいお弁当・パン・惣菜・お菓子や無農薬コーヒーが多少ある他は、普通のコンビニとたいして違いが無くて、何も買い物しませんでした。わざわざ「ナチュラルローソン」である意味があまり感じられませんが・・・。しかし、コンビニの品揃えは、日常的に利用する付近の人々のニーズによるので、丸の内人口の日々の選択の結果ということでございましょう。オーガニック、ヘルシー志向だけで経営を成り立たせるのは、まだまだ難しいということですかね。
2007年09月13日
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ジョージ・ウィンストンの「Remembrance」を聴いています。あの、9.11テロの、チャリティ・ミニアルバムです。「この録音におけるアーティスト印税は、同時多発テロ事件で亡くなられた方々とご家族に寄付いたします」とのことで。「Where Are You Now」「Farewell」「Daughters and Sons」・・・曲名を見るだけでも、遺族の方々の心情を想像させられます。今も、悲しく、理解しがたい出来事でしょう。私は、テロが起きた2日後、「これから世界はどうなるのだろう」と思いながら、渋谷を歩き、映画「地球交響曲第四番」の試写会に向かっていた時の気分が忘れられません。あれから6年、世界は大小の様々な不安を減らしてはいません。「地球交響曲」は第五番、第六番と出来上がりました。この、ドキュメンタリー映画に出てくる人達と、多くの見知らぬ命を奪うことを厭わない人達と、人は何故分かれてしまうのでしょうか。
2007年09月11日
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出来心で食べた、ハーゲンダッツのアフォガート(バニラエスプレッソ)は美味しかったです。危険と引き換えても食べる価値は認めますけど、でも、年に1回ぐらいにしておきましょう。暑いときにアイスクリームを食べるリスクは大きいです。だって、ただ暑いってだけで、体内のビタミンB1がガンガン消費されるのですよね。ええ~そして、砂糖の摂取によっても消費されます。気温35度では15度の時の3倍消費されるんだとかで、この上、砂糖くらってたら、疲労回復や、脂肪の代謝や美肌づくりにまわせませんことよ。コーヒーも、ビタミンBを消費してしまいます。コーヒー自体が、です。さらに砂糖のたっぷり入った缶コーヒーやペットボトルのコーヒーを飲んだら・・・・なかなかに気合の入った台風が通過していきましたが、まだ、暑い日が続きそうです。糖分はひかえて、胚芽米、玄米、大豆製品などビタミンB群の多いものを食べて乗り切りましょう。
2007年09月07日
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まあ、これを機に、やめていただきたいですね。嶽本野ばらさん、大麻所持により逮捕。私がちょっとでも会話・握手したことのある人の中から、逮捕者が出たことは大変遺憾であります。他にいないわよねー、有名無名問わず。ロリコンで捕まってたら「ロリヰタ」みたいだったのにー。と、友達からメールが来ましたが・・・。(要するに本人の書いた小説の通りということ)それだと、読者はなんとなく事情を推察するけど、世間的には聞こえは悪すぎるので、そっちでなくてよかったと思います。ヤクならいいというわけではないんですけど。槙原氏も今は何事もなかったように歌ってらっさるし。ちゃんと抜けてくださいね。
2007年09月03日
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中国映画を映画館に行って観たのは初めてで、それが「長江哀歌(ちょうこうエレジー)」です。長江、三峡ダム工事に関わる人達、強制移住を余儀なくされた人達の、「哀歌」でした。2009年完成予定のこの工事で、景観は大きく変わり、水質も生態系も大きな影響を受け、名所旧跡の数々も水没します。作品としては、このプロジェクトをはっきり批判してはいません。ただ大きな動きに添って生きるしかなく、それぞれの悲しい事情を抱えた人たちの姿を淡々と描いていました。時々、イメージ映像がはさまれるのですが、ほとりの建物の中で「三国志」のような人達が会議をしている様子が映されて、脈々と続いて来た歴史を象徴する川を、ほんの一時の人間の思惑で変えているのだなと思いました。でもそれは、長江に限ったことではありません。 そして、どんなに環境が変わっても、人々の暮らしは続いていくのです・・・。
2007年08月31日
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納豆に何を混ぜますか。私の定番は、たれの他は、鰹節と、きざんだ葱です。からしは入れたり入れなかったり。 しかし、こないだ、落とし穴に気づいてしまいました。先日、異性化糖の害について書きましたが、納豆の添付のたれの原材料をよく見ると、果糖ぶどう糖液糖使用が主流で、使われていないのが珍しいんです。納豆本体が、有機栽培大豆や国産大豆100%でも、たれがこれだったりして残念です。中には、こだわりを見せて「有機醤油使用」というのもあります。納豆は健康と美肌のもとですから、たれにもこだわって選びたいですね。 まあ、納豆のたれなんて微量ですよ。それに、イヤなら普通のお醤油を使えばよろしい。だいたい、あの添付たれとからしは、小さいけど「もったいない」と思ってます。私的には、からしは少ししか使わないので、半分以上あまってしまいます。家にある醤油とからしで事足りるではないですか。外出先でお弁当と納豆を食べるようなこともそうそう無いでしょう。スーパーで売る分には納豆本体だけでいいと思いますね。家にお醤油とからしを常備してないけど納豆は食べるという人には必要ですか・・・。 私はお金に余裕のある時は、船橋西武地下のGARDENで、1個137円の「葵」という物を買っています。下仁田納豆で、経木でくるんであって、たれもからしも付いてないんです。でも3個まとまったのだと何故かからしのミニパックの三連も付いてきます。サービス?それはどうでも、値段だけのことはあって、他の物とは食感が全然違います。お醤油を少しかけますが、時にはかけずに、鰹節も葱も無しで納豆100%を味わっても美味しいです。経木包みですから、小鉢を出さねばなりませんが、この面倒さも美味しい。結果、ゴミも少ないです。
2007年08月28日
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「夏は汗をかいたら水よりスポーツドリンクの方がいいんだって。すばやく吸収されるから」という他人の会話を電車で耳にして「やめときなさい」と言いたかったのですけど、我慢してここで言います。あのね、水よりスポーツドリンクが良いとおっしゃるセンセイは、大○製薬やコ○コーラ社と仲良しかもしれませんから。緊急事態――大汗かいて脱水症状の危険がある時は、確かに水より良いかもしれませんが、常飲は避けたほうがいいと思いますよ。スポーツドリンクに含まれているのは、ナトリウムやミネラルなど身体にいいものだけではないのです。全商品調べたわけではありませんが、たいていのものは原材料に砂糖と異性化糖が使われています。ラベルを読んでも「異性化糖」とはありませんが・・・異性化糖製品は日本農林規格 (JAS) で以下のように制定されている。「ブドウ糖果糖液糖 」果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が 50% 未満のもの。 「果糖ブドウ糖液糖 」果糖含有率が 50% 以上 90% 未満のもの。 「高果糖液糖 」果糖含有率が 90% 以上のもの。 「砂糖混合異性化液糖 」上記の液糖に 10% 以上の砂糖を加えたもの(その液糖がブドウ糖果糖液糖なら砂糖混合ブドウ糖果糖液糖)。―――――――「ウィキペディア」より。異性化糖の原料は主にトウモロコシやいも類のデンプンです。じゃあ、自然の物じゃないですか、と思われるかもしれませんが、それが“異なる性質に化けて”自然には存在しない物質になっているのでございます。さらに、その原料トウモロコシが遺伝子組換え作物であったとしても、表示義務はありません。私、昔は文字を見て、果糖ブドウ糖液糖って、砂糖よりいいものかと思ってたんですけど・・・。砂糖よりこれらを使うメーカーのメリットとは、安定性、価格の安さ、カロリーの割に高い甘味の強さ、などですが、消費者にとっては問題があります。(以下もウィキペディア)「異性化糖はブドウ糖と果糖が1個ずつ結合している砂糖と異なり、始めからブドウ糖と果糖とに分離しているため体内に吸収されやすく、異性化糖が大量に含まれている清涼飲料水(500 mL のペットボトルの中に 60 mL 以上含まれるといわれている)を摂取すると血糖値の急激な上昇を招く怖れがある。血糖値の急激な上昇は大量のインスリンを放出させるため、それが引き金で糖尿病になることは十分にありうることである。」夏は500 mlぐらい楽々一気に飲めてしまいますからね。意識しないうちに、糖を大量に摂取することになるわけです。血糖値が急激に上がると、糖尿の危険のほか、体内でブラウニング反応というのが起きて肌のコラーゲンが破壊されて深いシワの原因になるのだそうです。まあ、血糖値を上げる物はたくさんあります。白砂糖、白米、白パン、うどん、いも類etc。全般的に白いもの(精白もの)はよくないですね。しかしこれらを全部避けて、美肌と健康を保ちましょうというのは難しいですから、いちいち恐れずに。でも、日常の水分補給ぐらいは、お水または無糖のお茶など、不自然でないもので潤いましょう。
2007年08月24日
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那覇空港での、航空機爆発で奇跡的にケガ人が出なかった理由。沖縄戦で亡くなった島人やひめゆり部隊の人達・・・が、もう二度とこの島で悲しいことが起きないようにという想いで守ってくれたのかもしれません。しかし、このところ沖縄のほうが、さり気なく気温が低くてくやしいですね(^_^;)
2007年08月22日
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日々の通勤が家から駅5分、着いた駅から徒歩15分、日陰は少ない道のりですので、ダメージが気になります。日傘はさしてますけど。というわけで、ヴェレダナチュラルケアスタジオ青山店の夏季限定のサマーホワイトニングを受けてきました。フェイシャルマッサージ、ピーリング、ホワイトニングパック+デコルテ+手の甲までのトリートメントと。それを1回受けただけで回復するのかどうかは・・・。限定期間は8月31日までなんですけど、夏の締めくくりのアフターケアとして9月末までやっていて欲しいですね。そうしたら、もう1回行きますよ。でも、マッサージに使われたヴェレダシトラスオイルに美白効果(シミやソバカスに直接働きかけるような力ではないけど、くすみを取り、老廃物を排出し皮膚の再生を高める)があると聞いたので、家でも夜のフェイスケアに時々取り入れようと思います。(ピーリングの海藻クレイとホワイトニングパックは、販売されていない、サロン専用製品です。残念なことに・・・。)ショップでは、ヴェレダ製品のガラス瓶容器の回収をしています。(青山店・恵比寿店・吉祥寺店・神戸店のみ)メルマガで、回収開始の知らせを読んだ時は、回収してもヴェレダ製品はスイスやフランスで瓶詰めまでしているので、空き瓶を送り返すのもコストとエネルギーがー・・・と思いましたが、そういうリターナブル方式ではなくて、国内で再生原料や土木資材になるそうです。それなら、家の近くの回収に出しても多分変わりません。ですが、せっかくの取り組みなので、それに応えるべく、空き瓶3本持って行きました。
2007年08月19日
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農大生牧場実習青春ドラマ「牛に願いを LOVE&Farm」以前、個人的にあまり期待に添う内容ではないんですけどーーと書きましたが、なんだかんだと1回見忘れたりしながらも、話を追っています。現在の日本の農業が抱える困難さも少しは表現されているみたいです。北海道の広い牧場の風景を眺めてるだけでも、目にやさしいリラックス&ヒーリング効果が多少ある気がします。おかげでこのところ常に、牧原敬之の歌う主題歌「♪まっすぐにまっすぐに伸びる この緑色の道を歩きながら続いていく 僕らのGREEN DAYS 」が、脳内でエンドレス。今まで槇原氏の曲を特別いいと思ったことはありませんが、言葉を丁寧に明瞭に発音する歌い方は好ましく、この曲はドラマの雰囲気にもあっていると思います。買いはしませんけど・・・。ところで、農大というのは今まで、ドラマなどの設定にあまり出てこない存在であったと思います(すみません、農大のみなさん)が、「もやしもん」(人気マンガ:10月からTVアニメ化)も農大(連載開始時のタイトルは「農大物語」)ですし、ひそかに農大ブーム来ますかね。
2007年08月16日
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六本木アートトライアングルのひとつ、サントリー美術館に行きました。赤坂にあった頃はよく行ったものでしたが、六本木に移設してからは初めてです。特集は「水と生きる」日本は水の国ですから、川や海を描いた作品は古来から多いので、壮観ですね。館内のお手洗いにて、「やめましょうよ。この真夏に便座を温めて、洗面所でお湯を出すのは」と、思いました。そして、建物内は冷房ですからね・・・。原発がいくつあっても足りません。その後は外の猛暑の中を移動し、映画「夕凪の街 桜の国」を観ました。一年ぐらい前は、このタイトルが覚えられなくて、「夕凪の国 桜の島」とか言っていたものでした。・・・九州の話ではありません。「広島のある 日本のある この世界を愛するすべての人へ 」原爆投下から13年を経た広島の街と、平成19年の東京、半世紀を隔てて1つの家族・血脈がたどる物語です。半世紀とはいえ、原爆投下は遠い過去のことではないということを再認識しました。今も、被爆した家族が後遺症で苦しむのを見た子たち方がいて、被爆二世と呼ばれる人は、それだけで違う目で見られているということ。この物語の人達は、必要以上に平和を訴えて声を荒げることもなく、怒りを煽ることもなく、国の政情を憂える描写もありません。ただ降りかかった災厄、悲しみがやり切れず、けれど残った者たちが未来への希望を願うのが、せつなくて優しいです。とりあえず、みんな観て。この国に生まれた意味を考えましょう。
2007年08月13日
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広島と長崎のあいだの日です。繰り返されることが無いよう、祈ります。相変わらずエアコン無しで暮らしてます。今年は「もやしもん」4巻で雑菌たちが、長谷川遥さんを指して言った「スゲー換気のいい部屋で、夏なのに冷房かけねぇから乾燥しねぇもんで常在菌が元気」(だから、自分たちが肌にとりつけない)という言葉が新たに精神の支えとなっています。地震の影響で発電所も止まっていることですし、節電しまくりましょう。(それで更新がのびていたわけでは・・・^ ^;;;)しかし、暑いです。古典的に、うちわとか怪談とかで涼感を得るというのもいいですが、私は、中島みゆきの「吹雪」という曲を聴きます。心から寒くなって震撼します。「日に日に強まる吹雪は なお強まるかもしれない日に日に深まる暗闇 なお深まるかもしれないどこから来たかと訊くのは 年老いた者たちどこにも残らぬ島なら 名前は言えない降り積もる白いものは 羽の形をしている数えきれない数の 羽の形をしているあまりにも多過ぎて やがて気にならなくなる疑うブームが過ぎて 楯突くブームが過ぎて静かになる日がきたら 予定通りに雪が降るどこから来たかと訊くのは 年老いた者たち何もない闇の上を 吹雪は吹くだろう 」・・・20年ぐらい前に発表された歌なんですが、今聞いても予言詩みたいでスゲーいや。でも、この通りにならないように、頑張ります。
2007年08月07日
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昨日、夜7時頃から、理由も無く急にワクワクした気分が湧き上がってきたんです。それも「どうなるんだろう」というような緊張感が全く無くて、ただ、るんるん♪な気分が止まりませんでした。その気分は、8時からの開票速報を見ても崩れることなく・・・。美輪さーん、とりあえず参院与野党逆転を果たしましたよ。個々を見ますと、栃木の谷博幸さん(民主党)の再選が嬉しいですね。環境派で、動物愛護法の改善に尽力されている方です。EU並に、化粧品のための動物実験廃止を目指しましょう。とはいえ、これで日本が良くなると決まったわけではありません。民主党も全体的には改憲派です。何年か後には、ガチで憲法をめぐる選挙があることでしょう。そのとき、「やっぱり野党ダメじゃん」という風潮になっていると非常にまずいです。共産党、社民党、女性党、9条ネットがこれからどれだけ伸びるかにかかって、私たちひとりひとりにもかかっています。経済、教育、環境、原発のことや、食品添加物や遺伝子組換食物を防ぐことなど問題は山積みですけど、国や企業に都合がよくて、私たちの健康や人生にメリットが無い策を押し付けられないように、しっかり選択して行きましょう。
2007年07月30日
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道で後ろから聞こえてきた女子高生2人の会話。「うち、夏にエアコンつけたことない」(エアコンがあるけど冬の暖房しか使わないということだと思われます。)「信じらんない、絶対無理」私の家も、絶対無理と言われても、エアコンがありません。その2人の続けての会話は「ドライヤーの時やばくね?」「ドライヤーしないもん」と、涼しげに答える声が聞こえて、いいなあと思いました。私も、ドライヤー使いません。頭にマイクロファイバータオルをしばらく巻きます。吸水性が高いので、髪からもどんどん水分を吸います。その後は自然乾燥で楽々です。便利なんですが、100%化繊ですから、この商品自体はエコロジーではありません。でも、これを使うことでドライヤーを使わずに済む(あるいは、使用時間が短くなる)なら、結果、環境にやさしいと言えるのではないかと思います。ただ、化繊ゆえ、やわらかいけど手触りはあまり好きでないのです。夏場はいいですけど、冬にちょっと手が感想してるような時は使いたくないです。一長一短です。これ以外、顔や身体を拭くには、やはりオーガニックコットンタオルにしたいです。
2007年07月27日
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参院選に向けて民主党が頑張っています。しかし、映画館でもCMを流すのはいんですが、スクリーンに小沢くんをアップにするのは、ひとつこのぉ、やめていただけないだろうかと・・・。自民党の勢力を弱めるために、社民や共産に入れても分散・死に票になるかもしれない地域は、最善ではなくともまず民主党で、と言われてます。格差是正と年金守るを全面に打ち出す民主党も、実は改憲派が多いので要注意なんですけどねー。民主党のCMを見せられた後、映画「魔笛」を観ました。モーツァルトのオペラを、ストーリー構成と曲はそのままに、舞台は第一次大戦中のヨーロッパという設定で映画化されたものです。姫の救出に向かうのは王子でなく一兵士。3人の侍女は従軍看護婦?戦車の上に仁王立ちで登場する夜の女王。かっ、かっこいい。と、コミカルなパロディのようですが、随所に反戦の思いが込められているのでした。当然ですが、他の出演者の皆さん全員、桁違いの歌唱力と声質をお持ちで、曲はモーツァルトですから、久々に耳と脳が活性化された気分です。最後は「♪智慧の光は戦いより強い 人々はすべて 平和のために生きる」の大合唱。原典を知らない方もきっと楽しめますので、是非ご覧ください。
2007年07月25日
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Loftのコスメコーナーにて、サンプルを配りながら熱心なセールストークをしているお姉さんに捕まってしまいました。大変、気合が入ったセールスで、私が「じゃあ、これ使って(買って)みます」と言わなきゃおさまらない感じ・・・。そのメーカーは合成着色料や香料・防腐剤などは無添加で、アレルギーを起こしやすい方にも好評であるということです。でも、天然植物原料メインに構成されてるわけではなさそうで、あんまり興味持てないので、キャリーオーバー防腐剤(原料段階で天下される防腐剤・表示の義務無し)とか、重箱の隅をつつくような質問して逃げようかなーなどと思いました。製品の長所をひととおり話し終えたお姉さんは「今、どんな化粧品使ってらっしゃいます?」と、たずねてこられました。私「ええ、あの辺にある(自然化粧品コーナーを指差しつつ)、ヴェレダとか、オーブリーオーガニクスとか使ってますよ」すると、お姉さんは急に表情をなくし、「あ、そうですか。このサンプルもよかったら使ってみてくださいね」と、先ほどまでの熱弁はやみ、私はあっさり解放されたのでした。不思議。どうしたんでしょう、一体・・・。ヴェレダとオーブリーが解放の呪文だったのか・・・。あのメーカーを使ってる人は、簡単に他になびかないという定説でもあるんですかね・・・。そのセールス姉さんもヴェレダやオーブリーのことは知っていて、「自社の製品もいいけど、原料や理念で勝てない」という思いがあったのかもしれません。もし、そう考えてるなら、負けない製品づくりを目指していただきたい。
2007年07月20日
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