鎌倉日記（極上生活のすすめ）

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フォレストガンプ

アトムおじさん

2005年12月02日

■マリンルージュに乗って■

(12)

テーマ：ちいさな旅～お散歩・日帰り・ちょっと１泊(42560)

カテゴリ：カテゴリ未分類

横浜港からでるマリンルージュに乗って、忘年会が行われた。
氷川丸は、大きなクリスマスツリーのように、ライトアップされていた。
船は、ほかにもライトアップされた、みなとみらい２１の大観覧車と赤レンガ倉庫を過ぎ、ベイブリッジから、本牧ふ頭をまわり、氷川丸の横に、もどるコースだった。
風は冷たかったが、光の宝石のような、横浜の街を、海から眺めるのは、気持ちよかった。
サザンが、この船を、歌の中で使うのが、よくわかった。

マリンルージュ

夜の海を、船は進むのだが、その船のまわりを、無数のカモメが並んで飛んでいた。
船が、灯りを放っているため、それにまつわるようにして、飛んでいた。
夜に飛ぶカモメを、はじめて見た。

かつて、
横浜の街のコピーが、募集されたことがある。
入選作は、

「この街は、七つの海の贈り物。」

このコピーは、けっこう、気にいっている。

江戸っ子は3代つづくのが、ほんとうの江戸っ子だというが、
横浜は、3日、住めば、浜っ子だと言われる。
この、開放感もいい。

このあたりには、シーメンズクラブもあり、船員たちの溜まり場の店もある。
ビリヤードの台などが置いてあり、不良オヤジどもが、明け方まで、キューをついていたりする。

マリンルージュに乗った恋人たちは、この港と夜景では、深い恋に落ちていくのは時間の問題だ。
そして、女性は、夜、美しくみえる。
西洋では、
「どんな娘も、ランプの下では、みな美人になる。」ということわざがある。
その理由のひとつに、夜になると、女性の瞳が、大きく開くそうだ。
瞳孔の開いた女性は、男性にとっては、ひじょうに魅力的な存在にみえるということだ。

う～ん。
かくして、週末の夜と、月曜の朝、
どちらが、ほんとうの私たちなのであろうか。

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