筆者は彼の作品をすべて聴いたというわけではないが、わりとコンスタントに追っかけてきた。時折、突然に聴きたくなるというのが、彼のアルバムの中には多い。本作『ブレイズ・オブ・グローリー(Blaze of Glory)』もそうしたうちの一枚である。リリースは1989年、デビューからちょうど10年にして11作目。デビュー以来在籍したA&Mレーベルでの最後のアルバムに当たる。シングルカットされた8.「ナインティーン・フォエヴァー」は多少売れたものの、アルバム自体は大したセールスを挙げることはなかった。
1. Tomorrow's World 2. Me And You (Against The World) 3. Down To London 4. Sentimental Thing 5. Acropolis Now 6. Blaze of Glory 7. Rant And Rave 8. Nineteen Forever 9. The Best I Can Do 10. Evil Empire 11. Discipline 12. The Human Touch