音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2016年01月21日
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 “バラード選”などと銘打っておきながら自分でこう言ってしまうのも何なのですが、彼のダミ声ではどれがバラードなのか何なのかよく分からないという感じがすることも少なくありません。曲の美しさと歌声の美しさは別、とでも割り切ればいいのでしょうが…などとぼやきつつも、いやはやこの声が病みつきになるんですね…。

 前置きはさておき、時代が進み、トム・ウェイツの作風が変わっていっても、きらりと光る曲の美しさというのは、彼の作品の随所で見られます。1992年作の『ボーン・マシーン』は、オルタナ部門でグラミー賞を初受賞した作品ですが、そこにもこのダミ声に包まれた美曲が含まれています。リリース当時にアルバムを初めて聴いた瞬間から虜になってしまった美曲が、この「フー・アー・ユー(Who Are You)」です。





 この曲には、スカーレット・ヨハンソンのカバー(2008年の『レイ・マイ・ヘッド』に収録)がありますが、いつか“透き通った声”風の女性シンガーがこの美メロのカバーを歌いあげてくれないだろうか、などと期待したりしています。


[収録アルバム]

Tom Waits / Bone Machine(1992年)


[記事リンク(トム・ウェイツの名バラード選)]

その1: 「グレープフルーツ・ムーン」
その2: 「ジャージー・ガール」
その3: 「フー・アー・ユー」 (本記事)
その4: 「ホールド・オン」
その5: 「オール・ザ・ワールド・イズ・グリーン」
その6: 「イフ・アイ・ハフ・トゥ・ゴー」
その7: 「タイム」






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Last updated  2016年02月04日 19時13分11秒
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