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どーも,お待たせいたしました。花フェスタの報告です。遊歩道の一部。緩やかなスロープをジグザグに登りながら,道沿いのバラの花を楽しめます。スロープを別の角度から。花は,品種により,咲ききってしまったものもありましたが,ほぼ満開で,今が見ごろです。世界のバラ園は,木も大きくなっていて,かなり見ごたえがあります。フォーマルガーデンの方のバラたちは,まだ植えて間がないので,これから何年か先が楽しみです。ログハウスの庭を上から俯瞰。会場を上から見下ろせるような道がついていて,庭全体の風景を楽しめます。まるで絵の具をちりばめたような,草花たちの競演。コメントを下さった皆さん,ごめんなさい。あとでレスしますね。
2005.05.31
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今日は,ブルーミングヤードのバラ仲間で,花フェスタ記念公園に行きました。総勢,48名。観光バスを借り切っての大移動です。東名の浜松インターに入ったのが,8時30分ぐらいだったかな?当初は,10時30分に会場到着予定でした。ところが,途中で,事故で交通渋滞との情報が。本来なら,静岡方面からなら,豊田ジャンクションを経て可児御岳ICで降りるはずですが,渋滞が長すぎてルート変更。東名を小牧ジャンクションまで走り,中央自動車道に乗り換えて,多治見ICで降りよう,ということに。しかし,いざ多治見ICに着くと,ここも2,5キロの大渋滞。しばらく待ちましたが,あまり動かないので,次の土岐ICへ。しかし,ここもひどい渋滞。しかも,下に降りてからが,多治見からの道と合流するため,時間がかかるのは必至。そこで,裏をかいて次の瑞浪ICへ。ここからなら,走る距離は遠回りになりますが,主要都市からの車を避けて逆走することになるので,会場の近くまですいすい走ることができました。会場近くでは,ほんとに車が動きません。会場に入ったのは,正午を回っていました。それでも,正規のルートを来たバスより,かなり早くついたみたいです。しかし,この道路事情はひどいです。去年の浜名湖花博とは大違い。花博では,マイカーは少し離れた専用駐車場にとめることになっていて,会場内には進入禁止でした。そのため,シャトルバスの運行もスムーズだったんです。ところが,ここでは,マイカーも観光バスもシャトルバスも,いっしょくたに受け入れているんで,余計渋滞がひどい。シャトルバスは時刻どおり運行してません。また,午後4時以降についたマイカーの客は,強制的に入場を拒否されていました。ですから,これから会場に行かれる方は,かなり時間に余裕を持って,渋滞の情報もしっかりチェックなさることをお勧めします。会場内は,確かに,満開で見どころいっぱいでした。しかし,トイレの少ないことには閉口。やむなく男子トイレを利用する女性客もいて,このへんは何とかしてほしい。入場前に済ませておくとか,飲み物を控えるとか,自己防御策も必要かも。幸い,日陰や座る場所は結構あるので,その点ではゆっくり散策できると思います。会場の中の様子は,また今度。
2005.05.29
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黒点病は,しつこいです。今年は,僕も始めて無農薬に挑戦したんですが,黒点がこんなに恐ろしいものかと思い知らされました。とりあえず,病気の葉っぱをすべて掻き取りました。意外と,予想より広がりが早い。グラハムトーマスなんかは,半分裸になってしまいました。咲きガラも,木の負担になるので,すべて除去。しかし,修景バラのトウーリャ2000なんかは,あんなにワサワサ茂っているのに,全くといっていいほど発生してません。品種によって,ぜんぜん発生率が違います。葉を掻きとるのは,とても勇気が要ります。病班が出ていても,まだ生き生きしていますから。こんなに掻いて,大丈夫かと不安になりますが,とらないとどんどん広がるので,バラに謝りながら掻きました。葉は少なくなりますが,次にでてくる新芽を大事にしていくしかないのです。とりあえず,週一回の重曹の500倍散布を続けていくつもりですが,ちきんたったさんから生ごみ堆肥の底にたまった汁を薄めてかけると広がらないとの情報もいただき,これからいろいろ試してみるつもりです。
2005.05.28
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今、バスで移動中。 すごい渋滞です。 では、のちほど。
2005.05.27
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きょうのばらは,ジャルダン・ドゥ・フランス。1998年,フランス・メイヤン作。さて,その後の黒点病。米ぬかふりふりで収まっていたかのように見えましたが,今度は別の場所で大発生。少し気を許して,生薬散布を怠ったからでしょうか。何回かの雨で,一部の株がほぼ黒点まみれになりました。これは大変です。生産者としては失格です。おりしも,午後から雨,との天気予報。あわてて,試験農場全体に薬剤散布しました。えーい,何でも効きそうな物は混ぜてしまえ!まず,ニームオイル500倍,キトサン500倍,木酢500倍,天恵緑汁500倍を混合,散布。それでも満足できず,そのあと,乾くのを待って重曹500倍も散布。重曹だけは,アルカリ性なので,他の薬剤と混合できなかったんです。黒点の発生した原因を考えてみました。もちろん,病気を甘く見て薬剤散布を怠ったこともありますが,発生した場所をよく見ると,特徴があります。まず,枝が茂って,風通しの悪いところ。新芽の生育の悪いところ(つまり,根っこの動きが悪いところ)。去年の葉っぱを取らずに,そのまま残しておいたところ。もちろん,品種によって,黒点が出やすいものもあるみたいです。とりあえず,株全体に広がった鉢植えを5つ,リタイアさせました。ビニールハウスの中に避難です。雨に当たらなければ,黒点は広がらないですみます。しかし,黒点,おそるべし!まだまだ目が離せません。
2005.05.25
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昨日はお客さんのお庭に,バラのオベリスクを設置しに行ってきました。まず,植える場所に堆肥をたくさん入れて,土を改良します。良質の堆肥は,健全なバラの生育には欠かせません。苗は,鉢植えの土を崩さず,ポットから抜き取ってそのまま植え込みます。オベリスクの設置の前に,地面に刺さる部分4箇所,パイプを立てます。市販のオベリスクは,移動用に設計されたものが多く,地面に固定するには,風による転倒や,足元の腐食を防ぐため,工夫が必要なのです。パイプの穴に,オベリスクの足を差し込み,水平に注意しながら固定。お庭の雰囲気が変わりましたね。今日は,サービスで,病害虫防除をしました。ペットを飼っておられるので,特に毒性の強い殺虫剤は撒きたくありません。植物保護液の苦参エキスを散布しました。
2005.05.22
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つるバラの開き始めたバラ園の全景です。朝は,向こうの山から日が昇ってきます。このアングルだと逆光になるので,今日のお昼に撮影。南側のフェンスです。剪定したときの写真と比べてください。まだまだこれから咲いてきます。取りあえず,ここまで無農薬で来ました。花のシーズンが過ぎると,梅雨に入りますね。黒点対策が最大の課題になりそうです。ついでに,つるバラのドーム仕立て。大将,これやったら,気にいってもらえまっか。今日,配達先で,玄関に飾らせてもらいました。
2005.05.21
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本日は,米ぬかジョーロ作戦の日。先日仕込んでおいた天恵緑汁を使いました。10日ほど前に,雑草1500グラム,黒砂糖500グラムでバケツに漬け込んだまま,放っておいた天恵緑汁。かぶせてある新聞紙を取ると,甘い香りが。バケツを静かに傾けると,茶色い汁がとれました。おおおおおおおおおおお,これが,天恵緑汁か!取れた量は,おおよそ,400ミリリットルほどです。詰め込んだ草をほぐしてみると,白いカビがびっしり!バラの株の根元に,有機物マルチとして広げました。これを,米ジョー(米ぬかジョーロ作戦)の微生物資材として使ってみよう!というわけで。しかし,バラ園全体に米ジョーするとなると,撒く量が馬鹿になりません。そこで,うちでは新兵器を導入しました。米ぬかジョーロならぬ,米ぬか水中ポンプです。今日の散布内容です。水100リットルに,米ぬか5リットル(20倍),木酢200cc(500倍),天恵緑汁200cc(500倍)を混ぜて,ホースでドバドバと撒きました。おかげさまで,病気も虫もそんなに広がらず,無農薬で花が咲き始めています。日替わりでトップページに載せていますので,ご覧ください。追記。これから,天恵緑汁を作られる方へアドバイス。使える草は,クローバー,麦類,ヨモギ,セリ,たけのこ,クズ,作物のわき芽などを中心に,その時々の一番勢いのあるもの。その地域に生えているものがいいそうです。日の出前が,一番材料の取りごろ。材料の草は,できるだけ新芽の,手でちぎれる部分がいいでしょう。エキスが一番濃縮されています。また,容器に詰め込んだあと,空気を抜くため,1日ぐらい,ビニールに入れた水などで重石をするといいです。そのあと,重石を取り除き,新聞紙で密封。材料は無理にいっぱい詰め込まずに,容器の上3分の1は空いているように。20度くらいの気温なら,5~7日でできます。なめてみて,青臭さがなければ完成。作物に使うときは,力が最も強い,完成後2~3日以内。500倍に薄めて,葉面散布,または土壌潅水。保存するには,液と同量の黒砂糖をいれ,発酵を止める。もしくは,そのまま冷蔵庫に入れるといいそうです。
2005.05.19
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Yさんの屋上ガーデンです。
2005.05.19
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つぎに訪問したのは,Yさんのお宅。玄関の両側の壁面に,黄色と白のつるバラを,見事に咲かせていらっしゃいます。Yさんのお宅には,屋上庭園もあります。次号で紹介。
2005.05.17
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5月15日,ブルーミングヤード初のバラ園見学会を開催しました。参加者は総勢30人。いつものバラつくり教室のメンバーに,新しい参加者も加わり,すごくにぎやかな見学会となりました。7台の車で分乗して行きましたが,現地の駐車場での交通整理が大変でした。はじめに伺ったのは,Kさんのお宅。バラを中心に,さまざまな草花を取り入れて,感じよくまとまっています。
2005.05.16
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去年暮れにつくったつるバラのドーム仕立てが開花しました。こちら,ホワイトパヒューム。こちら,ガトールドジェキル。今日は,バラつくり教室の生徒さんたちのお庭の見学会でした。詳細は後日。
2005.05.15
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今日のばらは,ブルームーン。1964年,ドイツ・タンタウ作。香りのよい,あざやかな藤色です。さて,皆さんのところでは,バラたちはいかがお過ごしでしょうか?にぎやかな花の開く楽しさと,病気や虫が現れて穏やかならぬ現実とが,複雑にあやを織りなしているのではないでしょうか?病気や虫が出てきたら,対処するのは当然のこととして,ほんとに大事なのは,病害虫を寄せ付けにくい体質を作ることだと思います。風邪を引いたら薬を飲みますが,普段からの体力づくりが大事なのと同じ。で,最近思ったことがあります。自然界の木や草は,人間が肥料をあげなくても,すくすく元気に育ちますよね。バラは肥料食いだということで,たくさん肥料をあげるように園芸書にも書いてありますが,それって正しいんでしょうか?うちのモッコウバラ,3年であれだけ大きくなりましたが,肥料はこれといってやってないんです。ただ,水だけは豊富に与えられています。雨が降ったら,この木の根元に,水が集まってくるようになっているんです。バラの生育で,一番大事なのは,水を豊富に与えることと思うんです。園芸農家のころ,バラにはたくさん肥料をやりました。少しでも,長い切花を,数多く切らなければなりませんから。でも,それが結局,病害虫発生の原因を作っていたのではないかと,いまさらながら思うのです。肥料をたくさんやれば,確かに生育は旺盛になります。しかし,葉っぱに未消化のチッソがたまりやすくなります。人間で言えば,コレステロール,といえるでしょうか。この未消化チッソがたまると,葉っぱは薄く広く,ダラーンと垂れ下がったように開きます。こんな状態は,病気や虫が寄ってきやすい状態なのです。健全な葉の状態は,グリコのマークみたいに,斜め上にしゃっ!と手を伸ばすように開きます。大きさは小ぶりですが,肉厚の厚い葉になります。こんな感じです。実際,うちのバラたちは,病害虫はもちろんでますが,わりにおとなしい感じです。では,未消化チッソの多い場合は,どうしたらいいんでしょう。現代農業にヒントがありました。酢を葉面散布に使うんです。濃度は500~1000倍。酢は,光合成を促進する働きがあるんです。新陳代謝を高めて,コレステロールを消化しようというわけですな。これからの梅雨の時期,日照不足に高温多湿が重なって,バラにとっては過酷な季節。また,実験の楽しみが増えました。
2005.05.13
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今日のバラは,ガーデンパーティー。1959年,アメリカ。銘花ピースの血を引く,黄色がかったクリーム色。さて,ご多分に漏れず,うちにも黒点病が出てきました。夜から雨,ということで,バラにとってはピンチです。黒点病は,水を伝って広がるからです。ふと思いついて,雨が降る前に,試験農場のバラ全体に米ヌカふりふり作戦を実行しました。黒点病の葉っぱにも,ふりふりしました。雨が降ったら,米ぬかの成分が水に溶けて,黒点の広がりを防いでくれないだろうか。流れ落ちても,それで下葉を守ってくれるかもしれない。そんな思いも込めて。雨は,断続的に,1日降りました。米ぬかふりふりから5日目,ん?なんか,黒点がおとなしいぞ。黒い病班はあるものの,広がりはしないし,黄化も落葉もありません。ウドンコには,ふりふり作戦,効果ありました。雨の前,白いカビが広がりそうな株もありましたが,ふりふりすることで,病気の広がりを抑えてくれています。黒点は,ウドンコと違って,表面にカビも生えないし,感染してから病班がでるまで時間がかかるので,完全に止まったか確認はできませんが,なんかいい感じです。これはひょっとしたら,有効かも!
2005.05.11
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去年,支柱を立てた我が家のモッコウバラが,満開です。
2005.05.10
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今日のばらは,スターダム。前に一度載せましたが,リクエストがあったので。切花の大ヒット作,赤ばらローテローゼの兄貴です。先日の日記の黒砂糖,答えは天恵緑汁に使うんです。今,韓国で微生物を生かした自然農法が盛んだそうです。その知恵は,身近にある雑草を黒砂糖を使って発酵させて,そのエキスが,植物に活力を与える,という,画期的なものです。使う草は,クローバーなどの,寒さに強く,春一番に動き出すもの。ヨモギやセリ。葉の表面に,酵母菌や乳酸菌などの有用微生物がいっぱい。かんで甘みのある草を主体に,いろんな種類の草。たけのこや,きゅうりのわき目など,生育の旺盛なもの。ぶっちゃけたはなし,そこらにある草なら,なんでもええやん。そういうふうに,僕は勝手に解釈してしまいました。ハウスの周りには,いろんな草があります。ヨモギ,スカンポ,カラスノエンドウ,カヤ,シロツメクサ,などなど。夜が明けるころが,植物の栄養分が一番たまっている状態なんですって。そんなわけで,早朝に草刈機で刈り飛ばし,適当に集めてきました。よし,ついでにバラの脇芽もいれたろ。材料に同じ植物のエキスを使うといいそうです。では,さっそく作りましょう。草と砂糖の重量比は,3:1。バケツなどの容器を準備して,材料を入れていきます。草はそのまま洗わずに,土がついたままでもOK。まずはバラの脇芽から。上から黒砂糖をぱらぱら。草を少しずつ入れながら,砂糖をぱらぱら。また草を少しずつ入れながら,砂糖をぱらぱら。上から押し込んでいきます。最後に,上に砂糖がくるようにします。あとは,バケツの上に新聞紙をかぶせて,1週間ほど待ちましょう。発酵して,液がたまってくるはずです。あ,それから耳寄りなニュース。yukikoさんが,米ぬかシュガー作戦に改良を加えてくださいました。yukikoさんのホームページはこちら。もひとつついで。プロフィールを書き換えました。じょうないとしきの素顔がわかります。
2005.05.08
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今日のバラはデンティ・ベス。1925年,イギリス。蝶が踊るような5枚の花びら。香りがあります。今日は,うちの試験農場と,僕の生活環境について。試験農場の全景です。ビニールハウスの前,ブロック塀に囲まれたところが,無農薬試験農場です。ブロック塀に沿って,つるバラを絡ませてあります。写真ではわかりづらいですが,億のほうに鉢植えのバラも並んでいます。ビニールハウスの左から3棟めまでが,うちの栽培ハウス。隣には茶畑が広がっています。このあたりは田や畑が多く,自然が豊かです。少し離れて,こんもりとした山があります。正面玄関前です。手作りのアーチがあります。まだ花はあまり咲いていません。つぼみがだいぶ大きくなってきました。フェンス一面に花が咲いたら,見事になると期待しています。僕の家から農場までは,車で5分。いつも,朝5時ごろ起きて,バラたちに朝の挨拶をしに行きます。水遣りは自動潅水,タイマーまかせ。会社勤めなので,朝7時の有線放送のチャイムが流れるまで,観察したり,手入れしたりします。会社には,自宅から自転車で10分。夜7時ごろまで仕事をして帰ってくるので,帰ってからの手入れはできません。今のところ,致命的な病害虫の被害もなく,順調な生育です。この1年,何とか自分なりに技術を確かなものにしたいです。さて,次の日記のネタです。ジャーン!黒砂糖です。これでピンと来た人は通ですね。
2005.05.06
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今日のばらはゴールドバニー。1978年,フランス。黄色のばらは,黒点病に弱いものが多いんですが,この品種は耐病性があります。さて,乳酸菌のその後ですが,ウドンコは3日目に,白い病気のあとから再発しました。ただ,そこからは広がらない様子だったので,全く効かないわけではなく,何度かかければ確実に消えそうです。アブラムシについては,数が3分の1ほど減る,といった効果で,そんなに強く効くわけではありませんでした。散布したのは午前中ですが,その日の夜に雨が降って,流れてしまったのも原因かもしれません。初めて,ニームオイルを撒いてみました。使用したのは,100パーセントニームオイル。そのままでは水に溶けにくいので,ペットボトルに,ニームオイル,中性洗剤少々,お湯を入れて,カクテルみたいにシェイク。水にそれを混ぜてみたところ,オイルが固まって浮いてしまいました。井戸水の温度が低かったんでしょう。あわててお湯を足して,かきまぜます。ニンニクのような,なんともいえないにおいが立ち込めます。(このにおい,なんか食欲が出る,という人と,臭くていや,という人がいますね。)散布したのは,ニームオイル500倍+木酢500倍+キトサン(商品名バイネキトン)500倍。木酢とキトサンは,害虫の忌避効果や,植物の抵抗性を高めて,ニームオイルの働きを助けるために混ぜました。撒いたあとは,しばらくニンニク臭がします。アブラムシが群がっているところに集中してかけたところ,散布後すぐに,ぱらぱらとアブラムシが落ちました。かわいそうに,生まれたばかりのヒラタさんの幼虫もうごきません。さらに1日後,ほとんどのアブラムシが死んでいました。この間,夜に雨が降ったので,死骸は自然落下したのでしょう。わずかに生き残っているのもいます。一匹残らず死んだ苦参エキスと比べると,アブラムシに関しては殺虫力はやや劣るようです。苦参エキスも,ニームオイルも,集中してかける場合は殺虫力を発揮しますが,サーッとかける程度だと,アブラムシにも天敵にもほとんど影響を及ぼしませんでした。また,散布後,虫が死んだところも,5日もしたら次のアブラムシが飛んできていて,両方とも殺虫効果はそんなに持続しないようです。忌避効果については,対象区がないのでなんともいえませんが,完全とはいえません。一部の品種に,集中して群がるのは,どちらの散布後も変わりませんでした。ただ,そのほかの大部分は,思ったほど激しいアブラムシ攻撃は受けていません。ニームオイルの毒性についてですが,確かに魚毒性がある,とのデータがあります。ですから,庭の池で鯉を飼っている場合などは注意が必要でしょうし,ペットがいる場合は避難させておいたほうがいいでしょう。散布した残りの液も,そのまま流しに捨てるのではなく,土に返すとかいった配慮は必要でしょうね。ただ,植物由来の毒なので,数日して分解されれば無害なものになります。そういう意味では,化学農薬より安心なのかと思います。
2005.05.05
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今日のバラは,コンフィダンス。1951フランス・メイヤン作。淡いクリームピンク。秋には杏色を帯びます。香りが強いです。お気に入りの方は,私書箱まで。yukikoさんがBBSで,バラ苗の販売についてヒントを出してくださいました。>ヒラタアブやテントウムシの卵や幼虫つきの苗の販売があったらなんて、夢のようなことを考えてしまいます。うーん,幼虫はちょっと難しいでしょうけど,卵やさなぎなら輸送に耐えられるかな?生物農薬(天敵の生産者向け仕様)もその形で販売されてるし。グリコのおまけみたいに,あけてみないと何が入っているかわからない楽しみがあるとか・・・・>もちろん、それには、米ぬかがまぶしてあったりして。^^これはすぐにでもできますね。>言うまでもないことですが、オーガニックな苗だということを理解して買ってくださる販路の開拓も重要でしょうね~。インターネットが強い味方になると思います!おーし,勇気がわいてきたぞ!大将,遅なってすんません。ご注文のスターダム,今日米ぬかを振って発送しまーす!
2005.05.04
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夕べは雨でした。朝,アブラムシがどうなってるか,見に行ったところ,れれれれれれれれれれれれれれれれれれえ?みんな,仲良くお尻を振ってダンスをしています。昨日はやっつけたと思ったのになあ。作戦失敗。ウドンコはどうでしょう?うーん,とまってるようないないような・・・・もくろみは外れたんでしょうか。しょうもない としきでした。
2005.05.02
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この時期,悩みの種はアブラムシとウドンコ病。身近なもので,いっぺんに両方に効くものはないでしょうか。で,こんなのはどうでしょう?ジャーン!取りいだしましたるは,乳酸菌飲料。牛乳がアブラムシに有効なのは知られていますね。こっちの方が粘り気があっていいかなあ。一方,ウドンコ病には乳酸菌がいいそうな。砂糖も入ってるし。え?ありさんが寄ってこないかって?まあ,物は試し。実験実験。ウドンコの葉っぱに,ハンドスプレーで乳酸菌をかけました。1日後。なんだか消えたみたい。アブラムシにかけたところ,予想通り多数が窒息しました。100%じゃないですが,これはヒラタさんやテントウさんに配慮した,ということで。葉っぱが,てかてかになります。今のとこ,薬害はありません。ありさんも,思い切りかけたのに集まってはきませんでした。果たして,今後の展開はいかに。
2005.05.01
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