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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.05.12
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 皆食事が終わり、後片付けをしました。
さて、いざ出発です。女王様のいる所目指して。


 壁にかかっていた紐付きの犬の首輪をジョセフ少年は取りました。
それからミルキーを呼びました。その首輪をミルキーのウエストに巻きました。

ミルキー 「うおっ?!」

ジョセフ 「念の為だよ、ミルキー。これで落ちないからね」

 そしてジョセフ少年はその紐の端を持ちましたが……、アリスはジョセフ少年が重そうな荷物をたくさん持っているので、その紐を自分が持つ事にしました。
ウサギさんはニセアリスによって、また足にロープをくくられています。そのロープの端はニセアリスが手に持っていました。

 ジョセフ少年は、足元に安全靴のような黒いブーツを履いていました。
そして作業着の上から腰にベルト巻きました。そこに何やら工具類をいっぱい吊っていました。それとロープも。後はリュックにもなる手提げのバッグを持っていました。そこに物がたくさん入っているようでした。


ジョセフ 「さあ、行きましょうか!」

こうしてまずは100階目指して進み始めました。





 ジョセフ少年は無色透明なサイコロを持っていました。
それを振って進みました。ミルキー程ではないにしても、サイコロも良い目がサクサクと出ます。
ジョセフ少年は無駄口を言う事なく、てきぱきと回廊を進んで行きました。

 アリスはミルキーを腕にかかえ、ニセアリスはウサギさんを抱えていました。



 例のあの一直線の階段がある場所に着きました。これを登れば先は100階です。
でもジョセフ少年はすぐに登らず、階段入り口辺りをいろいろ調べていました。

ニセアリス「なんだが今見てみると、エスカレーターに似ているわね」

ジョセフ少年はこう言いました。
「この階段はセンサー代わりですね。ここを通過した者はその数がカウントされて、この上の階の全ての仕掛けをつかさどっているコンピュータに信号として送られます」
アリスは説明を聞いていましたが、詳しい事はよく分かりませんでした。

 ウサギさんは”コンピュータ”と聞いて、耳をジョセフ少年の方に向けました。
この世界にコンピュータがあるのでしょうか?それとも御用達のお仕事にはコンピュータが関係あるのでしょうか?

 それからジョセフ少年は階段を一番上まで上がって行きました。工房の部屋にいる時は、おっとりとしていておとなしそうな感じもしましたが、今は動きがきびきびしています。アリスは最近男の子を見てなかったので、「(元気がいいのね。男の子って)」とうらやましく思いました。

 ジョセフ少年は階段の一番上の方でいろいろ調べてから、手招きしてアリス達にここに登ってくるように言いました。
アリスはミルキーを抱えながら、ニセアリスはウサギさんを抱えながら階段を上がりました。

アリス  「よいしょ」

そして登りきりました。いよいよ100階にやって来ました。





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Last updated  2005.12.13 05:28:01
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