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2015.01.20

【南極ストーリー】　vol.３５７　南極のストーブ乗り　ACT.１

テーマ：オリジナルイラスト・小説・漫画・夢日記etc……。(1269)

カテゴリ：南極ストーリー

不思議の国のアリスとニセアリスシリーズ
【南極ストーリー】　

『南極のストーブ乗り』　

南極の若者「ヤッホーーー！」

南極の若者「それっ！行くぞー！それ！」

南極の若者「走れ！走れ！走れー！」

南極の若者「俺の方が速いぜ！どうだ？ついて来てみろってんだ！」

南極の若者「あーーー、超気持ち良い！最高だぜ！」

ゴーーーーーーーー！

リチャード「風を切って進む若者たち。
南極ではよく見かける光景です。

こんにちは。リチャードです。またお会いしましたね。
今日も南極ＴＶのお時間がやってまいりました。そしてアシスタントの…、」

ローラ「ローラだよ！」

リチャード「いやあ、ローラさん、
前回放送いたしましたコタツシリーズは大変な反響だったんですよ。」

ローラ「そうみたいだね。」

リチャード「果たして”普通の世界の南極”と私たちが住む”不思議の世界の南極”に違いはあるのでしょうか？今回もまたそれに迫って行きたいと思います。」

ローラ「迫るヨン！」

リチャード「そこで今回は…、
若者に大人気のスポーツ、”ストーブ乗り”について特集いたします。
ここ”不思議の世界の南極”でもストーブ乗りは若者のスポーツとして大人気です。」

南極の若者「ヒャッハーーー！」

今日はリチャードたちはスタジオ収録ではなく、雪原の上に来ているようです。
そこは言ってみれば南極の道路のような場所で、リチャードの目の前には幅の広いスロープがあり画面右手から左手にかけて少し下がっていました。そしてその奥にリチャードとローラが立っていました。
その前を…、若者たちが滑って行きます。

南極の若者「ヒャッホッーーーー！」

南極の若者「ヒャッアアアアーーーー！」

リチャード「えー、では今日もまたアシスタントのローラさんといっしょに不思議の世界
の南極の日常風景に迫ってみたいと思います。」

ローラ「思います！」

リチャード「ところで…、ローラさんはストーブ乗りをしたことはありますか？」

ローラ「ああ、あるよ。
でも小さい時だね。ローラはね、ストーブ乗りがすっごくうまいの！
近所の男の子たちよりもずっとうまかったんだよ。」

リチャード「へー、そうですか。」

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