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泉涌寺
皇室の菩提寺で格式があり御寺と呼ばれています。
東山三十六峰の月輪山の山裾にあり
平安初期に空海がこの地に草庵を結び法輪寺と名付けたのが起こり
鎌倉時代初期(1218)月輪大師が宋の寺院に則して大伽藍を造営し
その時に境内に清水が涌き出したので寺名を泉涌寺と改めました。
この寺が、歴代の御陵域となったのは
1242年に四条天皇の月輪御陵が背後に営まれたのが起こり
1374年に後光厳天皇の御火葬が当山で営まれて以来
前後九代の天皇の御火葬所となりました。
後水尾天皇から孝明天皇まで歴代天皇、皇后、親王の御陵が境内に
営まれています。
大門 桃山時代の重文
もともと三門があった場所です。
その三門の閣上には湛海和尚が宋から持ち帰った楊貴妃観音
十六羅漢像が安置されていました。
火災により三門と羅漢像の一部が焼失しました。
現在は、織田信長寄進の観音堂に安置されています。
仏殿 江戸初期の重文
徳川家綱が再建。
鎌倉時代の仏師運慶作釈迦「過去」阿弥陀「現在」弥勒「未来」
三如来像を安置しています。
また、天井の龍は狩野探幽68歳の時の作です。
日本一の涅槃図があり、1717年の作で幅8m長さ16mです。
御座所 江戸初期
明治天皇が御所内の皇后宮の御里御殿を移築されたもので
月輪御陵参拝の時天皇、皇后が休憩される場所です。
観 光 ツ ア ー
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