かでぃの「ロバ耳の穴」

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February 2, 2005

オペラ座の怪人

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お仕事中の皆様ゴメンなさい。
映画館がレディースデイにつき1000円なので「オペラ座の怪人」観てきちゃいました♪
ミュージカル映画だし四季を観るお金も無いし、名作は知っておかないとね。
ミュージカルとしても映画としても素晴らしい☆

サビの部分しか曲を知らないかと思ってたら
他にも耳慣れた曲があったりして、さすが名作。
CM等で使われてたのはこの作品からだったのかと納得。
ファントムがまたセクシーで、時折ロック調に響く歌声にドキドキ…☆

やっぱりファントムの物語だと思うので、どうしても彼に思い入れてしまい
あの地下の「子宮」で共に暮らしてしまいたくなるけど（照）
クリスティーヌが父のお墓に「音楽の天使を遣わしたのはあなた？」と問うのには
私がお父さんでも、絶対ファントムは遣わさねぇなあと苦笑。
普通父親だったらラウルと結ばれる方を望むよねぇ(^_^;)。
死別と孤独の部分で、彼女はファントムと繋がってはいたけど。
白馬の王子ラウル！雪が降るのに胸はだけだ白シャツ一枚で駆けつけて
あったか重装備のファントムと格闘とは
凍っちゃってて不利だったろうに良く頑張った！((≧∇≦))
しかも彼は舞台だったら絶対無理な水攻めにまで遭うし！
舞台の良さも映画の面白さも存分に味わえる一作♪

欲しいものを手に入れられない絶望の狭間で
ファントムがクリスティーヌに迫った二者択一。
そこでの彼女の行動がこの物語の醍醐味だけど、すごい女だね…。
あの若さで普通あんな風には絶対振舞えないよ。どうしてあんなに大人なの？
あれは「母」の慈愛と「父」の厳しさを併せ持つ表現と思う。
ファントムは、あの時やっと普通の人間として「誕生」したのかも…。
頑なな心を一瞬にして氷解させるのは、広々とした心なんだね。

パンフを開いたらビックリ箱状態(◎_◎;)！
とっても魅力的な主演女優ってば10代だって？！
冒頭の老人が、ファントムと張り合ったラウル役の俳優の特殊メイクだって？！
この映画の撮影中、「アレキサンダー」の撮影中であの衣装のままだった
コリン・ファレルの乱入事件もあったそうな(≧∀≦*)

コミカルなディーバのカルロッタがとにかくス・テ・キ…♪
誰にでも出来る役じゃないけど美味しすぎ！！ヾ(≧▽≦)ﾉ
謎が残るのが、ファントムはどうしてあんな小娘に熱を上げて
自分を匿ってくれたマダム・リジーとデキてないのか？（原作読まなくっちゃ）
彼女の娘でクリスティーヌの親友のメグが、ファントムの子だったりしたら…（余計ややこしいか）
難しそうだと思ったのは、シーンとしては一瞬だけど
ファントムを敵と見なして裏をかくため、劇場支配人二人とラウルが繰り出す
スタッカートの利いたセリフ曲。
音階も段取りも大変そうだけど、やる方は楽しかったかも♪
ラウル役のパトリック・ウィルソンも「歌詞がすごい！」と言っていたけど
場面を変え状況を変え、アレンジを変えて歌われる同じ歌の
意味の微妙な変化が面白い。

戸田さんの名訳字幕に頼りながら、良く英語が聞こえてきて
毎日ヒアリングやってて良かったと、ちょっと自己満足。

来週は「ネバーランド」が観たいなー(*^m^)♪

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