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私が本気で煙草をやめようやめようと思ったとき、真っ先に思いついたのは「ニコレット」でした。最近ではニコチンガムも各社発売していてある程度選択肢がありますが、当時はニコレットのオリジナル味かミント味の2つに1つでした。 正直、ニコレットはマズいですよ。いや、なれるとそうでもないんですけどね。最初は「こんな味のする物を吸ってるんだからそりゃ体に悪いわな」って妙に納得してしまうほどの、非常に毒々しい味です。特にニコチンという物質のせいなんでしょうが、説明書もよく読まず普通のガムのようにクチャクチャと噛んでしまうと、胃にとんでもない不快感がやってきます。 ニコレットの使い方は、10回ぐらい噛んで柔らかくして歯茎に貼り付けておくんです。そして歯茎の血管からガムの中に含まれるニコチンを摂取するそうです。説明書にもそう書いてあります。でも…「これってガムでしょ。何で噛んだらあかんのよ」って思ってしまうと後悔します。私は非常に後悔しました。ニコレットに興味がある禁煙を志す方・禁煙中の方は十分お気を付け下さい。 肝心の、ニコレットで禁煙出来るかどうかですが、テレビCMでいうほどすんなり禁煙成功とは行きません。そんな簡単に出来るんなら、もっと話題になってもっと広まってもっと安くなってもっとJTは困っているはずです。私が推測するところでは、ニコチンを摂取する為に煙草を吸っている人はニコレットで煙草から解放されます。ところが、煙草を吸う行為そのものが好きな人には役に立たないでしょう。 例えばライターとか煙草ケースとか携帯灰皿とか、いわゆる喫煙具を含めて煙草が好きな人にとってはニコチンが補給されただけでは満たされないものがあるのではないでしょうか。自分が満足する方法でニコチン補給しないと満足出来ないのではないかと考えています。男性に多いコダワリ派の方々で喫煙者の方はきっと良いジッポをやロンソンのライターをお持ちなんじゃないでしょうか。 逆に、煙草なんて吸えりゃ何でも良い。ライター?100円ライターがあるじゃないかっていう人はすんなりやめる事が出来ると思います。 最後に、歯茎の血管からニコチンを摂取するというやり方。これはニコチンガム特有の方法ではありません。アメリカには「噛み煙草」というヤツがあります。これは味付けをして刻んだ煙草の葉を下あごの歯茎に挟んでニコレット同様にニコチンを摂取するという煙草です。YOUTUBEで「SKOAL」と検索すればどんな風に使う煙草なのかが分かります。「SKOAL」は噛み煙草の商品名です。マイルドセブンみたいなものです。
2009.04.05
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初めまして、このブログをご覧の皆さんは恐らく今まで禁煙にチャレンジした事がある方だと思います。初めて禁煙するのに私のブログを見に来るなんて事は100%無いでしょうから。私も皆さんと同じく禁煙に過去何回も失敗し続けてきました。たいていは2日目の夜に、そして上手く2日目を切り抜けても3日目の夕方には「あぁ、俺ってダメな人間だなあ」なんて思いながらもショートホープを美味しく吸っていたものです。実際禁煙にチャレンジすると、よくお分かりだと思いますが、本当に煙草が欲しくて欲しくてたまらなくなります。禁煙を決断し最後の一本を吸った直後からこの衝動との戦いとなります。「もう吸えない」と思ってしまうんですよね、「もう吸わない」って自分で決めたのに。 この葛藤に勝つかどうかが禁煙成功の分かれ目になるのですが、現実は「もう吸えない」という気持ちに負けてしまい、ほんの数日で喫煙者に戻ってしまうんですよね。私は過去これを少なくとも10回以上はやってきました。「もう吸わない」と決めた深夜12時、翌朝7時には朝の一服をしているなんてことはざらにありました。 そんな私なんですが一昨年の1月、煙草を吸うたびに吐き気をもよおす様になったんです。どんなに時間を空けても、どんなに煙草を軽くしてもこれは収まりませんでした。「俺、死ぬんとちゃうやろか…」、これが煙草をやめようと本気で思った初めての出来事でした。 「美味しかったもの」が「吐き気がするもの」に変わったのですから、やめるのにもはや何の躊躇もありません。その日を最後に煙草を吸うのはやめにしました。 ところがですよ、上にも書きましたよね。2日目の夜に吸ってるんですよ、吐き気がするはずなのに。結果は吐き気もせず、またまた喫煙者に戻りました。「何で吸ってるんや、俺」とか思いながらも、現実に起こった出来事は2日間の禁煙(もどき)だけでした。
2009.04.04
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