さらさらの部屋~避難所

さらさらの部屋~避難所

2020年09月30日
XML
カテゴリ: 日本
さてさて。前回は政治と経済の話だったわけですけれど。

とにもかくにも。大切なのは混同しない事ですね^^;
似て非なるものである。と自覚した上で、双方お互いに協力する事。
それによって平和と未来を守っていく。と言うのが安全保障としての理想です^^


・・・うーん。これは私の個人的な意見になりますが。
この点については、もう少しケインズには頑張って欲しかったかなぁ^^;

いや、別にケインズさんに限らずとも、高名な経済学者の方々と言うのは。
たぶんですが、この点に気が付いている人は多かったと思うのです。
多かったはずなんですが、あえて踏み込もうとする人は少ないのかもしれませんねぇ。

私が経済に手を出したくない。と思うのと同じように。
政治と経済が異なる点を理解しているがゆえにね。
自分達にとって政治は専門外だから。と一定の距離を取ってしまったのか。

・・・あるいは、この点に関する研究は意図的に制限されたのかもしれません。
経済発展と言う大義名分による利益追求の邪魔だから、・・・などと言う理由でね。


だとすれば、やはり同じ事は政治家にも言えるのかな?^^;
日本に限らず先進各国で経済に精通する政治家は・・・少なかったのでしたか。
そう考えると、安倍前総理や今の菅総理は経済を熟しているの方なのかも。
高橋洋一さんなどと何度も会談なされた。と言いますからねぇ^^

もっと言えば。
そもそもトランプさんに至っては元々が経済人ですからね^^;
それも何度も失敗して、それでも不屈の精神で頑張ってきた人ですから。
うん。そうですねぇ。
その意味でも政治と経済の適切な関係性と言うのは、構築されつつある。と、
そのように期待しても・・・バチは当たらないんじゃないかな?
いやいや、少しばかり楽観的に過ぎましたか。ナハハハ^^;

ただまあ、政治も経済もね。単なる金儲けの道具では無い。と、
その事が周知徹底されれば、その分だけ間違いなく世界は良くなるはずですし。
そのような愚かな人々は淘汰されつつある。と言えるでしょうね。うん^^


さて。それで、です。

前回から書いていますように今回は日本の消費税について話です。
しかしまあ、少しグチを言わせて頂きますと・・・なかなかに難しい。
どうにも納得出来る話にならなくて、己の無力さを実に歯痒く感じます。
とまあ、私の愚痴はこの辺りで切り上げまして、それでは参りましょう^^

まず最初に率直に申し上げます。
日本の消費税ほどに血も涙も無い無慈悲な税金はありませんっ!・・・です^^;

いや、でもね。これは本当にそうでしてね。
これほどまでに一切の配慮が無い。人としての心が無い税金は他に無いです。
それが私の個人的な、不動とも言える結論になります。
こんなに酷い税金なんて他に無いと思います。

それにもかかわらず税制調査会にしろ。財務省を中心とする緊縮増税派にしろ。
よくぞね。
このような悪魔の如き税金を、それも中核とする税制改革だなんて・・・。
そんな無慈悲にして無責任な事が言えたものですっ!
・・・もう人としての常識。良識を疑ってしまいますね。


この日本の消費税。何が悪いのか?と言いますとね。
最大のデメリットは個別の事情を完全に無視している事にあります。
この点一つだけで税制として致命的な欠陥を抱えている。と言ってもよろしい。

そもそも税制は平等に扱う事。公正中立において国民に負担を求める事。
そのような極めて難しい事を実行する事が求められます。
しかしながら、国民一人一人に事情があり、その全てにおいて状況は異なります。
この点を考慮しつつ税制。徴税を行う必要があるわけです。
これは政治において最も難しい事の一つだ。と言えるでしょうね。

その上で、です。

改めて日本の消費税を見れば、この一番最初の段階を放棄しているんです。
個別の事情を完全に無視している。無視した上で一定額を情け容赦なく徴収する。
この時点で圧政。暴政に近い事が実行されていると言ってもよろしい。
もう本当にね。
日本国民の事なんて知った事じゃない。貧乏人なんて干からびてしまえ。と、
そうでも思わない限りは、こんな税制が実行される事はありません。

・・・いや、無論このような税制が必ずしも悪いとか。
まったく実行されていないわけじゃないんです。
私だって部分的なものであるのならば何も言いませんでした。
何かの特別な事情。特殊な理由があるんだろう。と思うからです^^;

ですが、既に述べたように現在の日本と言うのは。
よりにもよって、この消費税を中核とする税制改革を画策している事にある。
この事実に対して私は、ただひたすらに愕然とする以外には無く。
消費税中心の税制改革に関連する全ての人間の正気を疑っております。
私は経済が苦手で税制も苦手ではありますが、それでもハッキリと断言いたします。
こんなものは狂気の沙汰です。マトモじゃない。


あの、ですねぇ。

日本の消費税が税制における一番最初の段階を無視している分だけ。
この税制と言うのは物凄く初歩的と言うか。原始的な徴税システムになります。
何なら江戸時代の徴税システムの方が遥かに高度だ。と言えるくらいです^^;

それくらいに極めて稚拙です。
こんな事を言うのはアレですが、税制について何も知らないんじゃないのか。と、
そこまでの事を私は考えてしまうくらいです。うん。


でも、実際にはね。そんな事って絶対にありえないでしょう?^^;
日本の税制は他国と比較しても複雑怪奇。
それこそ異常なまでに細かい細工が各所に仕掛けられて、もう誰にもわからない。
一般国民には何一つ理解出来ないくらいに複雑化しているのであり。
それはつまり、増税する場合には非常に都合が良いんです。
・・・・うん。そうですね。
もしも私が財務省。緊縮増税派の人間だとしても同じ事をするでしょう。きっと^^;

でまあ、そこまで自分達に都合良く。理不尽なまでに税制全体が複雑化させるような。
そんな連中が・・・消費税の欠点を理解していないわけがない。
十分に理解している上で消費税を中心とした税制改革を画策しているんです。
果たして。
どんな恐ろしい裏事情が隠されているのか。
いやいや、まったくパンドラの箱を開ける気分になってきてしまいますね^^;

んー。まあ、このような事情があるので・・・好意的に解釈するとすれば。
あまりにも複雑化し過ぎた日本の税制を単純化。透明化させるために。
そのために、あえて消費税と言う目に見える税金を中心に税制改革を実行する。と、
そのように考えられなくもありませんが・・・でもまあ、あまりにも未熟ですね。
読みが甘過ぎる。考えが足りなさ過ぎます。
だって、そもそも消費税を中心とする税制そのものが無理な話ですから^^;


改めて申し上げますが。
個別の事情を無視して一定額を徴収する。と言うのは。
これは言うなれば金額に対して平等な税金である。と表現出来ます。
ですので、これが例えば共産主義。社会主義国家のような。
全ての人間が同じ所得で、同じ環境。同じ状況である事を前提とすれば。
なるほど。これほどまでに平等な税制。税金も存在しない事でしょう。

でも、当然ながら日本は共産主義。社会主義国家ではありません^^;
あくまでも資本主義国家であり、自由主義経済を導入している現代国家です。
そんな日本において、金額に対して平等な税金を税制の中核にしたら一体どうなるのか。
うん。考えるまでもありませんね。
猛烈なまでに貧富の差。所得格差が拡大し、国家全体が凄まじく混乱する事になります。


いや、これは物凄く簡単な話なんです^^;
金額に対して平等な税金となると必然的に基準は最底辺。
私のような低所得者の貧乏人が基準になります。
うん。当たり前ですね^^;
それよりも基準を上にしたら、税金を払えない人間が出てくるからです。

だから、消費税を中心とした税制改革を実行した場合。
その税制の基準は必ず最底辺となるのであり。
高所得者のお金持ちに軽く。低所得者の貧乏人に重い税金となる・・・わけです。
よって。
このような税金を税制の中心としてしまった時点でね。
資本主義経済。自由主義経済と言う経済システムの破綻が確定してしまうのです。

・・・徴税システム一つで経済システム丸ごと全部が破綻するんです。
日本経済の全て。ひいては社会全体。国家全体の全てを破綻させるくらいの。
それくらいの悪影響をまき散らすのが日本の消費税であり、
そんなものを税制の中核に置く事は、とんでもない大自爆になってしまうんです。
こんな愚かしい事を実行するだなんて・・・本当に頭がおかしい。狂っている。
自らの手で祖国を滅ぼそうとでもしない限り、こんな主張は絶対に出てこないはずです。


ここで改めて資本主義。自由主義経済について確認しましょう。
資本主義経済。自由主義経済の最大の長所と言うのは。
それは人種。宗教。思想。出自。性別など関係なく。
あらゆる人間の努力が平等かつ公正に評価されて。
その評価された分だけの利益。所得が約束されている。と言う点にあります。
それこそが資本主義。自由主義の美徳であり理念なのです。

であればこそ。
努力をせずに利益を貪るような。そんな貴族のような特権階級が出現したり。
努力をしても正当な利益が得られず、不当に搾取される奴隷階級が出現するような事は。
これは資本主義。自由主義に所属する全ての経済人が蛇蝎の如く忌み嫌い。
最も唾棄するべき状況であるはずなのです。

この状況を放置した事により共産主義。社会主義などと言う思想が出現し。
挙句の果てにパクス・アメリカーナと言う世界秩序が破綻するに至ったのです。
前回にも書きましたが、このような事態を防ぎ。
自分達が所属する経済システムを適切に維持管理。運営していく事こそが。
資本主義。自由主義経済に所属する全ての人間の義務。責任だと私は考えています。


うーん。まあ、だからね。
そんな最も唾棄するべき状況が、日本の消費税によって出現しようとしているのです。
このような状況に対して、なぜ日本の財界。日本の経済界は声を上げないのか。
まったくもって私には不思議でなりません。

日本の経済人には、自分達が所属する経済システムを守ろうとするような。
経済人としての義務。責任。矜持の一つも持ち合わせていないのか。と、
そのように私は残念に思います。

消費税中心の税制改革によって所得税。法人税は減税される。
自分達の税負担は減り利益は拡大する。だから、何も言わず黙っていよう。と、
そんな目先の損得しか考えられないような。
そんな視野の狭い小者しか存在しないのか。と私はガッカリしている次第で御座います。


・・・いや、どうしても出来ないのなら出来ないで良いのです。仕方ありません。
私も出来ない事までやれ。とムチャクチャな事は言いません^^;
言いませんから、あまり大きな態度や大きな声を出すのは控えて下さい。
ましてや。
竹中平蔵さんみたいに恥知らずにも政治に対して意見を述べないで下さい。
失礼ながら、邪魔以外の何物でも無いからです。

日本の経済人が揃いも揃って日本国家のため。日本国民のために行動出来ない。と、
それならそれでよろしい。
私も残念ではありますが、仕方ないと割り切ります。

政治は難しいですからね。経済と同じくらいには。
だから、得手不得手があると考えて私も何も言いません。
ですので、お願いですから私ども安全保障。政治の邪魔をしないで下さいませ。



とまあ、これくらいで日本の財界。経済界に対するガッカリな話は切り上げまして^^;

とにもかくにも。
消費税を中心とした税制改革を実行すれば貧富の差。所得格差が拡大し。
お金持ちと貧乏人と言う正常な所得格差から。
貴族と奴隷と言う異常な所得格差に変化して、日本国内が混乱するのは時間の問題。
そうなれば資本主義。自由主義と言う経済システムそのものが機能不全を起こすどころか。
国家システムそのものが破綻する可能性すらあり得ます。
それこそ共産主義。社会主義の革命が起こったとしても不思議では無いのです。

・・・よろしいですか?
何らかの偶発的な。予測不能な社会動向によって所得格差が拡大するんじゃない。
日本政府の税制政策によって所得格差が拡大するんです。
それも無尽蔵に。際限なく異常なまでに拡大してしまうんです。
となれば、紛れもなく人災によって国家が混乱する。国民が困窮する事になります。
これに対して日本国民が大激怒するのは、これは当然の事では無いでしょうか?

これだけの超ド級のリスクがあるにもかかわらず。
それでもなお昨年に消費税は増税されてしまったわけです。
ここまでくると意図的に日本を滅ぼそうとしている。としか考えられません。
いやいや、本当に・・・一体何を考えて増税してしまったのか。私にはわかりません。

んー。消費税は、あらゆる人間から徴税出来るので高齢者からも確実に徴収出来る。と、
そんな利点があるらしいですけど、このリスクを考慮すれば陳腐な論理です。
その程度の利点など考慮にも値しない。話にならないのです。



はぁ~。やれやれ。苦手なだけあって、何とも疲れる話題で御座います^^;

ここまで結構な分量を書いてきたと思うのですが。
でも、まだ不足しているような感じがしてならないのですよねぇ。
・・・うーん。私は一体何を見落としているのでしょうね?

あくまでも私個人の意見としては。
やはり現在の日本国民は困窮しているだろう。と思われてならないのです。
私は別に政府に対して支援してくれ。お金を寄こせ。とは言いません。
ですが、今以上の税負担は不可能だ。と私は声を大にして主張したいと思います。

それは日本の緊縮増税路線が昨日今日に始まった事では無いから。
何十年も前から実行され続けているから。
それにより日本経済は長期に低迷し、日本国民も長期に困窮してきたからです。
つまるところ。
私の意見としてはね。日本国民は十分に我慢してきた。と、
日本人は今の今まで。よくぞ耐え忍んできた。と、そのように考えているのです。


ですので、私個人の希望としては日本政府から。菅総理からね。
これ以上の我慢は必要は無い。よくぞ耐えてくれた。もう大丈夫だ。と、
その一言を私は言って欲しかったのです。
うん。そうですね。
これこそが嘘偽りの無い私の本心で御座います。

その一言を日本人の誰もが、待ちに待っていると言うのに・・・それでもなお増税。
それも消費税の増税が実行されてしまったのです。
そして、増税は今後もまた続いていくと言うのです。

政治家の方々。日本政府の方々に申し上げます。
果たして日本人と言うのは、一体いつまで我慢をすればよろしいのですか?
平成30年間。延々と終わりなく緊縮増税路線が継続してきました。
この上に今また30年。令和30年間の緊縮増税を続けるつもりなのですかっ!?


それも・・・よりにもよって消費税の増税。
貧困層を今以上に困窮させる税制改革を実行しているとなれば・・・。
これは何でしょうね?ふざけているのかな?私は物凄く怒っています。

以前にも書いた事がありますが、消費税増税による緊縮増税路線の継続。
また消費税中心の税制改革と言うのは。
これは明らかに現在の累進課税を軽視した言動なのであり。
先人達の英知を目先の損得だけで否定するかのような、凄まじい愚行に思われます。

そもそも消費税のような一定の金額による税制。徴税システムによって。
それによって経済運営。ひいては国家運営が可能であるのならば。
累進課税などと言うようなシステムが発明される事は無かったはずです。

これは裏を返せば。
累進課税のような税制でなければ資本主義。自由主義により発達する経済活動。
ひいては現代的な国家の運営が適切に実行出来なかった。と、
そのようにも考える事が出来るはずです。うん。それが道理であるでしょう。

そんな累進課税を、あえて否定しての消費税中心の税制改革ともなれば。
現在の日本政府が計画する税制改革は累進課税を上回るほどの。
それほどの高度に洗練された税制。徴税システムである。と、
まったく新しい世界最先端の税制改革。
世界各国が驚愕するほどの素晴らしい結果を出すような^^;
そんなシステムでもなければ・・・まず間違いなく大失敗する事になります。
同じ事を繰り返しますが、日本の経済システムどころか国家システムまで破綻します。



でまあ、ここまでのリスクを抱えておきながらね。
最後の最後にトドメとして、安全保障上の重大な悪影響が発生する・・・わけです。

いや、そうなんです^^;
私の専門外の話を今まで書いてきましたけどね。
本当なら安全保障上の問題があるからダメだ。と、それだけで事足りるはずなんです。
そうだと言うのに、なんで消費税の増税がゴリ押しされるんでしょうね?

消費税増税を含めた緊縮増税路線は、もはや日本の安全保障戦略に合致しない。
なぜならば、もはやパクス・アメリカーナは存在しないから。
この理屈一つだけで全てが解決するはずだと言うのに。
なぜにそれが出来ないのか。・・・出来ない理由丸ごと全部が日本の政治の病巣でしょう。



あ~あ。苦手な話を書き続けても仕方ありませんね^^;
でもまあ、そんな苦手な事にもね。ここまで私なりに頑張ったわけですからね。
この辺りで勘弁して頂ければなぁ。と思います。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年09月30日 00時33分06秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: