膠原病は基本的に自己免疫疾患で、結合組織疾患やリウマチ性疾患と表現されることもあるという。免疫システムには自己と非自己を区別する能力があり、自己とは反応しない仕組みになっているのだが、何らかの原因で自己に対する免疫反応が起こることがある。これが自己免疫。「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」もその原因だ。2021年春にはこの「ワクチン」が自己免疫疾患を引き起こしている可能性があると指摘されている。
この「ワクチン」は古典的な意味のワクチンでなく、遺伝子導入剤と呼ぶべき薬剤だ。mRNAを細胞の内部へ送り込み、細胞に病気の原因であるスパイク・タンパク質を製造させ、抗体を作るという仕組みになっているが、抗体には感染を防ぐ「中和抗体」と防がない「結合(非中和)抗体」があり、結合抗体はウイルスを免疫細胞へ侵入させて免疫の機能を混乱させる可能性があるという。