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2008.03.22
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テーマ: お勧めの本(7415)
カテゴリ: 本・映画・ドラマ

ホームレス中学生


初めてこの本を書店で見かけたとき、「中学生でホームレスなんてありえない」と思い、
見向きもしませんでした。
というのは、中学生なら親から遺棄されても施設(要するに孤児院ですね)に入れるから、寝泊りするところがないというのはありえない、と考えたからです。



でも、昨日のTBSの番組(番組HPみたけど、チャチなのでリンクははりません)によれば
1.親から遺棄されたのが夏休みだったので、その中学生が学校に来ないことを、学校関係者は不思議に思わなかった
2.遺棄されたこの兄弟たちも、本人たちに知識がなかったため、行政の助けを借りようとしなかった

という条件が揃って、中学生のホームレスという事態が発生してしまったようです。


今や時の人となった著者の田村裕さんがホームレス生活をしていたのは1ヶ月くらいで、
それほど凄惨な子供時代というわけではなかったと思いますが、
それにしても、10代で親から遺棄されても、
盗みをせず、援交もせず(女の子じゃないからできないか?)
じっと飢えに耐えていた、という点は賞賛します。
それというのも、著者が母親の愛をいっぱい受けて育ったからだそうです。
イジワルな見方をするとマザコンっぽいですが、若死にした母が、
死の直前まで子供たちに精一杯の愛を注いだせいなのか、
著者もこういう逆境にも耐えられる子供でいられたのでしょう。

この本は教科書にも採用されるらしいですが、
著者の稀有な体験よりも、現代では希薄になっている、母と子の絆を描いた、
という点が評価されたのかもしれません。








何故か、沖縄でこの作品の映画の撮影をしているようです
>>津波古の棒ーマチ


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最終更新日  2008.03.24 09:39:54
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