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6月の研究会が終わったとほっとする間もなく、7月のはじめに業躰先生をお迎えしての有志の集まりの勉強会があります。今回の科目が『真之炭』『真行台子』『大円真』という、文字で見ただけで胸焼けしそう、私の場合は聞いただけでも足が痺れそうな内容。(笑)難と言っては恐れ多いのですが、この有志の集まりはその場でくじを引いて当たった役をしなければならない決まりなので、この三つの奥儀の予習をしなくてはなりません。お茶を習っている方はご存知でしょうけれど、奥の点前には本に書かれた解説というようなものはありません。袱紗の扱いから道具の清め方まで全て口伝です。写真を撮る事も、その場でメモをとることも許されません。皆さん、家に帰ってから思い出しながら自分の覚書を作られていますが、常にテキトーな私はノートも作ってない有様であたふたとしております。お炭が主客合わせて3人、後の2つがそれぞれ4人の計11人。当日の出席は40人程度かと思うので4分の1位の確立。。。。。などと計算をしていたら先生に叱られました。(爆)でも、どうか当たりませんように!(激爆)
2008年06月19日
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2日続いた茶道の研究会も終わりました。散々の出来だったけれど、仕方がありません。一日目、茶通箱花月の亭主という役目を仰せつかったので、物を持ったまま立居することが多いからと着物の裾が開かないように上前をかなり深く合わせたのが大失敗。結局下前分が浅くなり、下前から割れました。。。(恥)普通に着れば良かった。済んでしまった事はどうしようもないので今後気をつけようっと。痩せれば何の問題もないんですけれどね~。(笑)で、二日目は気楽に見てるだけ~なので、藍の紅型で出掛けました。一日目は大汗をかいたので、下着類も夏仕様。早々と海島綿の長襦袢を着てヘチマの帯枕。去年、投入した海島綿。 安いとは言い難いけれどやっぱり良いですね。 普通の綿は湿り気を持つとへたれる?けれど、汗をかいても張りが無くなりません。肌に張り付くようなこともなく、サラっとした感触です。ノーアイロンでも着られますし、変遷を続けた夏の長襦袢はこれで終着にしたいなぁと思っています。単衣の正装の下もこれで良いことにしてしまおうっと。(笑)ヘチマの帯枕は作って以来ずっと使用していますがへこたれる事もなく元気にしております。軽いのは間違いなく軽いのだけれど、夏帯にならないと涼しいかどうかは判りませんね~。
2008年06月07日
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今年の夏も暑くなりそうです。去年から持ち越したヘチマ。今年は早々と帯枕になりました。作り方はいたって簡単。 まず、適当な長さにヘチマを切ります。 そのまま使っても全然構いませんが、ちょっと角を取る為に湿らせてタオルで整形。 タオルに包んだまま天日干し。 そのままでも良いけれど、ちょっとザラザラするのでガーゼで包む。 安定感を増す為にガーゼ紐をかける。軽くて涼しい帯枕の完成です。唯一のポイントはヘチマの選び方でしょうか?(笑)堅さや大きさ、弾力は全てヘチマ任せですから。まぁイマイチの使い勝手だとしても、ガーゼを剥せばヘチマたわしとして活用できます。ヘチマにも因るけれど夏帯ならば十分使用に耐える強度はあると思います。
2008年05月27日
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カレーハウスCoCo壱番いたるところで見かけて、機会があったら一度入ってみたいと何年も恋焦がれつつ、これまで機会に恵まれませんでした。一念発起、わざわざ出掛けていきました。通りすがりにこの看板を目にして、期間限定だし急がなきゃ食べそびれるって思ったから。(笑) トッピングを選べるようになっていたので、迷わずナスをプラス。カレーにナスって大好きなんですよね。おなかが空いていて、タラフク食べたい気分だったので大盛に。(爆)アサリ、ねぎ、ごぼうに何故か薄アゲ入り。(笑)この、薄アゲの存在意味がちょっとわかりません。“うまこく”かどうかは別にして、かなり気に入りました。5月いっぱいで終了ならば、もう一度くらい食べたいかも。 焦がれてって思い出すのが『餃子の王将』(笑)これも、テレビで紹介されたり、街中でも良く見かけるけれど入ったことがなくて『王将の餃子だけで、おなかいっぱいになるまで食べたい!』と切望して周りに吹聴していたにも拘らず、3年近くその思いが遂げられずにいました。(笑)冗談だと思ってか誰も相手にしてくれなかったんです。普通の中華料理屋ですれば良いのにって言われても、私的には王将の餃子ってところが重要だったんですよね。付き合ってもいいよって人が現れたので、嬉々として出掛けていって『餃子5人前!』と元気よく注文して黙々と食べました。同行者は別のものを細々と。餃子の王将っていうから、餃子しかないのかと思ったら色々なものがあるんですね。結局、全部一人で食べました。3人前くらいまでは美味しく食べられたんだけど、その後は。。。。反省としては、一度に5人前じゃなくて、3人前くらいにしておいて追加すれば良かった。(爆)冷めたら美味しくないですよね、やっぱり。(笑)とは言え、すっかり熱は醒めて、その後は行ったことがありません。
2008年05月26日
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特に拘ったつもりはありませんが、今まで着物を着る時には肌襦袢(ワンピースタイプ)長襦袢、着物というふうにしてしてきました。普段に着物を着ようという感覚が欠如していて、暑かったり窮屈だったりって言うのは致し方ないと諦めて快適に過ごす工夫っていうのをあまりしたことがありませんでした。ここ最近、大島に目覚めて普段に着物を着てみたりしています。そうすると、もっと楽で快適な着方があるんじゃないかって思うようになってきました。今まで、二部式長襦袢とかうそつき袖とか、話題になるとつい試してみたくなるので買ったり作ったりはしていましたが、ウチで試着するくらいで何処かに出掛けたり一日中着ているということは無くて、偶々重めのポリのちりめんで作ったうそつき袖の塩梅が良くなかったこともあって本格運用に至っていませんでした。誰に見せる訳じゃなく長襦袢ってものが好きってこともあるんですけれどね。(笑)そろそろ単衣の季節。頼りなくて嫌いだというお茶仲間が多いけれど、私は着物も帯も軽くなって好きです。毎年、着物が単衣に変わると同時に長襦袢や小物も一気に夏バージョンに変えています。今年もそのつもりだったのだけれど一気に海島綿ってわけにもいかないし、洗える絽の長襦袢はアイロンかけが面倒だし、出してみたら何とな~く黄ばんでいるみたいに見えるし。ポリの絽は暑いし、色無地(お茶の研究会用)の下に紋紗ってどうよ?ってことで消去していったら何も残らない。。。(爆)う~~ん。。。薄物の季節になると透ける心配があるけれど、単衣の季節なら大丈夫かも?ということでうそつきを着てみようかと思っている次第です楽天で普通の絽の嘘つき袖でもと思ったところ天然素材だという物を発見。 絹じゃなくてベンベルグの絽っていうのが私的には初めてで、どんなものか見てみたいってこともあり注文しました。 同じお店で夏用の麻の芯の帯まくらっていうのを見つけ一緒に注文。去年、ヘチマで作ろうかと材料を買ってきたものの作らなかったからなぁ。今年は作ろうっと!!
2008年05月24日
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6月の初めの研究会で茶通箱付花月をすることになりました。茶通箱のお点前ではちり打ちといって袱紗を三角に折ってパンっ?って音をたてる所作があります。表千家ではごくごく普通にそうしますが、裏千家ではあまりすることはありません。従って皆さん苦手。(笑)この音を合図にしますので、鳴らないというのは不都合なんです。研究会ですから、会場が広いので大きい音が出せるように試行錯誤しながらお稽古に励んでおります。元々表出身の私。幼稚園、小学校の低学年の頃、袱紗捌きのお稽古といえば、如何に良い音をたてるかって事に血道をあげておりました。(笑)袱紗そのものの音色?っていうのはありますが、低い音、高い音と案外自由に出すことが出来ます。(爆)で、私は何の割り稽古に夢中かというと、握りこんだ花月札をもたつかずに見るお稽古。(笑)本当はその場で折据(月、花、一、二、三のくじ)を引いて役割を決めなければなりませんが、研究会なので事前に席入りの順番を決めてあります。私は亭主をさせて頂くので、最初の札を引いた後、札を握りこんで折据を置き、握りこんだ札を見るという一連の動作がありますが、どうも上手くいきません。握りこんだ札を返して見るってことが、案外難しい。以前からもたつくなぁと自覚はしていましたが、何とかしたいと思いお稽古しています。亭主が折据を置くタイミングで皆さんが札を開けるので、役札の名乗りに出遅れないようにする為には畳から帯締の位置に持ち上げる間に札を返したい。流れるように自然に素早く美しく!(笑)トランプの手品みたいです。
2008年05月22日
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今日は茶筅供養に行ってきました。一年間お世話になった茶筅を燃やして供養をするという行事ですが、当然のようにお茶席もあります。夕べはちゃんと数珠を持っていかなきゃなって思っていたのに、今朝になってすっかり忘れてしまった不届者です。(爆)ま、いっかぁと開き直っていたんですが、焼香する時に見苦しいからと先輩が貸してくださいました。。。その後、地方紙が主催する月例の茶会に。今月はお煎茶の当番で、1席目は番茶席、2席目は煎茶席でした。とっても美味しいお番茶でした。抹茶の方の茶道は、やればやるほど『男の世界だなぁ』って感じるんですが、たまにしか頂かないお煎茶は『女らしいわぁ』って感じることがしばしば。ちょっと習ってみたいかもって何時も思うんですが、お煎茶の先生でもあるうちの先生は入門を許可して下さらないんですよね~。
2008年05月18日
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6月はじめの茶道の研究会、茶通箱付花月の出演?が今日になって決まりました。何時ものことながら急だなぁ。。。頭が痛いのは足の痺れです。1時間近く掛かるもの。。。私が正座が苦手なのは周知の事なので、比較的立ったり座ったりが多い亭主の役をさせて頂く事になりそうです。八畳でするのと広間を結界で仕切ってするのではどうも勝手が違ってトンでもない間違いをすることもしばしばで、花月の亭主では在らぬ方向へ歩いて行った経験があるし。。。(爆)ま、出来る限りで頑張ろう!っと。 資格証は無事に受け付けてもらえました。5年の月日って恐ろしく人の印象を変えるものだなぁと5年前の証明写真を見てシミジミ。。。今回のは着物だったこともあり『山村紅葉さんに似てますね』でした。ビミョーな感じ。。。(笑)
2008年05月17日
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自分の写真っていうのは嫌いで出来れば撮りたくないんだけれど、仕方が無いのが証明写真。着物好きの人たちが運転免許証の写真を着物でっていうのを聞いて、出来れば私もって思ったものの、何となく気恥ずかしくて普通の格好で更新したのが去年の10月。現在ゴールドカードなので後4年ちょっと使い続けることになります。流石に仕事で必要な資格証が着物姿っていうのはマズイし、残念だわぁと思っていたところ、『宅地建物取引主任者証』の5年に1度の更新の案内が来ました。何とな~く取った資格なので実際には全く活用していません。資格証も今まで一度も人に見せたことがありません。コレだ!ということで早速着物姿で証明写真を撮ってきました。明日、申し込みに行きますけれど、まさか断られることは無いでしょうね。(笑)
2008年05月13日
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そういえば今年は藤らしい藤を見ていないなぁと思い立ち、ギリギリ間に合うかと彫刻で有名な井波の瑞泉寺に行ってみました。(公式HPはこちら)ちょっと遅くなってしまった感はありますが、呈茶もしていらっしゃったので頂いてきました。ここは所謂焼太りのお寺で、焼失する度に規模が大きくなって本堂は北陸随一の大伽藍といわれています。 隣に建つ太子堂の彫刻は見事です。建物の内部は写真撮影は出来ませんので軒下でも。(笑) 無駄に豪華でしょう?(笑)田舎のお寺ですが勅願寺なので勅使門もちゃんとあります。勅使を迎える時だけ開かれます。(ほぼ開かずの門) お色直しされたらしく金ぴか。(笑)
2008年05月12日
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最近、再生大島を着ています。このところ寒いので大島じゃ心許無いくらいですが、この季節にはやっぱりピッタリくるような気がします。ちょっと前に、色と素材は合ってるはずなのにどういう訳か着物と帯がしっくりこないって書いたことがありますが、何となく理由がわかったような気がします。着物の素材や格っていうのにあまり拘らなくなっているけれど、『モノの持つ力』っていうのはどうしてもあるんだなぁとジミジミと実感しています。 盛はもうとっくに過ぎてしまったけれど石楠花の帯。この帯はこの大島に合うような気がします。愛鳥週間ですから、ホオジロ?と思われる鳥の模様の帯も合わせてみましたが何となく帯が勝ってる感じ。 単にこれが袋帯だからってことでもないと思います。 安物の大島の力負けって感じ、構わずに着ちゃうんですけれどね~。(笑)ちなみにこの大島を着ていたら、川を悠然と泳ぐ丸々と太った体長80センチもあろうかと思われる鯉を指差して似ていると言った失礼な輩がおります。(笑)
2008年05月11日
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大島を着てお茶のお稽古に行ってきました。う~~ん、やっぱりお茶に大島は不向きかも。。日曜日のお茶会に向け長板総飾のお薄をしたんですが、杓立から湯杓を取るときに袂に茶筅を引っ掛けました。(笑)着物のせいではなく腕のせいという声も聞こえますが袂の垂れ方がやっぱり違うような気がします。そこですかさず『先生、こういう時はどうしたら良いのでしょうか?』と尋ねてみました。今回のタイミングは検める前の茶筅ですから、これから洗う?ので構わないと言えなくもないのですが、お点前の最中に茶筅が倒れることも可能性としてはあるので、イザという時の為に。『慌てずに一杓湯を汲んで、建水の上で茶筅を清めなさい』だそうです。勉強になりました。(笑)お点前の最中は不測の事態が色々起きるものです。実際のお茶会で笑える話はいっぱいあるんですが、起きてしまったことは仕方がないので対処の術を知っていれば慌てずに済みます。大きなお茶会で拝見に出す前の茶杓を袂に引っ掛けて落としたこともあります。お稽古でも失敗したことがあって、拝見に出す時にもう一度清めなさいと先生が仰ったことを思い出し『失礼しました』と言って何食わぬ顔で清め直しました。普段から失敗を重ねていると、対処法の勉強になっていいかも?と自分を励ましております。(笑) 大島は軽やかで良いけれど、着方が拙かったのか座る時に裾が乱れてしまいました。腰紐の位置をもう少し低くしないと駄目なのかなぁと反省しております。(笑)
2008年04月18日
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今度の日曜日、市民茶会があります。長板総飾でお客様をお迎えしますが、着物は何にしようかと出してみました。今年は源氏物語から1千年とやらで其処此処で話題になっているので、今回のお茶会でも源氏の中に読まれている歌のお茶碗や源氏香のお茶碗を使うと仰っています。その中に「わが宿の 藤の色濃き たそかれに 尋ねやは来ぬ 春の名残を」というものもあり、お菓子も藤に因もうと思っていらっしゃるようなので、今回は藤にすることにしました。普通、お道具やお菓子、床の花に重なる可能性がある着物はお茶席ではあまりきません。今回は藤が初めから重なっているので、気にせず着ることにしました。特に市民茶会は、普段お茶にあまり親しみのない方々も沢山お越しくださるし、華やかにお迎えするようにと先生も仰るので、普通はこういう着物をお茶の席に着ることはまずありませんが、特別。(笑) 何故か私の手元にある、演歌歌手(笑)みたいな銀通しの着物。コレに決まりです。 重さを測定した結果1250g そんなものかなぁという感じ。(笑)
2008年04月17日
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先日から、重いと文句を言っていた長襦袢。いったいどのくらい重いのか、量ってみることにしました。ざっとそのあたりにあったものを軽い順に並べてみました。全部無双袖の単仕立。ポリは居敷当は無しです。1位。一番軽いだろうと思っていた、イージーオーダーのポリ。 400グラム。やっぱりこれは軽いです。2位。大島に合わせようと思っていた黒地に赤の鳥獣戯画の長襦袢。絹です。 500グラム。まぁまぁ軽いですねぇ。大島の下には最適かも。3位。 最近柔らか物の下はこればかりのシルックのボカシ。 520グラム。これが最近の私の基準。4位。 頼りない感じであまり好きじゃないもの。 シルック。 580グラム。案外重さがあってびっくり。ペラペラした感じなのに。。5位。 普段とよそ行きの中間くらいのもの。絹。 590グラム。思っていたより重かった。6位。 これは重いなぁとずっと敬遠してたもの。シルック。 660グラム。 重くて登場機会が低いです。7位。 やっぱり一番重かった。。。 710グラム。 気のせいじゃなかった。。。ということで、長襦袢に至っては絹が重いとかポリが軽いってことはないみたい。大体思った通りの順番で600グラムが私の重いと感じるラインのようです。(笑)ちなみに大島は700グラム前後のもよう。普段着ている袷の着物は1キロ超です。これから着る時に色々量ってみようっと。(笑)
2008年04月11日
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久しぶりにお茶のお稽古に行ってきました。朝からあいにくの雨で、予告していた『着物を着てお稽古に通う』は早くも断念。お茶会とか、研究会だったら台風の中でも仕方なく着物で出掛けるけれどお稽古に行くのに雨コートを着るまでもないかと。直ぐに挫けるます。(笑)ずっとお休みしていたので、近況報告話に花が咲き賑やかなお稽古となりました。今月の20日に300人から400人規模の市民茶会が催され、うちの先生が席を持たれるのでお手伝いさせていただきます。今回は市に寄贈されたお道具を使うということで、染付けの皆具を使った長板総飾のお点前でお迎えすることになりました。お薄を2服で500円というリーズナブルでカジュアルなお茶会ですが、お迎えするお客様の数が多いので先生は随分前から準備されています。今回のお席は、何時も一緒にお稽古をしている仲間でお点前と運びをすることにされたようなので、私もお点前をさせて頂きます。『今年は長板総飾らしい』と事前に耳にしていたので、前もって復習していきました。(笑)台子や長板が出ている時は、お濃茶を練ることが多いのでお薄の時ってどうだったっけ?と忘れているんですよね。(笑)お濃茶も間違えるけど。(爆)本番までお稽古は今日と来週の2回だけ。しかもお道具には当日の朝ご対面ってことになりそうなんですけれど、大丈夫?(笑)
2008年04月10日
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少し落ち着いたのでブログを再開。大騒ぎしていたのに、結局は一度も袖を通さずにいた大島。やっと着るつもりになって仕付をとりました。古着の仕立て直しだけど(笑)結局はこれも胴裏を染めて仕立てをお願いしたのでした。(笑)オークションで安く落としましたけれど、ちゃんと一元(ヒトモト)の大島です。7マルキくらいかな? 長襦袢は何にしようかと、これも仕立てたままほったらかしになっていた○ルックの長襦袢を出してみると、何故か妙に重い。大島を持った後にしても重い。。。秤に乗せてみようかと思ったくらい。(爆)前後身頃にとった大量の『うちあげ』が原因と思われます。しかし、ポリの長襦袢に『うちあげ』って普通とります?私、背は大きくはないので丈は確かに余ります。着物の場合は兎も角としてポリの長襦袢を仕立て直すことは無いと思うんだけれど。。。親切なのか大きなお世話なのか微妙な感じ。なぜか急に嫌になり、せっかく着物が軽いのにこの長襦袢はないなってことで却下。結局こんな組み合わせになりました。黒字に赤の鳥獣戯画。 春のかけらも感じない。(爆)明日はこれでお茶のお稽古に行こうと思います。半襟と足袋は白にするので許して貰うことにします。実はこの二ヶ月、忙しさを理由にお茶のお稽古&イベントをお休みしてました。色々とご迷惑をおかけしたので、出来るだけ着物でお稽古に行くという決意で再スタート。さっき、ちょっと羽織ってみたけれど、やっぱり大島は軽くて着易いです。
2008年04月09日
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名前が変わったという話題から日を置かず、『ねんきん特別便』が届きました。やっぱりと言うべきか。。。ごっそりと抜けております。実は私、公務員経験があります。共済関係は名寄せが進んでいないという噂は耳にしていましたが国民年金を払っていた時期もあるのに、全く記載されていません。基礎年金番号が付与された時に、社会保険労務士の人にお願いして手続きをしていたので、ほとぼりが冷めた頃に確認しようと思いながらほったらかしにしていました。早速、社会保険労務士さんに電話をすると、「きちんと届出はしてありますが、社会保険事務所の怠慢で手続きが完了していなかったのか、沢山の人から問い合わせを受けています。」だそうです。。。人任せで自分で手続きをしなかったことがいけないのでしょうけれど、乗り遅れ気味の話題が、自分の身に降りかかってくるとは。ま、時効っていうのはなさそうだから、暇になったらじっくりと社会保険事務所の窓口で粘ってみるかな?(笑)
2008年03月26日
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今日、久しぶりに住民票を請求してびっくり。氏名の欄が抹消されて訂正されてました。山田花子山田花子ってかんじの二段書きです。私の本名は親の拘りがあって、ちょっとだけ異なった字体が使われています。まぁ、点の有無とか突き出しているとかの類のもので、ぱっと見には特段変わったものではなく、人が見て判別するには何の問題もありません。戸籍が電算化された時も、単純に表示するだけなら異字体でも構わなかったのだけれど、機械的にはまったく異なった字なので住基ネットが具体的になったあたりから問題になって、結局認められる字と認められない字が決められて、私の名前は認められないほうの字のもよう。年金の名寄せでも障害になっているんでしょうね。今更なんですが、市役所の窓口で一悶着。(笑)市役所から郵便で連絡があったようなのですが、数多の郵便物に紛れたのか気付かなくて本日に至っておりました。名前の変遷がわかり易いようにってことで前の名前は二重線抹消って扱いらしいけれど、自分の名前が二重線で抹消されているのを見て、気分が良い人はいないと思うなぁ。。。ってことで、仕方なく前の名前を捨てました。目出度く、住民票の名前は一つになりました。(笑)でも、ご都合主義で勝手に戸籍の漢字を書き直されてるって嫌な感じ。人の名前ってもっと尊厳があるものだと思うんだけれど。。。。
2008年03月19日
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晩御飯の献立に悩み、ブログのお友達のところで見かけたドームキャベツを作ってみました。ドンブリにキャベツを敷きハンバーグの種を入れてチーズをパラパラ、キャベツを敷き、種を入れてチーズをパラパラを繰り返し、ラップをかけてレンジでチン。今回は12分でセット。その間に不足しそうな緑黄色野菜でブロッコリーとにんじんを茹でてバターでちょっと炒めました。とんでもないボリュームの晩御飯が出来てしまいました。切り口はこんな感じ。 簡単お手軽でとっても美味しかったです。一番大きい葉っぱだけ上手に剥せれば後は細かくなっても大丈夫。春キャベツの美味しいこれからの季節、種を色々に変えて大いに活躍しそうです。
2008年03月16日
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大島に目覚め、何着か古着を仕立て直し『何時か日々大島を着て過ごそう!』は着々と準備が進んでいます。そこで、次の問題。紬を着るのなら、長襦袢もイロもんでなきゃつまらないですよね。以前から長襦袢っていうものに並々ならぬ執着?がありまして、柄物が大好きです。色柄からのお誂えだったら、まず長襦袢って思っているくらい。(笑)思ってはいても、なかなか実行に移せないところではあります。(爆)着物もあまり花柄って着ないのだけれど、長襦袢もピンクの花柄っていうのはどうも苦手です。もっとドロドロした感じのものっていうか、髑髏とか蜘蛛とか夜叉とか妖怪とか思わず眉を顰めるような、知り合いにお仕立てをお願いするのが憚れるような長襦袢が着てみたいと常々思っています。今のように、ネットで気軽にお仕立てをお願い出来るようになるずっと前、そういう長襦袢は自分で仕立てなきゃ恥ずかしいなぁっていうのが、和裁をちょっとだけ習った一番の理由だったくらい。(笑)昔、ならず者が背負った刺青のような模様。既製品ではまずありません。百歩くらい譲って『背負う』って所だけに拘り、男物の額絵タイプの長襦袢を物色してみました。額絵ですから、袖も裾も無地になります。普通に着ていれば何の変哲もない唯の色長襦袢に見えるはず。般若、虎、鷹、富士山とまぁ色々ありますが、今回のテーマは『達磨』面白いものが出来たら、またお披露目します。って長襦袢って下着ですよねぇ。(笑)
2008年03月04日
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ちりめんの帯あげが好きです。無地に到っては、『この色持ってないわ』ってだけで購入する動機になってしまうくらい。(爆)ネットでアンティーク風のプリントものを見掛けると、お細工物にしてもいいやって思うと勇気百倍?で使う事を前提にしないでプチ大人買いに走ります。(爆)必然的に、数が増えてしまいます。私はモノを整理整頓するのが苦手なので、小物が片付きません。(笑)広げては畳んでを繰り返していると、同じちりめんでも様々だなぁと、あらためて感じます。良いものにこだわっていた頃もあって、無地の帯あげに聖徳太子(随分昔)が差し出された事も有りますが、最近は野口さんと引き換えにしても余るようなものも買います。やっぱり、歴然とした差があります。(笑)ただ、私の場合は帯枕にはガーゼを掛けるし、角だしの時も腰紐を中に潜ませたりして、帯あげに本来の帯を持ち上げるという力仕事はさせないので、今のところヨレてしまうってことはありません。勿論、収まりは違いますが良くない物を使ってみると、良い物の良さっていうのがシミジミとわかります。でも、やっぱり良い物でなくっちゃって思わない辺りが学習能力が無いってことでしょうか?(笑)本物のアンティークのちりめんを手に取ってみてしまうと、アンティーク風の現代物との違いに溜め息がでますが、却ってナンチャってな感じのほうが、今の私には分相応なんじゃないかって思います。(笑)
2008年02月11日
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なんとなく書き始めたら、うぐいすに関して色々なことを思い出します。梅にウグイスは絵の意匠にもなるし、着物の柄にも見ることがありますが、自然の中ではあまりお目にかからない光景です。梅に集まる?のはメジロ。メジロは花の蜜が好きな鳥で、色も丁度綺麗なうぐいす色をしています。ウグイスは花の蜜を好みませんので、まず梅の木に留まることはないんじゃないかなと思います。ウグイスは空を飛ばないわけではないけれど、基本的には藪の中をゴソゴソとしている鳥で、巣も高い枝の上に作るのではなく、藪の中に作ります。競鳴会用のウグイスを育てようとする人は、それを毎日のように観察して巣作りから排卵の日にちまで確認し、卵が孵った頃を狙いすまして巣を取りにいきます。そうして捕ってきた巣子を育てるわけですが、存続は難しくなってきています。そもそも違法行為ですから、存続することがおかしいのでしょうけれど、丹精なウグイスの鳴き声が途絶えてしまうのは本当に残念で仕方がありません。鳥を飼うという文化は日本にずっと前からあったわけで、それに付随した美術工芸の類もすばらしいものが残っています。作られた当時は家一軒分と言われた程のウグイスを入れる木製の箱もありますが、指物として観ても一級品で、実用品としてもウグイスの鳴き声が共鳴するように、内部を太鼓状に仕上げる等、工夫の見られるすばらしいものです。観賞用の鳥たちには春を迎える前、お正月に鳴かせる為に春化といって春が来たかのように錯覚させるために日照時間の操作を施します。見方を変えれば虐待になるのでしょうけれど、これもひとつの文化と言えるんじゃないかって思います。
2008年02月02日
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冷凍食品での中毒の話題で持ちきりです。 3年前まで、この時期に実家に電話をかけると必ずBGMにウグイスの生声が聞こえていました。物心ついた時から、家にはウグイス、ホオジロ、オオルリ、メジロ、ヤマガラ等々、今では捕獲することも、飼育することも禁止されている野鳥がいました。中でも、ウグイス、ホオジロは、この時期には競鳴会が催されることもあって、それに向けて鳴き方もノリノリになってくるころで、自然界には絶対にない鳴声を聞かせてくれていました。自然界に生息するウグイスは、普通は二通りの鳴き方をします。高音(高い声)と中音(低い声)とを交互に鳴き、その間に、谷渡りというカチャカチャした鳴声が入ったりもするのですが、鑑賞用のウグイスはもうひとつ、『下げ』と呼ばれる鳴き方をします。『ホーホホホホホケキーーーーヨ』とノーブレスで鳴きます。前の『ホ』の回数が多く後ろの『ー』の長さが長い程良しとされます。中音(チュウネ)高音(コウネ)下げ(サゲ)と規則正しく鳴くことも重要ですが、他にも声の艶、はり、声音等を競います。ウグイスは縄張り意識の強い鳥でもありますので、競鳴会では他のウグイスの声が聞こえない距離を離した家に置かれ、審査員が一軒一軒聞いて回ります。3年前、父が倒れた時、実家にはウグイスとホオジロの横綱(優勝した鳥)がおりました。自然界に無い鳴き方をどうしてするのか?それは、英才教育を施すからです。成長したウグイスを捕獲してきても、既に自然の鳴き方を覚えてしまっています。それは、どうしても直らない訛りのようなもので、うまく『下げ』が鳴けるようになってもなかなか良い音色にはなりません。中には稀に良いものも現れるのですが、普通は中途半端で終わってしまいます。結局、自然の鳴き方を覚える前、出来れば親の鳴声も記憶にないくらいの卵から孵ったばかりの時、巣ごと捕ってきてお手本となる良い鳴声を聞かせながら飼育することになります。自然保護に熱心な人が聞いたら、卒倒しそうな暴挙です。(笑) 『よわきもの』卵から孵ったばかりの幼鳥を育てていた我が家では、人間は八百屋で買ってきた野菜を普通に水でジャブジャブ洗って食べていましたが、お鳥様の食す野菜は、一晩水に浸けて残留農薬を落としてから食べさせていました。そうしないと、薬物による中毒で死んでしまうことがあるからです。薬品を落とすために合成洗剤で洗うなんていうのはもってのほかで、野菜に有害成分が残る可能性があるからと厳禁でした。 こんなことを、中国の『毒菜』騒ぎで、ふと思い出しました。中国本土では野菜専用の洗浄機(洗濯機みたいなもの)がかなり売れているという話。自衛しなきゃいけないんでしょうね。
2008年02月01日
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オークションには大島として出品されていたこの着物、見た瞬間に コレハ私ノ知ッテイル大島デハナイ と思ったものの、季節柄(10月下旬)竜田川~♪と盛り上がる気分に抗えず購入。届いたモノを見たときも コレハ私ノ知ッテイル大島デハナイ と思いました。(爆) 元々大島が嫌いだったこともあって、あまり詳しくはないし、大島の定義も良くわかりません。先染め平織りであれば大島と呼んでも良いのかもと思ったりもします。何につけても、何処の誰が作った物かということには興味が薄いので着物として気に入れば良いやってことで、これも再生することにしました。胴裏、八掛、表生地ともにあまりダメージはありませんでしたが、八掛の色が綺麗過ぎるので、手持ちの精華のボカシに交換しました。 ちょっと前まで、紬には紬八掛と固執していましたが、最近はなぁなぁで別に良いんじゃないかって思うようになりました。むしろ紬の八掛って弱くないですか?(笑)これで、あと10年は着る目論見でございます。画像よりは落ち着いた色合いです、と言い訳させて頂きます。秋口に『なんちゃって大島を着る会』(←絶対に無いと思うけど)が催されたら、嬉々として着て馳せ参じたいと思っております。(笑)
2008年01月31日
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胴裏を染めて仕立て直した大島紬の2枚目です。良くありがちな色柄で、間違いないって感じの大島です。そんなに古いものでもなかったのですが、胴裏の変色と糊ジミが盛大で、最初は普通に取り替えようと思ったものの、捨ててしまうには忍びなく、かといって何かに使うかというと絶対にこのままでは日の目をみることがないだろうから、染めて使ってみることにしました。 晒してから染めて頂いたとは思いますが、もともと胴裏自体そんなに強いものでもないのであまり弄り過ぎると弱ってしまうからでしょう。元々あった糊ジミが微かにわかります。 ま、仕方ないですね。(笑)
2008年01月30日
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昨年末、一気に高まった大島熱。洗張りして、胴裏を染め、仕立て直し、と着々と進み仕立てあがってきました。まず、一枚目。春大島だったらこんな色が良いかな?って思ったもの。 胴裏が少し黄変していたのと、少しだけ糊ジミがあったので、濃い目の色にしようとは思うものの、何色にするか迷った挙句、芸は無いけれど八掛と同色で通し裏のようにすることにして八掛と同色かそれより少しだけ薄い色でと注文しました。実はこの八掛、裾が擦り切れていましたが、切れている分を取り除くことで八掛を取り替えることなく仕立て直すことに。着物ってつくづく再生しやすいように作られてるなぁと感心しきり。いい感じに仕上がってきました。注目の八掛と胴裏の境目はこんな感じ。 縫い目があって、質感が異なるので通し裏とは違いますが、まぁまぁ成功だったんじゃないかなって思います。お誂え感がグッと高まり、着物の質感も上がった感じ。満足、満足(笑)
2008年01月28日
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今更のように、社中の初釜でした。今年も棚は高麗卓。先生が自ら縄を綯い、裏白とゆずり葉を挿して注連縄飾りをして下さいました。 裏白は神に対して二心無きことを、ゆずり葉は子々孫々にその心を伝えることを象徴するといわれます。初炭から始まり、濃茶、薄茶、大福茶と頂き、所を移して会食。今年も恙なく終わりました。たまにはということで、今日の着物。帰って来てからのぐずぐずの着姿で携帯電話のセルフフォトということで大変残念な結果ですが。。。(笑) 灰紫の訪問着にねずみ年ということで稲穂の帯にしました。写真だと墨色みたいです。上身頃に柄のない着物が意外に多いんですが、袱紗等を懐中するとそんなに寂しい胸元でもなくなります。
2008年01月27日
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やっと復帰しました。年末年始だったこともあり、随分と時間がかかりました。あちらこちらへ移動する用事ばかりで、落ち着いてパソコンの復旧する気力もなく今日まで経ってしまいました。結局、マザーボードに続きHDDまで入れ替えることになってしまい、ケース以外は新品同然となりました。(爆)なんだかなぁという感じではあります。(笑)昨日、お茶の初稽古でした。うちの社中は初釜の前にお稽古が始まってしまうんです。新年早々は、皆さんお忙しいので毎年、社中の初釜は1月下旬、支部の初釜は2月上旬です。段々、年毎に遅くなっていくみたい。(笑)その前に、皆さんご自分のお弟子さん達と内輪の初点式を済ませてしまいます。私はそんな甲斐性はないので、呼んでくださるところに図々しくお邪魔してはなびら餅を頂いています。今年は年明けから落ち着かない毎日です。先が思いやられるわぁ。
2008年01月11日
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昨日、お茶のお稽古納めでした。そこで、10年来疑問に思ってきたことを先生に質問してみました。普段から私は何でもないところに疑問を持つので、何を尋ねても決して驚かれたりはしません。仕覆を脱がせた後に茶入を清めますが、その時の胴拭きの回数。(笑)回す方向は反対だったり、袱紗の畳み方が違ったりはしますけれど、どんな時でも3周じゃないですか?ずっと昔に3回と教えられずっとそのようにしてきました。でも、この3回って私が色々調べた限りでは何処にも書いてはないんですよね。拝見を乞われて、茶入を検める時には2回と書いてあるのに始の時の回数は書いてない。小習いの入門書にも書いてないんです。ひょっとして自分の気が済むまで胴拭きしても良いのか?と思い悩んでおりました。先生は、『こう思います』とご自分の見解を仰いましたが、本当に納得した風には見えなかったのか、お家元の質問箱に出してみては?と言われてしまいました。お茶をされてる皆さんはどう思われますか?
2007年12月28日
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先日からバソコンが重大な危機に陥っております。頂いたコメントにお返事が遅くなって申し訳ありませんでした。他にネットに繋ぐ手段がない訳では有りませんが、携帯電話から日記を書いてみることにします。写真も投稿出来るらしいので、昨日車の中から写したものを。虹のたもと?ふもと?には何かがあったような気がするのだけれど思い出せません。携帯の写真で不明瞭だけれど、木は確実に虹の向こう側、建物はこちら側に見えたんです。この建物の所有者を知ってるけれど、宝物が埋まっているのならコッソリ掘りにいこうかしら?(笑)可愛らしい花が咲いているんでしたかしら?(笑)
2007年12月25日
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最近、全く手仕事ってしていません。先日のお茶のお稽古の時に先生から新しい袱紗を頂きました。新年に向けて干支の袱紗を求めなかったので、来年のお稽古始から使わせて頂こうと思っています。先日、粗忽珍さんのブログで拝見した奥様がお作りになった数奇屋袋風のものが、とても工夫された良いもので、次に作るときは参考にさせていただこうと思っていましたが、この機会に作ろうかなと。材料の布をガサガサと探していたら出てきたのがこの古袱紗です。 何の変哲もないタダの四角に縫った布ですが、これには苦い思い出があります。この布は太子間道といって、昭和の時代に龍村が復刻して頒布したものです。縁あって随分前から私の手元にありました。何年か前に偶々お稽古で和巾点をしたときに、この布の事を思い出し、充分な量があったので中次用の仕覆と古袱紗と茶杓の袋を作ろうと思いつきました。誰に習った訳でもなく、まずは手始めに古袱紗を作りました。鋏を入れるときに一瞬迷いましたが、本に書いてある通りの布目を通したつもりです。出来た!ってことで調子にのってお稽古に持参しましたが、見た瞬間に先生の目が。。。なんて事を!って2週間に亘って(お稽古2回ですが)きつくお叱りを受けました。布目が縦横逆で作ってしまいました。どうして鋏を入れる前に相談しなかったのか、解らないことを尋ねる謙虚さが足らない、たかが布キレではなくて一事が万事、等々。あまりにも厳しく仰られたので破門されるかと思ったくらいです。自戒の為に、この古袱紗はそのままにしてあります。見る度に私は謙虚でいるだろうかと自問します。 さて、どの布で作ろうかな。(笑)
2007年12月20日
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普段生活していて、方角ってあまり意識しません。八卦なんかじゃなくて単なる東西南北。何時も車で走っている道路がどちらの方角に向かっているかなんて考えずに運転していますし、電車も線路の導くままです。ところが知らない土地に行くと地図を見ても方角がわからないとどちらに向かっていけば良いのかわかりません。私は、今は日本海側に住んでいますが、生まれ育ったのは太平洋側です。感覚として、海は南、山は北、駅の正面は南に向かっていて、ずっとそのまま行くと海に出ると刷り込まれています。この思い込みのせいで、とんでもなく道に迷うことがあります。(笑)地図を見るのは苦手じゃないけど、基本設定に問題ありです。方向音痴じゃないと思うんだけどなぁ。。。。ま、八畳下手をすると4畳半でも道に迷うことがあるから、やっぱり方向音痴なのかなぁ。(爆)
2007年12月15日
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勉強会が終わりました。色々と予期しないことが重なったとはいえ、とても納得のいかない出来でした。皆さん初めて手にする道具でお点前をすることになるので、アクシデントは仕方がないといえば仕方がないのですが、起こった時に精神的に動揺して、何時も通りのことがきちんと出来なかった自分が許せません。終わってから、ああすれば良かったとかこうすればよかったとか反省しきりです。翌日、通常のお稽古に行ってきました。先生は『上等ですよ』と励ましの声を掛けてくださいました。動揺して何時も通りの事が出来なかった自分が許せないと言ったら、『あの状態であれ以上は無理だと思うけれど、そう思って精進することは良い事ですね』と微笑んでいられました。七事式は技術を磨く為にすることだと思っていると書きました。その考えは今も変わりませんが、精神力に裏付けられた技術というか、確かな技術に裏付けられた気持ちのゆとりというのが、私には無いのだなとしみじみ思いました。お疲れだろうからお稽古は好きなことをしなさいと仰られたので、後炭と薄茶の平点前を。『美味しいお茶でした』と、言ってくださるのが何よりも励みになります。私は常にいい加減に適当で、何事も程々が一番と思ってダラダラ過ごしていますが、たま~にこういう機会を持って自分自身を律しないといけません。(笑)まぁ、喉元過ぎればって言葉通り直ぐに忘れちゃって。その喉も人より短かい私です。(笑)
2007年12月13日
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明日は極々内輪で、業躰先生をお迎えして勉強会があります。科目は『炭付花月』『貴人点』『貴人清次』『壺荘付花月』です。今回、初めて参加させていただきます。本来は当日くじを引いて誰が何を担当するか決めるので、どの科目の何の役が当っても出来るように予習をしておかなければならないのですが、今回は初めてということで事前に決めていただいて『壺荘付花月』をすることになりました。花月は七事式の中のもので、修練の為に行われます。亭主、客の役もその場で折据(くじ)を引いて決まります。くじ引きでお茶を点てるのですが、お茶を点てている最中には誰が飲むとも解らずに点てるので『お点前』ではないといわれます。だから、お茶を飲む客も『お点前頂戴いたします』という挨拶はしません。花月では坦々と物事が進みます。呼吸を合わせるというのも大事な要素で、歩くことも自分のリズムではなく、周りと合わせるということが必要です。自分以外の人が配置したお道具でお茶を点てるということも花月ならではのことです。他人が準備したお道具の点前座というのは何となく居心地が悪いものなのです。お道具の位置というのはかなり厳格に決まっているのですが、普段のお稽古ではついつい適当になって微妙にずれてしまったりします。花月をすると、自分のズレを確認することができます。決まりきったことを正確に出来るようにするのが修練だと私は思っています。そうする技術が備わってこそ、どんな局面にも柔軟に対応できるようになるのではないかしら?なんて、随分えらそ~に(笑) ちょっと前から体調を崩していて、風邪気味です。私の風邪の初期療法はにんにく入りニラ玉雑炊なんだけど、流石ににんにくはまずいですよねぇ。早く寝ようっと。
2007年12月11日
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皆さんがクリスマスコーディネートをされているので、私も!と思うもののクリスマスの小物なんて持ち合わせがないんでした。(笑)で、なんとなくクリスマスな雰囲気の小物で組み合わせてみました。 帯揚は数年前に通りすがりの呉服屋さんのワゴンの中で見た瞬間にクリスマスぽいなぁと思って求めたもの。もみの木カラーにポツポツとカラフルな絞りです。帯締めは赤を基調にゴチャゴチャした感じが年末の喧騒っぽいもの。赤瑪瑙が三つ付いています。帯は博多の染め袋帯。今回出してみてシミを発見。白地の所だから気になるので染み抜きしなきゃいけませんねぇ。。で組み合わせるとこんな感じになりました。手抜きで、先日のニシキヘビ大島に 光の加減で暗いけど、もうちょっと華やかな雰囲気です。って、ここまで書いて保存してアップし忘れてました~。下書き機能も良いんだか悪いんだか。(笑)
2007年12月10日
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色々なところでホットケーキミックスを使って炊飯器でケーキが簡単に出来るというのを聞いて、いつかはと思っていましたが、今日やっと作りました。 画像を載せて紹介するほどのものでもないんですけれど、本当に簡単に出来ました。頂き物のリンゴが酸っぱかったので、入れることに。ホットケーキミックスの1袋が200グラムなのでレシピをみると5合炊き炊飯器っていうのが多いけど、そんなに大きいのは要らないので、半分にして3合炊きで作ってみることに。まぁ、他のものは良いとして、卵半分って。。。料理のレシピでたまに見る分量だけど卵半分って計り難くいですよね。それで、残った半分の卵は如何すればいいんでしょうか?分量は、皮を剥いて薄く切ったリンゴ1個、ホットケーキミックス100グラム、牛乳50cc、卵半分、溶かしバター適当、砂糖適当です。これを混ぜて炊飯スイッチを入れるだけ。ちゃんと焦げ色がついたのは、溶かしバターを塗った(垂らしてグルグル回した)からかもしれません。で、ブツブツ文句を言っていた卵の残り半分は如何したかというと あまりに簡単だったので気をよくしてバナナケーキも作っちゃいました。分量はリンゴをバナナ2本に変えて、バナナリキュールをちょっと足しただけ。焼き上がりにもバナナリキュールをドバドバっと掛けたいところだけれど、車の運転に支障が出ると困るので断念。焼き色をもうちょっと濃くしたいなと思って、バターを塗った後にグラニュー糖をパラパラ落としてみたけどあんまり変化無し。本当はザラメを入れたかったのに無かったから。いやぁ、ホント簡単に出来ちゃいますね。お味の方は、アップルケーキは生のリンゴをそのまま使ったこともあって水分が多く、しっとりというよりも、むしろベチャって感じです。リンゴの量を減らすか、先に下処理をしたほうが美味しくなりそうです。バナナケーキは充分美味しくいただけます。今度はサツマイモで作ってみようかと思います。手間と味を天秤にかけて、このくらいなら合格じゃないかしら?えっと、今日のオヤツじゃなくて今日と明日のオヤツです。(爆)
2007年12月09日
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今日のお昼はお茶の社中の忘年会でした。ステーキハウスですから、着物の人はいませんでした。というか、お茶のお仲間でお茶会以外の所に出かけるときに着物の人ってまずいません。写真は写し難い雰囲気だったのでありませんがとても美味しく頂いてきました。先生から言葉の玉手箱のプレゼントを頂き、皆さんと500円程度のプレゼント交換。癒し系の匂い袋を頂いてきました。 色の濃い大島に色の薄い塩瀬ってハズレ無しの組み合わせで芸がありませんが(笑)ただ、やはりこういう大島を見るとつい蛇っぽいと思ってしまいます。模様といい色といい艶といい、ニシキヘビみたい。。。(爆)でも、着ちゃうのだ!
2007年12月08日
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来年に向けて、何か一つ新しいものをと思い扇子を求めました。宮脇賣扇庵 茶扇子 彩南天お茶の扇子は人前ではまず開く事がないので、中の図柄は何だって良いとは思うもののやっぱり気に入ったものが良いですよね。暑い時に、茶扇子を広げてパタパタ扇くなんてことをしたら大顰蹙です。(笑)私の場合、毎月お月謝を先生にお渡しする時に扇子を半開きにした上に封筒を載せてお渡しします。普段開く事がないので、親骨(外側の太いところ)の色だけ、白、煤竹、黒とか留意はしていても中の事は全く無頓着でいますから、不意に開く事があると真夏に紅葉とか大恥をかくこともあります。(笑)ウチの社中では決まったお月謝というのがありません。一緒にお稽古するお仲間と相談しながら其々に思う金額を封筒に入れています。こういうやり方は今時は珍しいのかもしれません。今日のお昼、ラストオーダー14:00の10分前くらいに滑り込み、慌てて何時もと同じものを注文しました。お魚屋さんの台所という触込みでケーキ屋さんもやってる『さくら三州』というお店です。 カルパッチョ定食と食後にチーズケーキ、デザインカプチーノです。美味しかったんだけれど、注文してからメニューをみると牡蠣のとろとろあんかけ石焼丼なるものが。。。意地汚く、メニュー写真を激写(笑) 次は絶対にコレ!
2007年12月07日
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今日はお茶のお稽古に行ってきました。勉強会でする『炭付花月』『壺荘付花月』をサラッとして、紐結びと足運びを先生に確認していただきました。同じ日に『貴人点』『貴人清次』も科目にありますが、それは先日したので今日は無し。勉強会なので、当日組むであろうメンバーとの練習はありません。当日、折据(くじ)を引いて席入りの順番も決まります。心配だなぁ。。。。 最初に洗張りに出した大島の着物達が戻ってきました。殆ど着ていない自分の着物なのでシミもなく(無地の紬は焼けてたけど←まだ言う)綺麗です。さて、仕立てなくてはいけません。自分では袷の着物は縫えないので、何処かにお願いすることになります。今回、ご想像通りかなりの量の大島がウチに着ました。既に洗張り&胴裏の染め&仕立てをお願いしたモノもありますが、迷っているあれ・これ・それや他にもあって、これらを仕立てて着るとなると何時かは『いつも大島の人』と呼ばれる日がくるかもしれません。(爆)ものいりだなぁ。。。まぁ、少しずつ気長にお願いしよう。しばらくは大人しくしてないといけません。(笑)
2007年12月06日
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モダンになる予定だったけど、ちょっと違ったみたいです。(笑)箪笥の中の着物と帯で、絶対に合う筈だと思っていたのに実際に組み合わせてみるとイマイチっていうことがあります。この大島は、抽象的な柄がモダンな印象で、八掛の色がこの帯の色と殆ど一緒。一目見た時からこの帯は絶対に合うはずだと確信していました。ところが実際に合わせてみるとどうもいけません。帯の柄が合わないのかなぁ。 半襟は失敗だったなと自分でも思うんですが今ひとつしっくりしない。懲りずに半襟と帯揚と帯〆、おまけに帯の巻き方向まで替えてみる。 益々いけません。(爆)光線の加減もあるんでしょうけれどなんだかなぁ。。やっぱり無難に肌色の半襟にしておけば良かったかな。これもこの騒動中の戦利品。意外と難しいことが判明したので、お手入れしようか迷っています。(笑) ところで、この大島、箪笥から出して手に取るととっても冷たい。昨日の物より断然冷たいんです。産地の差なんでしょうか?それとも個体差?はたまた単なる気のせい?
2007年12月05日
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賛否両論というか、今のところ否はないんですが、冬の大島。 梅松模様の大島に竹の塩瀬を合わせてみました。 寒々しさ軽減の為、半襟は肌色を使ったんだけれど、蛍光灯の下、携帯のカメラではむりでしたね。前板もいれずにグズグズの着付けで恐縮ですが松にも竹にも緑がないのでせめて帯揚に緑を入れてみました。これで正月はアリでしょうかねぇ。(笑) とは言えこの着物、今回の騒動で入手した古着なので、サイズが私にあっていません。ついでに言えば丈も足りません。あと2寸、せめて1寸でもあればという感じ。オマケに昔の紬の袖丈の相場?の1尺2寸で、指で触った限りでは1尺3寸は無理そうなのです。 若い頃、長い袖丈に憧れていて、紬と言えども1尺3寸を主張する私に、呉服屋さんと母が頑として譲らず、紬は1尺2寸だったことをふと思い出し、この際だから1尺2寸もありかなぁなどと思いながら、洗張りして仕立て直そうか迷っている中の一つです。(爆)いい感じの大島なんですけれどね~。
2007年12月04日
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急に大島を着てみようと思った私。軽くて着易そうなのはちょっと羽織っただけで解るんだけれど、これからの季節寒いかしら?まぁ、大島は秋と春の着物ってイメージはあるし、真綿紬のほうが暖かそう。だからと言って冬に着てはいけないってものでもないように思うのだけれどやっぱり後ろ指をさされてしまうものでしょうか?コートの下にノースリーブのワンピースでも許される昨今、大島が冬に着られないってモノでもないような気がするんだけれど。なんて言い張るのは、この騒動中、梅と松の織り込まれた大島を手に入れました。これに竹の塩瀬の帯で『松竹梅』って正月に着たら変?ってちょっと思いついただけなんですけれどね。(笑)
2007年12月03日
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飾壺の紐結びの練習も、3日目となると扱いが雑になっていけません。あまりにも同じ事を繰り返し練習すると集中力を欠いてよい結果にはならないような気がします。明日からは集中して、一度だけ綺麗に結ぶことにします。なんて言うと、一体どれだけ練習したんだろうって思われちゃいますね。(笑)この3日、毎日5回くらいですけれど。 ところで、私のお茶の先生は、日頃目にしたり聞いたりしたことで、良いなって思うことがあると『ことばの玉手箱』といって私たちにもお裾分けして下さいます。最近、NHKの子供番組の中でお茶の割り稽古をしているらしいのですがその中での言葉。 茶道では 作法に日本人が大切にして来た 美しいからだの使い方をたくさん習います。床の花を見るときは 花を生けた人に感謝をして拝見しましょう。いつも心と形がよりそうように 大切にていねいに楽しんで習いましょう。 明日からは、大切にていねいに楽しんで習います。(笑)
2007年12月02日
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ちょっと風邪気味の今日、おなかの調子も良くないのに、何故かカレーが食べたくてランチはインド料理屋さんへ。いっせいに並んで踊る『踊るマハラジャ』的なビデオが流れる中 こんなホリデーランチなるものを食べてきました。カレーは2種類、ひよこまめのカレーとチキンのカレー。シシカバブとタンドリーチキンがちょっとだけ付いてます。巨大なナンの下にはご飯も隠れていて、食後にチャイかラッシーが付いて1,000円ほど。とんでもない田舎にあって、開店したばかりの時は何時行ってもお客さんが誰も居なくて、つぶれちゃうんじゃないかって心配でしたが、行く度にお客さんの数が増えて、当分は大丈夫そうです。 夕方、茶壷の紐を結んでみました。本日の記録、5分5秒。案外大丈夫そう?(笑)
2007年12月01日
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友達に飾壺を借りてきました。とりあえずカンニングペーパーを見ながら結んでみる。 何とか形になったけど、問題はこれから。花月の壺荘はタイムトライアル。さっさと済ませて戦線(くじ引)に復帰しなければなりません。目標は5分だけど、無理かなぁ。。。無理だろうなぁ。。。風邪気味で頭が痛いから、今日はもう寝ようっと。特訓は明日から!
2007年11月30日
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お茶のお稽古に行って来ました。炉になって間もないので、おさらいを兼ねて前回は続き薄茶をしましたが、今日は唐物茶入れでお濃茶を練ってきました。先生『来月の12日は大丈夫ですか?』私 『??』先生『○○の勉強会があるんですけれど、出席できますね?』私 『多分、大丈夫だと思います。』先生『新人さんに壺荘付花月を担当して貰おうかと思うのだけれど、前に研究会でしたことがありますよね。』私 『はい、私は初花を引きました。』確かあの時、花月なのにノンビリお点前をしていたら業躰先生に月(紐を結んでいる人)に対する思いやりですか?と皮肉を言われたんだった。先生『今回は月をお願いしますね。本来は初めから決めておくのはいけないけれど、最初だからオマケです。』私 『・・・・・頑張ります。』 年に数回、業躰先生をお迎えして勉強会をする地域の有志の集まりがあり、先生のお口添えで今年から参加させていただくことになりました。今回から参加する方が何人かいらっしゃるので、その方々と壺荘付花月をすることになりそうなのです。まだ、正式ではないけれど、現在その会の代表をしているのはウチの先生なので多分決定だと思います。。。研究会で壺荘付花月をしてからもう何年も経っているので、紐の結び方なんてすっかり忘れてます。そういえば『年に1回でいいから、やってみなさいね』って言われてたんだった。帰ってきてから、慌ててカンニングペーパーを引っ張り出してはみたものの、飾壺なんて持ってないし。あと2週間もないんですけれどぉ、大丈夫なんでしょうか?
2007年11月29日
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最近『ちあきなおみ』が人気らしいです。コロッケのモノマネでしか見たことがない人も多いかもしれませんが、私は勿論リアルタイムで『喝采』を聴いていました。大人の視聴に堪える女性ボーカリストということで『高橋真理子』の人気も根強いみたいですけれど、私の最近のブームは『テレサ・テン』(漢字表記を撥ねられてしまいました)『愛人』とか『つぐない』とか、耐える日陰の女を歌っておじさま達のアイドルだった『テレサ・テン』です。もっぱら聴いているのは北京語で歌っているもので、色々な意味で有名な『何日君再来』もお気に入り。なんて官能的な歌声!本気で北京語を習おうかと思うくらい。(笑)若い頃、テレビで見るテレサ・テンは、何だか着る物のセンスもイマイチなオバサンだったけれど、彼女の没した年齢を遥かに超えるオバサンになった今、純粋に彼女の歌は素晴しいと思うようになりました。リアルタイムにギリギリで間に合わなかったビートルズ、レッド・ツェッペリン、クイーン、プリンスetc。ディスコで踊狂っていたこともあったし、ビジュアル系バンドが好きだった時もありました。『Gackt』なんて『MALICE MIZER』に入る前から知ってるもの。(笑)その時々に色々な音楽を聴いてきましたが、今は『テレサ・テン』歳かなぁ。。。(笑)「アジアの歌姫」バンザイ!テレサと並び称されるこの人の声も官能的!
2007年11月27日
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大島に目覚め、オークションに参戦した甲斐あってポツポツと私の周りに集まってきています。実は私の父が大島を良く着る人でした。特に好んで着ていたのが抹茶色の亀甲のお対でした。虎視眈々と狙っていた伯母が鬼籍に入り、当の本人は脳梗塞を患ってほぼ寝たきりになってしまったので着る人のなくなった大島が実家の箪笥の中にはあるはずです。オークションを徘徊などせずに実家の箪笥をひっくり返したほうが良いのかもしれませんが、私はどういう訳か知っている人が着た着物にハサミを入れることが中々出来ません。特に好んで着ていた着物は、『母の着物』であったり『父の着物』であったりするので、どうしもそれを着た自分というのが想像できないんです。母から譲られた着物もありますが、解いて自分のサイズに仕立て直すのにはかなりの覚悟が必要で、実際に仕立て直したものもありますが、一度も袖を通していません。着物として生かして着てあげる事が一番だと思うのですが、多分この先も父の着物を仕立て直して着ることは無いと思います。 『大島は嫌い!』は思春期の『父が嫌い!』と一緒だったのかもしれないなぁとふと思ったりしています。(笑)
2007年11月26日
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熱病に浮かされたように、オークションで大島を探すことも一段落。後は目出度くウチにお迎えした着物達の世話に四苦八苦している状態の今日、すっかり過去の物となった大島の次点繰上げ通知が来ました。終了したのは11月の9日。10日以上も前の話で、タイトルを見ても直ぐにはどんな着物だったか思い出せないくらい。(笑)早々に見切ったので入札価格は3,000円。それ以上深追いするつもりが無かったものなんです。画像から判断すると、安い白大島に有りがちな横絣に見えるし、シミもあって丈も長くはない。でも、ウチに来たかったのかな?と受諾することにしました。見てみないと決められないけれど、今の予定は着物襟の塵除けコートなんかどうかな?と思っています。袖を絞って作れば水屋着にもなるかなぁと思ったり。 ところで、私は随分前からオークションには参戦していますが、次点繰上げって始めての体験です。世の中には結構あることなんでしょうか?
2007年11月22日
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夜になって、何時もお願いしている悉皆屋さんから電話がありました。先日、大島に目覚めた時、洗張りして仕立て直しするつもりでお願いしたものの見積の連絡です。折角だから?他のものも一緒に洗張りしておこうと4点程出したのですが、『大島他2つは特に問題になるところはないので普通に洗張りしておきますが、無地の紬はスジと焼けが残りましたのでどうしましょうか?』と聴けば両方すると洗張りの代金の他に9千円ほど掛かるという。無地の紬は淡いグレーの虹色?暈しで共染めの八掛が付いていて、紋を入れれば普通の色無地と同じように着ても良いと言われているものです。巾を詰める仕立て直しならそのままにしておいても構わないけれど、巾を出すほうなので仕方ありません。『お願いします』と電話を切ってからタメ息が出ました。無地の紬にしてはかなりのお値段だったような気がするし、世話の掛かるヤツだなぁと、太った自分の事を棚に上げて思わず。。。軟弱者!!
2007年11月20日
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