2009年11月の記事
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宝石学会紀行～感性を磨く～
前回のブログで、美しく育てられたイタリア人の友人と田舎で地味に育った娘（←私じゃ）の話を書きましたが、生まれや育ちは変えることはできないですね。育った環境が、自分の気質や性格形成に大きく関与したとしても、自分の嫌な点（これが結構多いんだけど）を変えることは難しいです。まぁ、この年齢になったら、自分でも嫌だなぁと思う部分とうまく折り合いをつけて生きていくしかないですね。（↑あきらめの境地？）でも何歳になっても磨くことができるもの、それは、感性どう磨くか？入力なくして、出力はありません。そこで、意識を高めてくれるものに触れる機会を自分に与えます。ロンドン在住でオペラと着物をこよなく愛されているロンドンの椿姫さまは、私にとって、そんな機会を与えてくださる方です。彼女のブログ、オペラ三昧イン・ロンドンは、オペラの話をわかりやすく説明して下さっています。昨年はオペラハウスへバレエを観に参りましたが、今年もオペラをご一緒に・・・・ロイヤル・オペラハウス（ロンドン）オペラが始まる前の待合の様子・・・もゴージャスな感じですね！シャンデリア・・・があるだけで、テンションが高まって行きます～！！（ここでキョロキョロ見回してしまう・・・田舎モノの私・・・）始まる前のゆったりとした緊張感・・・・あぁ、ええわぁ。今回観たのは、情熱的な「カルメン」これがどう私の感性を磨くのか？？？将来が楽しみ～！！（↑嘘うそ）ロンドンの椿姫さま（左）と。来年も素敵なオペラにご一緒できますことを楽しみにしております♪
2009.11.20
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宝石学会紀行～美しくある～
宝石学会紀行、第３弾です～♪今年もスリランカで一緒に宝石学を学んだエリサに再会しました。彼女はイタリア人で、宝石学の勉強を終え、その後（３年くらい前）イギリスに移りました。宝石の鑑別にも興味があるけど、彼女はジュエリーデザインが好きで、今年からその勉強（学位取得）を本格的にしています。彼女のデザインしたジュエリーは、私もいくつか取り扱ったことがあるけど、モダンで鮮麗されていて、すぐに売れていきます。彼女と話をする度に、宝石に対する新しい視点に気がつきます。一緒にマンチェスターのクラフトフェアへ。ジュエリーや小物など、デザイナーが販売しているので、直接話を聞くことができます。バーミンガム在住の日本人の方もいらっしゃいました。Ms.Nobuko Okumura WEB原石のユニークさを生かしたジュエリーを作成されています。異国でがんばる日本人に会うと励まされますね。（私も南国で頑張ってます・・・のほほ～んとしてるけどね）育った環境というか、国民性というか、これほどまで、自己形成に影響するのか？とエリサと話をする度に思います。それは、彼女は子供の頃から、美しくある（自分が美人ということではなく）服装や髪形、持ち物など・・・美しいことが大切であると育てられてきたそうで、私なんか、着やすい、安い、もちがいい・・・・・・という観点で育ってきた私とは大違い（↑どんな育てられ方だぁ？）他人に迷惑をかけるなとか、清潔にしておきなさいと言われたけど、美しくありなさい・・・・・・とは、・・・・・言われなかったよなぁ・・・田舎だったし。でも、美を追求する姿勢というか、美に関心を持つことは、宝石をビジネスとしてして行く上で、絶対かつ必要条件なのです。価値ある宝石やジュエリーは、やはり日常からはかけ離れたものであると思うし、日常ではあっても、素敵な指輪をつけた瞬間、どこか、素敵な、心ときめくような場所へ、自分がワープできるジュエリーはそれが演出できるものだと思います。今回は二人で、マンチェスターの古い図書館巡りをしました。この天井のデザインもジュエリーに活かせたら・・・この小さなドアの向こうに・・・↓歴史ある本が並んでいます。（写真はエリサです←かなり美人なんですよぉ～！）
2009.11.14
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宝石学紀行～王室ジュエラーと～
毎年、英国宝石学協会の宝石学会の時には、学会以外に様々な勉強会も用意されていて、オプションで参加できるようになっています。今年参加したのは、毎年人気の高い、Private Viewing of the Crown Jewels英国王室ジュエラーらの案内で行く、ロンドン塔の王室ジュエリーの見学ロンドン塔、曇った天気がとても良く似合う…怖っ。２０年くらい前に行ったけど、拷問部屋しか記憶に残ってない・・・案内役のMr.David Thomas MVOは、１９９１年から２００７年まで、王室専属ジュエラーとして、女王様の王冠の管理などをされていた方で、２年前の宝石学の卒業式で、認定証明書を手渡して下さった方です。その時の写真↓豪華絢爛なゴールドスミスホールで・・・あぁ、なつかしい。自分の結婚式より華やかだったなぁ。そんな方の案内で、ジュエリーが見られるなんて・・・華やかな世界とは無縁な生き方をしているので、この時ばかりは楽しんでおきましょう♪(↑ロンドン塔で？）まずは、ロンドン塔案内役の方から塔についての説明があります。こんな陰湿な場所をとてもユニークに話されていました。(↑・・・と思う。みんな笑っていたから・・・）(↑聞いていなかったのか？・・・だって英語ですからね。）こんな、ゲートを見るだけで、ロンドン塔を満喫できますね！！↓…間違って落ちて来たら…怖い（汗）残念ながらジュエリールームは撮影禁止。なので、購入した本の写真を参照しましょう。このサファイアの青は、絶対スリランカ産だと思う。(↑色だけで鑑別してはいけませんが・・・）これを見た時、スリランカの採掘現場で半身裸で働く、鉱夫たちのことが思い出されました。すると、寒いロンドンなのに、南国独特の気だるい風と埃と椰子の木陰と、照りつく日差しが、フラッシュバックのように頭に映し出されていきます。甘ったるいような、乾いたような匂いが、つ～んと鼻先でして、なつかしい気持ちでいっぱいになりました。王室ジュエラーのMr.David Thomas MVOと。第１０１回宝石学会のことをジェムランドのジュエリーブログ、「スリランカ宝石便り」に書かせて頂きました♪（スリランカ宝石便りをクリックして下さいね）
2009.11.03
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