ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

2008年10月04日
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何だか昨日は近所のジュラの山々に雪がかかったジュネーブ。え~?いくらなんでも早くない?

10月中にインターラーケンの方へトレッキングへ行くとか言ってたんですけど、1500M以上ではもう雪だとか。トレッキングは無理です(^^;)。

ということですが、気を取り直して。

小屋でのまったり時間とブルーベリーのせいで時間が押しています。
昼食はシャモニへ下る分かれ道のあるブレチェール近くの広く開けた場所で。
切ってきたパンにトマト、ハム、チーズをはさむいつものサンドイッチ昼食。

おやつも食べ、約30分の昼食休憩後また歩きはじめます。

シャモニ ブレチェールからモンタンヴェール途中

コースには所どころうっすらと雲。このコースは大部分が2000m以上です。

やがてモンタンヴェールへの分岐が現れます。左の平坦な道を行っても、ここから小刻みにジグザグと一気に登っている道を行っても結局モンタンヴェールへ着きます。

子供も一緒だし、普通に考えたら平坦な方へ進みそうですが、ここは一気に登る道が正解だそう。山と渓谷社の「シャモニ周辺を歩く」によると、左の平坦な道の方は下りだけれど道幅が狭く、道の谷側はスッパリ切れていて転落したらとても生きてはいられない・・・んだそうです。

ということで、登っていきますが・・・。

モンタンヴェールへの巻き道分岐から左の登り

え~・・・これ登るん?
傾斜も結構あって、もうバテそうにしんどいんですけど~。
ここで一気に80~100m登ります。

死にそう(^^;)。

ですが、何とか登りました。
ここで一気に足裏に疲労が。
登りきって景色が開けた所でおやつ&飲み物休憩。

もうあと2.5キロくらい。
歩かねば・・・・(^^;)。

ここからは足もとが礫になります。

シャモニ Le signal頂上への道



シャモニ トレッキング

こっちの道だって、落ちると結構怖いかも(^^;)。

やがてドリュ(3754m)が姿を表し、Le Signal(2204m)頂上へ。

Le Signai山頂

一応記念撮影。既に元気なのは子供ばかり(^^;)。

ここまで来るとモンタンヴェールはもう近いので、そちらからここまで登ってきた人たちもいて、20~30人の人がいます。この頂上は大したことないんですが、この付近からのメール・ドゥ・グラスとグラン・ジョラス(4208m)の眺めはとても素晴らしいですよ。

Le Sigal山頂付近からのグラン・ジョラス

雲の奥に見える白い壁の様な山がグラン・ジョラス。丁度グラン・ジョラスの部分だけ雲が切れてラッキーでした。

この後はもう下るだけ。1913mのモンタンヴェール駅まで、2.2キロの道のりです。前にドリュが見えるはず・・・ですが、残念ながら雲がかかってドリュの姿は見えなくなっていました。既に時刻は3時半近く。陽が傾き、こちら側は山の日陰になって寒いです。

シャモニ モンタンヴェール付近の登山道

正面にはドリュから流れ落ちる滝が幾筋か見えます。
下の峰に、 去年歩いたコース途中のモッテ小屋 がほんの小さくみえてます。

この下り道は途中でメール・ドゥ・グラス氷河のビューポイントがあり、また、道の両側はアルペンローゼの群生なので、シーズンに来たら一面のアルペンローゼとグラン・ジョラスの組みあわせの景色が楽しめます。メール・ドゥ・グラスの駅からも2キロくらいなので、そちらに来たついでに登ってみるのもお勧め。

ということで、無事約7.5キロを歩き切り、最後はモンタンヴェール鉄道でシャモニまで降りてきました。

モンタンヴェールの駅

モンタンヴェール駅

大変だったけど、トレッキングもだんだん慣れてきましたね~。以前のように翌日足が筋肉痛になるようなことはもうなくなりました(^^;)。

今回のコースは、モンタンヴェールよりドリュを見ながらプラまで下るコースより良かったです。マーモットにも2回出会えましたし、沢渡りや礫道など道に変化があって、歩くこと自体が楽しいコース。7.5キロの山が歩けるお子さん連れにはお勧めです。

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最終更新日  2008年10月05日 02時17分37秒
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